Windows 10でピクチャーパスワードを設定・無効化する方法

Windowsパソコンには必ずパスワードを設定すべきです。多くのユーザーは従来型の文字によるパスワードを使用していますが、「ピクチャーパスワード」という選択肢もあります。ピクチャーパスワードを活用すれば、覚えにくい複雑なパスワードから解放されます。
ピクチャーパスワードとは、好きな画像の上に図形を描くことでPCにサインインできる機能です。図形は直線や円など自由に決められます。従来のパスワードに代わる新しいセキュリティ方法をお探しなら、ピクチャーパスワードは有力な候補になるでしょう。
Windows PCでピクチャーパスワードを簡単に設定する手順
まずスタートメニューから「設定」を開き、「アカウント」→「サインイン オプション」の順に進みます。「ピクチャー パスワード」の項目にある「追加」ボタンをクリックしてください。

続けてユーザーのパスワードを入力し、「OK」をクリックしてアカウント情報を確認します。「この画像を使う」を選択したら、画像の上で3つのジェスチャー(直線・円・タップなど)を描きましょう。確認のためもう一度同じジェスチャーを繰り返し、「完了」をクリックすれば設定は終了です。
グループポリシーでピクチャーパスワードを無効化する方法
作業を始める前に注意点があります。Windows 10 Homeエディションにはグループポリシーエディターが搭載されていないため、Home版をお使いの場合はこの方法は使えません。
Pro版などで利用可能な場合は、「Win + R」キーで「ファイル名を指定して実行」を開き、「gpedit.msc」と入力してEnterキーを押します。ローカルグループポリシーエディターが起動したら、「ログオン」フォルダーを探します。

目的のフォルダーへは、次のパスで移動できます。「コンピューターの構成」→「管理用テンプレート」を展開→「システム」フォルダー内の「ログオン」フォルダーを開きます。

「ログオン」フォルダーをクリックすると、右側に多数のポリシー設定が表示されます。その中から「ピクチャー パスワード サインインをオフにする」という項目を探してダブルクリックしてください。
表示されたウィンドウで「有効」を選択すると、ピクチャーパスワードによるサインインが無効になります。
「OK」をクリックして保存すると、変更は即座に反映されます。設定アプリを開き、ピクチャーパスワードの「追加」ボタンが消えていれば、正しく無効化できています。
レジストリエディターでピクチャーパスワードを素早く無効化する方法
「Win + R」キーで「ファイル名を指定して実行」を開き、「regedit」と入力してレジストリエディターを起動します。左側のフォルダーツリーから、以下のパスへ移動してください。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\System

Systemキーを開いたら、右側に「BlockDomainPicturePassword」というDWORD値が存在するか確認します。見つからなくても心配いりません。自分で新規作成できます。
右側の空白部分を右クリックし、「新規」→「DWORD (32ビット) 値」の順に選択します。作成した値の名前を「BlockDomainPicturePassword」に変更しましょう。

作成後、その値をダブルクリックすると編集ウィンドウが開きます。「値のデータ」を「0」から「1」に書き換えて「OK」をクリックすれば完了です。後で元に戻したくなった場合は、「1」を「0」に戻すだけでOKです。

まとめ
ピクチャーパスワードは、従来のパスワードに追加される保護機能ではなく、それに代わるサインイン方法です。設定も非常に簡単なので、気になった方はぜひ試してみてください。あなたはどのような方法でPCへの不正アクセスを防いでいますか?ぜひコメント欄でお聞かせください。
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