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アジャイルプラットフォーム:驚くほどシンプルにWebアプリを作成する方法

「本物のコーディングはviやemacsのようなテキストエディタでこそ」と主張する人もいれば、Visual Studioの快適さを手放すくらいなら腕を切る方がましだという人もいます。前者はY2K38問題が到来するまでコンソールでコードを書き続けることを喜びとする一方、後者はソフトウェア開発のシンプルさにおける新たな革新を常に求めています。そんな後者のユーザーにこそおすすめしたいのが、美しく実用的なWebアプリを驚くほど簡単に作成できる「Agile Platform(アジャイルプラットフォーム)」です。

たとえば、Excelのスプレッドシートをわずか5分で、検索・並べ替え・編集が可能なWebアプリに変換できてしまうのです。しかも、コードは1行も書く必要がありません。古参のハッカーであろうとなかろうと、これは相当インパクトのある話です。

Agile Platformの入手方法

Agile PlatformはWindows向けソフトウェアで、公式サイトからインストーラーをダウンロードできます。なお、インストール中に追加コンポーネント(IISやSQL Serverの一部など)がダウンロードされる場合があるため、完了までにはある程度時間がかかる点に注意しておきましょう。

最初のアジャイルアプリを作る

インストールが完了したら、Agileの統合開発環境である「Service Studio」を起動します。メインメニューから「ゼロからアプリを作成」を選択すると、メインの編集画面が表示されます。

アジャイルプラットフォーム:驚くほどシンプルにWebアプリを作成する方法

この時点では、データを待つだけの空のテンプレートがある状態です。あとはデータ(ここではExcelスプレッドシート)を与えるだけで、AgileがそのデータをもとにWebサイトを自動生成してくれます。

データのインポート

練習として、シンプルなバグトラッカー/チケット管理システムを作ってみましょう。作業を簡単にするため、サンプルデータとして使えるスプレッドシートを用意しましたので、こちらからダウンロードしてください。

Service Studioで「Import → Entities from Excel」をクリックし、先ほどダウンロードしたファイルを選択します。右側のペインを見ると、新しい項目がいくつか追加されているのが分かります。注目すべきは「Entities」セクションです。そこに「Ticket」という新しいエンティティが現れます。このエンティティをパネルからドラッグし、「HomePage」アイコンの真上にドロップしましょう。

アジャイルプラットフォーム:驚くほどシンプルにWebアプリを作成する方法

「成果」を確認する

信じられないかもしれませんが、これで基本的なバグトラッカーに必要な作業はすべて完了です。疑わしいですか?プロジェクトを公開してブラウザでプレビューすれば、自分の目で確かめられます。画面上部の「1-Click Publish」ボタンをクリックしてビルドを開始しましょう。

アジャイルプラットフォーム:驚くほどシンプルにWebアプリを作成する方法

ビルドには少なくとも数秒かかり、進行状況は画面左下のバーで確認できます。完了すると、画面右下のボタンからブラウザでプロジェクトを表示できるようになります。そこには、Agileがあなたのデータをもとに自動生成したページが表示されているはずです。

アジャイルプラットフォーム:驚くほどシンプルにWebアプリを作成する方法

なかなかクールだと思いませんか?

ページとデータの編集

もちろん、システムに取り込んだデータは後から変更できる必要があります。まずは、ページ上のチケット番号をリンクに変え、クリックすると「Edit Ticket(チケット編集)」ページへ移動するようにしてみましょう。メインフロー画面で「Ticket_List」というラベルの付いた銀色の四角形をダブルクリックします。するとWYSIWYGエディターが開き、ページ上の要素を直感的に操作できるようになります。

チケット番号を右クリックし、「Link to New Ticket_Edit Web Screen」を選択します。これで、リストされたすべてのデータを簡単に編集できる新しいページが自動生成されます。もう一度公開して、実際の動作を確認してみてください。

アジャイルプラットフォーム:驚くほどシンプルにWebアプリを作成する方法

さらに詳しく知りたい方へ

このプラットフォームの優れた点のひとつは、学習に必要な知識をほぼ網羅した非常に充実したトレーニング教材が用意されていることです。教材はすべて公式サイトから入手できます。

まとめ

今回紹介したのはAgileのごく表面をなぞった部分にすぎませんが、それでも筆者はすっかり感心させられてしまいました。ソフトウェアに本当に感動することはめったにありませんが、Agileは間違いなく素晴らしい製品です。このガイドで行ったことは、このプラットフォームの能力のほんの一部にすぎませんが、その小さな一端だけでも、いかに優れた設計のシステムであるかが伝わります。

個人的に一番の難点は、Windowsのライブラリやアプリケーションへの依存です。決して「悪い」わけではなく、筆者のWindows 7のテストマシンでは十分快適に動作しましたが、もしクロスプラットフォーム対応だったら、まさにキラーアプリと呼べる存在になっていたことでしょう。とはいえ、気の向いた午後ひとつで美しく、実用的で強力なWebアプリケーションを開発できるのであれば、たまにWindowsを起動するくらいの手間は厭わないものです。

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