Windows 10でネットワークアダプタの詳細情報を確認する2つの方法

ネットワーク管理者や上級ユーザーの方なら、パソコンに複数のネットワークカードが搭載されているケースは珍しくないでしょう。搭載されているすべてのネットワークアダプタの詳細情報を確認したい場合、デバイスの奥深くまで調べるのは大変そうに思えますが、実はそれほど難しい作業ではありません。
この記事では、Windows 10でネットワークアダプタの詳細を確認する2つの方法をご紹介します。1つ目はシステムに標準搭載されたツールを使う方法、2つ目はNirsoft製のフリーツール「NetworkInterfacesView」を使って、さらに詳しく掘り下げる方法です。
方法1:システム情報ツールを使う
Windows 10でネットワークアダプタの詳細を確認する最も手軽な方法のひとつが、標準搭載の「システム情報」ツールです。このツールは、各ネットワークインターフェースについて個別に詳細な情報を表示してくれます。以下の手順で起動できます。
1. スタートメニューを開き、「msinfo32」または「システム情報」と入力します。検索結果から「システム情報」を選択すると、ツールが起動します。実際のデータがウィンドウに表示されるまで、少し時間がかかる場合がありますのでご注意ください。
2. 左側のツリーから「コンポーネント → ネットワーク → アダプター」へ移動します。
3. 右側のペインに表示されるアダプタの一覧をスクロールして確認します。

特定の行の情報をコピーしたい場合は、その行を選択してCtrl+Cを押すだけでクリップボードにコピーできます。また、「ファイル → エクスポート」から、ネットワークアダプタに関する全情報をテキストファイルとして書き出すことも可能です。
コマンドラインで確認する方法
同じような情報はコマンドラインからも取得できますが、システム情報ツールより表示される項目は少なくなります。コマンドプロンプト(スタートメニューを開いて「cmd」と入力し、「コマンドプロンプト」を選択)を起動し、次のコマンドを実行してください。
Ipconfig /all
これにより、有効・無効を問わず、すべてのネットワークインターフェースの詳細情報が表示されます。

方法2:NetworkInterfacesViewツールを使う
NetworkInterfacesViewは、Nirsoftが提供するポータブルタイプの便利なユーティリティです。このツールの最大のメリットは、Windowsレジストリを参照することで、現在使用中のアダプタだけでなく、過去に接続されたことのある無効なネットワークアダプタの情報まで取得できる点です。デバイスの状態は、次の3種類のアイコンで表示されます。
- 有効なデバイス:緑色のステータスアイコンで表示
- 動作していないデバイス:黄色のステータスアイコンで表示
- 切断されたデバイス:赤色のステータスアイコンで表示

起動直後の画面では、すべてのネットワークアダプタの概要のみが表示されます。横方向にスクロールすると表示項目が展開されていきます。特定のアダプタの詳細情報を見たい場合は、アダプタ名をダブルクリックするだけで、そのデバイスに関する詳細情報を含む新しいウィンドウが開きます。

標準のシステム情報ユーティリティと比べたもうひとつの利点は、個々のアダプタの情報を個別に保存できるほか、ネットワークアダプタ全体の情報を一括エクスポートできることです。
個別の項目を保存するには、対象の項目を選択した状態で「ファイル」メニューから「選択したアイテムを保存」を選びます。一覧に表示されているすべての項目を保存する場合は、「HTMLレポート – すべてのアイテム」を選択してください。

NetworkInterfacesViewは、各ネットワークアダプタについて次のような情報を表示します。
- デバイス名
- 接続名
- IPアドレス
- サブネットマスク
- デフォルトゲートウェイ
- DNSサーバー
- DHCP情報
- DHCPサーバー
- インスタンスID
- インスタンスGUID
- MTU
- ステータス
- MACアドレス
これらの情報はすべてシステム情報ツール(msinfo32)でも取得できますが、NetworkInterfacesViewを使えば、より見やすく整理された形式でネットワークアダプタの詳細を確認できます。
インターフェースはやや古風ですが、現在もサポートが続けられており、32ビット版・64ビット版どちらのWindows 10でも問題なく動作します。しかも完全無料で利用できるのが嬉しいところです。
ネットワークアダプタのトラブルシューティング
ネットワークアダプタの詳細を確認するだけでなく、問題の解決もしたい場合は、Windowsに内蔵された「ネットワークアダプターのトラブルシューティングツール」を活用しましょう。このツールはエラーの検出と診断を支援するために設計されています。複数のネットワークカードが搭載されている環境では、問題の原因を素早く特定するのに役立ちます。

スタートメニューを開いて「ネットワーク アダプター」と入力し、検索結果から「ネットワーク アダプターの問題を検出して修復する」を選択します。あとはトラブルシューティングツールの指示に従って進めてください。
さらに、優先的に接続したいネットワークに毎回自動的につながるようネットワークの優先順位を変更する方法や、Windows 10でWi-Fi接続エラーを修正する方法なども合わせてチェックしておくと便利です。
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