Windows 10にAndroid StudioとSDKツールをインストールする方法
Android SDK(Software Development Kit)は、Androidアプリ開発を目指す方にとって欠かせない、大規模かつ強力なツールキットです。アプリ開発だけでなく、コマンドラインを使ってAndroidスマートフォンにアプリをサイドロードするなど、さまざまな用途に活用できます。
PCにAndroid SDKをインストールする際には、いくつか注意しておきたいポイントがあります。本ガイドでは、インストールの手順をわかりやすく段階的に解説していきます。
最新版のJavaをインストールする
Android Studioを使用せず、コマンドライン版のAndroid SDKだけを使いたい場合は、まずJavaをダウンロードしてインストールする必要があります。
配布ページにアクセスしたら「JDK Download」をクリックし、ページを下へスクロールして「Windows x64 Installer」をダウンロードします。
Javaのダウンロードが完了したらインストールを実行します。その後、インストール先のフォルダ(デフォルトでは C:\Program Files\Java\jdk-バージョン番号)内の「bin」フォルダのパスを控えておきましょう。
次に、スタートメニューを開いて「環境」と入力し、「システム環境変数の編集」を開きます。
表示されたウィンドウで「環境変数」をクリックし、続いて表示される画面で「Path」を選択して「編集」をクリックします。
「環境変数名の編集」ウィンドウで「新規」をクリックし、Javaディレクトリ内の「bin」フォルダのパス(デフォルトでは C:\Program Files\Java\jdk-16.0.1\bin)を入力して「OK」をクリックします。
SDKコマンドラインツールをインストールする
Android Studioは比較的容量を消費するアプリです。UIを通じて開発ツールやパッケージを直感的に管理できる便利さがある一方で、コマンドラインでの操作を好む開発者も少なくありません。その場合は、Android Studioのダウンロードページにある「Command line tools only」セクションから、いずれかのオプションを選択してください。
ダウンロードしたファイルを、ハードドライブ上の「Android」フォルダに展開・インストールします。
フォルダ内の「tools/bin」へ移動し、「sdkmanager」を右クリックして「管理者として実行」を選択します。
これにより基本パッケージがインストールされ、コマンドプロンプトが表示されます。ここで各種コマンドを入力することで、SDKツールを自由に管理できるようになります。
まずは、以下のコマンドを入力してプラットフォームツールを取得するのがおすすめです。
sdkmanager "platform-tools" "platforms;android-29"
これでadbコマンドとfastbootコマンドが利用可能になります。Android端末へのサイドロードやリカバリー関連の操作を楽しみたい方にとって、非常に役立つ機能です。
Android Studioをインストールする
Android Studioの最新機能や快適なUIをすべて活用したいなら、インストール手順はとてもシンプルです。Android Studioのダウンロードページで「Download Android Studio」を選択し、画面の指示に従って進めてください。ただし、インストール中にいくつか確認しておくべき点があります。
インストーラーは「Android Virtual Device」という追加機能のインストールを提案してきます。これは、さまざまな機能やアプリを仮想環境でテストするためのエミュレーターを作成するものです。(後ほど再度インストールするかどうか尋ねられるため、ここでスキップしても問題ありません。)
選択を済ませてインストール先のディレクトリを指定すると、Android Studioのインストールが開始されます。サイズの大きいプログラムのため、完了まで多少時間がかかることがあります。
インストールが完了したらAndroid Studioを起動します。既存のAndroid Studio設定をインポートするかどうか尋ねられるので、必要に応じて選択してください。
その後、「Next」をクリックしてセットアップウィザードを進め、「Custom」を選択してカスタムコンポーネントをインストールします。Android StudioのプロジェクトでJavaを使用したい場合は、指示に従ってJavaのディレクトリを指定しましょう。
続いてテーマを選択し、追加でインストールしたいコンポーネントにチェックを入れます。「Performance」にチェックを入れると、CPUに応じたAndroidエミュレーションのパフォーマンスが向上するのでおすすめです。Android Virtual Deviceを使用する予定があれば、ここでも選択できます。
あとは「Next」をクリックし続け、最後に「Finish」を押せば設定完了です。
Android Studioのインストールが完全に終わったら起動してみましょう。「Create New Project」をクリックすれば、豊富なテンプレートの中から好みのものを選んで開発をすぐにスタートできます。
また、Android Studioのメイン画面右下にある「Configure」をクリックすると、SDK ManagerやVirtual Device Managerなどの各種管理ツールを開くことができます。
以上が、Android Software Development Kitを使い始めるための基本手順です。Androidをさらに活用したい方は、オリジナルのAndroidウィジェットを作成するガイドや、Android向けのおすすめ無料音楽ダウンロードアプリの特集記事もぜひ参考にしてみてください。
さらに、PC上でAndroidを動作させることのできる興味深いプロジェクトも数多く存在するので、あわせてチェックしてみる価値があります。
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