PCヘルスチェックツールでWindows 11が動作するかどうかを確認する方法
Windows 11は、Windows 10から大幅に進化したバージョンとして、無料アップグレードの形で提供されています。数々の新機能や新しいツールが搭載されているため、Windows 11のシステム要件は従来とは少し異なることが予想されます。そこでMicrosoftは、お使いのPCがWindows 11を実行できるかどうかを事前に確認できる公式ツールをリリースしています。

PCがWindows 11を実行できるか確認する手順
PCがWindows 11に対応しているかを確認する最も簡単な方法は、以下の手順でシステム要件チェッカーを実行することです。
- Microsoftのサイトから「PCヘルスチェック(PC Health Check)」ツールをダウンロードし、PC上で実行します。
- ツールを起動すると、まずPCの正常性(ヘルスステータス)のチェックが自動的に行われます。
- 次に、「Windows 11のご紹介(Introducing Windows 11)」という項目の下にある「今すぐチェック(Check now)」をクリックします。
- 「このPCはWindows 11を実行できます(This PC can run Windows 11)」という結果が表示されれば、システムにWindows 11をインストールできます。
- 表示されなかった場合は、システムのアップグレード(ハードウェアの増設や交換)が必要です。
Windows 11のインストールを許可するメッセージが表示されたら、そのPCがWindows 11のシステム要件を満たしていることを意味します。また、このツールは「Windows 11のインストール準備が整い次第、改めて通知する」という旨も案内してくれます。Windows 11の正式リリース後にこのツールを導入した場合は、OSを無料でインストールするオプションが表示される可能性もあります。
PCヘルスチェックツールは、Microsoftの公式サイトからダウンロードできます。
【更新情報】複数バージョンの提供開始(2021年8月27日)
Microsoftは現在、64ビット版Windows、32ビット版Windows、Arm版Windows、そしてSモードのWindows 10 PCにそれぞれ対応した3種類のバージョンを提供しています。
お使いのPCのアーキテクチャを確認するには、以下の手順に従ってください。
- スタートボタンをクリックします。
- 検索ボックスに「バージョン情報(About)」と入力します。
- 「PC情報(About your PC)」システムアプリを起動します。
- 以下の項目を確認します。
- エディション(Edition)に「SモードのWindows 10 Home」と表示されている場合は、Sモード用のダウンロードを選択してください。
- システムの種類(System Type)に「64ビットオペレーティングシステム」と表示されている場合は、64ビット用のダウンロードを選択してください。
- システムの種類に「32ビットオペレーティングシステム」と表示される場合や、Armバージョンが表示される場合は、Armまたは32ビット用のダウンロードを選択してください。

この更新版では、適合性チェック機能が強化され、より分かりやすく改善された判定メッセージのほか、具体的な対処手順を含む関連サポート記事へのリンクも追加されています。
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参考:その他の互換性チェックツール
- WhyNotWin11:ハードウェアをスキャンし、PCがWindows 11と互換性がない「理由(WHY)」を具体的に教えてくれるシステム要件・互換性チェッカーです。
- Checkit:PCがWindows 11に対応していない理由を詳しく分析してくれるツールです。
- Windows 11 Compatibility Check Tool:同様のチェックに加えて、修正方法の提案まで行ってくれるツールです。
- Windows 11 Requirements Check Tool:PCとの互換性をシンプルにチェックします。
- Windows 11 Check & Enable:PCがハードウェア要件を満たしているかを確認できます。
- PCがWindows 10を問題なく動かしていたのに「このPCではWindows 11を実行できません」というメッセージが表示される場合は、専用の対処法記事をご参照ください。
- Microsoft自身も、Windows 11 PCチェックツールにはさらなる改良が必要であることを認めています。アップグレードできない原因を特定できる可能性のある更新版がリリースされています。
注意!最小要件を満たしても快適に動作するとは限らない
Microsoftは2021年秋にWindows 11の出荷を開始しました。しかし、Windows 10のときと同じように、最小要件を満たすだけではOSを快適に動作させるとは限りません。過去にも多くのユーザーは、64ビットシステムの最小RAM容量である2GBではインストールぎりぎりであることに気づき、4GBへアップグレードしました。今回は「2コアの64ビットプロセッサ」といった要件があるため、Windows 11を快適に実行するには、Windows 10対応システムからかなりのスペックアップが必要になるでしょう。
ヒント:PCヘルスチェックアプリの使用中に「このPCの更新プログラムは組織によって管理されています(Your organization manages updates on this PC)」というメッセージが表示される場合は、専用の解決策記事をご確認ください。
さらに、最小システム要件を満たしていればWindows 11自体のインストールは可能でも、新しいOSには機能ごとの個別要件も存在するため、すべての機能が利用できるわけではない点にも注意が必要です。
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