Windows 7/8/8.1のタスクバーで重複するアイコンを修正する方法

Windows 7で刷新されたタスクバーは、よく使うプログラムをワンクリックでいつでも起動できるようにしてくれる、ユーザーにとって大きなメリットとなりました。しかし、すべての開発者がピン留めアイコンに対応しているわけではありません。たとえばiTunesをアップデートする場合、一度アイコンを外し、アップデート完了後に改めてピン留めし直す必要があります。これを怠ると、ピン留めしたアイコンを右クリックしたときに名前の末尾に「(2)」と表示され、しかも一見すると修正不能に思える厄介な状態に陥ります。Windowsはピン留め済みショートカットの名前変更方法を分かりやすく案内してくれないためです。
多くのユーザーは、なぜこのような現象が起こるのか理解できず、片方のアイコンを削除しても数字が消えないことに戸惑います。これは、Windowsが同一ファイルの重複を検出すると自動的に「(2)」という連番を付加する仕様によるものですが、タスクバーのピン留めショートカットがどこに保存されているのか、最初は分かりにくくなっています。不要な番号を取り除くことは可能ですが、通常はデフォルトで非表示になっているフォルダへアクセスする必要があります。ただし、ファイルへの直接パスを入力すれば、隠しフォルダを表示設定に変更しなくても同じ結果を簡単に得られます。
重複アイコンを修正する手順

1. エクスプローラーを開いて「コンピューター」または「PC」を選択
エクスプローラーを開き、お使いのWindowsのバージョンに応じて「コンピューター」または「PC」を選択します。Windows 7では「コンピューター」、Windows 8以降では「PC」という名称になっています。OSの違いにかかわらず、この先のフォルダ構造は共通しています。
2. 自分のユーザーフォルダを開く
「ユーザー」フォルダを開き、自分のユーザー名のフォルダを選択します。ピン留めされたショートカットはユーザーごとに個別に管理されているため、自分のフォルダを開けば、他のユーザーのショートカットを誤って変更してしまう心配はありません。
3. アドレスバーでパスを確認
ウィンドウ上部のアドレスバーには、現在表示中のフォルダ名とその上位フォルダが表示されています。この欄をクリックすると、完全なパス形式に切り替わり、「C:\Users\ユーザー名」と表示されるはずです。なお、環境によってはドライブ名がC:\以外の場合もありますが、ユーザー名の部分は前の手順で開いたフォルダと一致します。

4. 隠しフォルダへのパスを追記
次の文字列をコピーし、アドレスバーのユーザー名の直後に貼り付けます。
\AppData\Roaming\Microsoft\Internet Explorer\Quick Launch\User Pinned\TaskBar
「AppData」フォルダは従来、Windowsにおいて非表示扱いになっています。このテキストを直接貼り付ければ、隠しファイルや隠しフォルダを表示する設定を変更する必要はありません。

5. ショートカットの名前を変更・整理
Enterキーを押すと、エクスプローラーがそのフォルダ内へ移動し、ピン留めされたすべてのショートカットの一覧が表示されます。ここで問題の名前が付いたショートカットを見つけ、適切な名前に変更しましょう。TaskBarフォルダを開いたとき、同じプログラムのショートカットが2つ存在することがあります。その場合は片方を削除し、残したもう片方を好みの名前に変更してください。

まとめ
パソコン利用で遭遇する問題の中でも目立つ部類ではありませんが、ソフトウェアのアップデートという日常的な作業のせいで、丁寧に整理したタスクバーが台無しになるのはやはり苛立たしいものです。ショートカットがユーザー専用フォルダ内に保存されていること自体は不思議ではありませんが、それがInternet Explorer関連のフォルダであるという点はやや意外に感じられます。このガイドが、近年のWindowsで発生しがちな紛らわしいトラブルのひとつを解消する助けになれば幸いです。
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