iPhone・iPadの画面をWindows PCにミラーリングする方法【LonelyScreen活用】
iPhoneユーザーなら、Macと組み合わせれば便利な機能を存分に活用できます。Appleのエコシステムの中にいれば、ユニバーサルクリップボードやSafariリンクの引き継ぎといったContinuity機能をシームレスに利用できるからです。
では、iPhoneとWindows PCという組み合わせの場合はどうでしょう。幸い、両者を連携させる方法はいくつかあります。この記事では、iPhoneの画面をPCにミラーリングする手順を紹介します。iPadでも同じ方法が使えます。
LonelyScreenでiPhoneの画面をPCにミラーリングする
AppleのAirPlayプロトコルを使えば、iPhoneをApple TVやHomePodなどほかのAppleデバイスと簡単につなげられます。ただし、AirPlayはApple製品以外には対応していないため、WindowsノートPCに直接ミラーリングすることはできません。そこで役立つのが「LonelyScreen」です。
このユーティリティを導入すると、WindowsパソコンがAirPlay接続を受け付けられるようになります。まずはLonelyScreenのダウンロードページにアクセスし、Free Trial Download(無料トライアル)の下にあるボタンからソフトをインストールしましょう。
なお、LonelyScreenは個人利用の場合、年間15ドルのライセンスが必要です。ただし、頻繁に利用するなら類似ツールと比べて妥当な価格と言えます。
インストールは数秒で完了します。インストール直後、Windowsファイアウォールがアプリへのアクセスをブロックした旨の通知が表示されることがあります。プライベートネットワーク(自宅など)にチェックを入れて許可してください。パブリックネットワーク(カフェなど)も選択できますが、セキュリティ上おすすめはしません。
アクセスを許可をクリックし、LonelyScreenが開いていない場合は起動します。無料トライアルに関する警告が出たら、Maybe Later(後で)をクリックして先へ進みましょう。
するとLonelyScreenのメイン画面が表示されます。LonelyScreenの文字部分をクリックすれば、AirPlayサーバーの名前を変更することも可能です。これでPC側の準備は完了です。
iPhoneからLonelyScreenへ画面をキャストする手順
次に、ミラーリングしたいiPhoneまたはiPadを用意します。iPhone X以降、あるいはiOS 12以降のiPadなら、画面右上から下へスワイプしてコントロールセンターを開きましょう。それ以前のiPhoneモデルでは、画面下端から上へスワイプします。
コントロールセンターを開くと、ボタンの中に画面ミラーリングのショートカットがあるはずです。これをタップすると、利用可能なAirPlayデバイスの一覧が表示されます。
ここまでの手順がうまくいっていれば、一覧にLonelyScreenサーバーが表示されているはずです。タップすれば、iPhoneの画面がPCへミラーリングされます。
あとはiPhoneで好きな操作をするだけで、その内容がLonelyScreenのウィンドウにリアルタイムで映し出されます。見やすさを重視するなら、ウィンドウを最大化しておくのがおすすめです。
この方法でミラーリングしても、LonelyScreen経由でスマホ本体を操作することはできません。クリックによる操作は不可なので注意しましょう。ただし、内蔵ツールを使えば画面録画を作成できます。
LonelyScreenウィンドウの下部に赤いボタンが見当たらない場合は、右下の小さな矢印をクリックして下部パネルを展開してください。赤いRecord(録画)ボタンを押すと、iPhoneやiPadの画面全体の記録が始まります。
録画したい操作を行ったら、もう一度赤いボタンをクリックして停止します。動画ファイルはユーザーアカウントのビデオ(Videos)フォルダに保存されます。
接続を切断するには、コントロールセンターの画面ミラーリングでLonelyScreenの選択を解除するか、PC上のLonelyScreenウィンドウを閉じます。
LonelyScreenが動かないときの対処法
iPhoneの画面をPCへ投影するのは、LonelyScreenを起動してAirPlayで接続するだけととても簡単です。それでも何らかの理由でうまくいかない場合は、次のポイントを確認してみてください。
- LonelyScreenが起動しているか確認する:ウィンドウの最小化は問題ありませんが、終了するとミラーリングできなくなります。
- ファイアウォールの許可を確認する:通信が妨げられている場合、メインウィンドウに小さなバナーが表示されます。Fixをクリックすれば解決します。
- 対応デバイスかどうか確かめる:近年のiOSデバイスのほとんどはLonelyScreenに対応していますが、AirPlay非対応の非常に古い機種では動作しません。最低でもiPhone 4s、iPad 2、初代iPad mini、第5世代iPod touchが必要です。
- iPhoneのWi-Fiをオンにし、PCと同じネットワークへ接続する:デバイスが別々のネットワークにいるとAirPlayは機能しません。
- PCとiPhoneを再起動する:軽微な不具合は再起動だけで解消することがよくあります。
iPhone・iPadの画面ミラーリングの実用的な活用例
なぜiPhoneの画面をPCに映したいのでしょうか。たとえばプレゼンの場で、聴衆にiPhoneの操作手順を見せたいときに重宝します。さらに、LonelyScreenの内蔵録画機能のおかげで、iPhone上のスクリーンキャストを手軽に収録することも可能です。
それ以外にも、スマホの内容を大きな画面に表示できれば、周囲の人があなたの操作を追いやすくなります。急ぎの際には、ファイルを転送せずにスマホ内の動画を大画面で再生するのにも使えますし、スマホに触れずにアプリの状態をモニターし続けることだってできます。
なお、画面ミラーリング以外にも、LonelyScreenはメディアのキャストに利用できます。多くのアプリにはAirPlayアイコン(共有メニュー内にあることもあります)が用意されており、それを使えばPCへコンテンツを送信できます。
たとえば音楽再生中なら、コントロールセンターを開いて再生中パネルを強く長押し(Force Touch)すれば、AirPlay経由でPCへ送信できます。
まとめ:iPhone・iPadの画面をPCに映そう
以上、iPhoneやiPadの画面をノートPCやデスクトップPCに直接ミラーリングする方法を紹介しました。Macのネイティブ対応と比べると追加ソフトが必要ですが、手順自体は非常にシンプルです。実際に検証したところ、無料トライアル版でも問題なく動作し、時折警告ダイアログが表示される程度でした。たまにしか使わないなら、常備しておいて損はないツールと言えます。
代替手段を探している方は、画面をPCにキャストするほかの方法もチェックしてみてください。また、iPhoneがパソコンに認識されないときの対処法も参考になります。
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