【Windows 11/10】「アカウント名とセキュリティIDの間のマッピングは行われませんでした」エラーの解決方法
Windows 11/10でユーザーアカウントの名前を変更した後、「アカウント名とセキュリティIDの間のマッピングは行われませんでした」というエラーメッセージが表示されて困っていませんか?本記事では、このユーザー名変更に関する問題を段階的に解決する方法を詳しく解説します。

エラーが発生する原因
このエラーは、主にユーザー名を正しい手順で変更していない場合に発生します。ユーザー名の変更自体は簡単な操作ですが、いくつかの注意点があります。システム側が変更に正しく追従できず、通常のユーザー体験を維持するために必要な内部処理が完了しないケースがあるのです。また、一部の誤った設定が原因で、このエラーが引き起こされることもあります。
ポイント:作業を始める前に、エラーメッセージに表示されているSID(セキュリティ識別子)をメモしておきましょう。必須ではありませんが、後述の手順をスムーズに進めるための時間短縮につながります。
「アカウント名とセキュリティIDの間のマッピングは行われませんでした」エラーの修正手順
このエラーを解決するには、以下の3つの方法を順番に試してみてください。
- ExtensionDebugLevelの値を変更する
- レジストリエディターでユーザー名を確認・修正する
- 新しいユーザープロファイルを作成する
それぞれの手順について、詳しく見ていきましょう。
方法1:ExtensionDebugLevelの値を変更する

ExtensionDebugLevelは、管理対象コンピューターにおけるログ出力レベルを制御するレジストリ値です。デフォルトでは0に設定されていますが、何らかの理由で別の値に書き換わっていると、今回のようなエラーが発生する可能性があります。まずは値が正しいかどうかを確認しましょう。
- Win + Rキーを同時に押して、「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。
- regeditと入力し、Enterキーを押します。
- ユーザーアカウント制御(UAC)が表示されたら、「はい」をクリックします。
- レジストリエディターで、以下のパスに移動します:
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Winlogon\GPExtensions\{827D319E-6EAC-11D2-A4EA-00C04F79F83A}
- ExtensionDebugLevel(REG_DWORD)をダブルクリックします。
- 値のデータを0に設定します。
- OKボタンをクリックして保存します。
その後、パソコンを再起動し、エラーが解消されたかどうかを確認してください。
方法2:レジストリエディターでユーザー名を確認する

「ユーザーアカウント」パネルからユーザー名を変更した場合、レジストリエディター側の情報が更新されないことがあります。この状態が続くと、ドキュメントやミュージック、ビデオなどのライブラリフォルダーにアクセスできなくなり、本エラーが表示される原因となります。
作業を始める前に、先ほど触れたSIDが必要になります。すでにメモしている方は次のステップへ進んでください。まだの場合は、以下の手順でユーザープロファイルのSIDを調べましょう。
- 管理者権限でコマンドプロンプトまたはWindows Terminalを開きます。
- 次のコマンドを入力して実行します:
wmic useraccount list full - 表示された一覧から、該当するプロファイルのSIDを探します。
SIDがわかったら、以下の手順でレジストリ内のユーザー名を確認・修正します。
- タスクバーの検索ボックスにregeditと入力します。
- 検索結果をクリックして起動します。
- 「はい」ボタンをクリックして、レジストリエディターを開きます。
- 以下のパスに移動します:
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\ProfileList
- 先ほど調べたSIDに対応するキーをクリックして選択します。
- ProfileImagePath(展開可能な文字列値)をダブルクリックします。
- 値のデータに新しいユーザー名を入力し、OKボタンをクリックします。
- パソコンを再起動して、変更を反映させます。
方法3:新しいユーザープロファイルを作成する
上記の2つの方法でも問題が解決しない場合は、最終手段として新しいユーザープロファイルの作成を検討しましょう。手動で作成する方法もありますが、Transwizのようなサードパーティ製ツールを利用すれば、既存のプロファイルを複製(クローン)して新しい環境へ移行することも可能です。Transwizは本来、プロファイルを別のパソコンへ移行するためのツールですが、同一環境でのクローン作成にも活用できます。
よくある質問
「アカウント名とセキュリティIDの間のマッピングは行われませんでした」エラーはどうやって直せますか?
まず、レジストリファイル内のユーザー名が正しいかどうかを確認してください。その上で、同じレジストリエディター内でExtensionDebugLevelの値データを0に変更します。それでも改善しない場合は、新しいユーザープロファイルの作成が必要になるでしょう。
「マッピングなし」とはどういう意味ですか?
「マッピングなし」とは、GPO(グループポリシー)の設定に誤ったユーザー名が含まれていることを意味します。パソコン上でユーザー名を頻繁に変更している場合に起こりやすい症状です。ただし、本記事で紹介した解決策を実践すれば、問題を解消できます。
以上で解説は終わりです。この記事が、エラー解決のお役に立てば幸いです。
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【解決方法】「アカウント名とセキュリティIDの間のマッピングが行われませんでした」エラーの修正手順
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