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Cobian BackupでWindowsのデータを簡単・自動バックアップする方法

Windowsデスクトップ向けの手軽なバックアップソリューションをお探しの方にとって、「Cobian Backup」はまさにうってつけのフリーソフトです。本記事で紹介するCobian Backup 9(コードネーム「Amanita」)は、Windows NT、2000、2003、XP、Vistaに対応しています。マルチスレッド対応のこのアプリケーションを使えば、ローカルシステム上のファイルやフォルダを、ローカルドライブやネットワーク接続された任意の保存先へ、スケジュールに沿って自動的にバックアップできます。双方向のFTP転送に対応している点も大きな魅力です。

Cobian Backupは、通常のアプリケーションとして起動することも、Windowsサービスとして登録して常駐させることも可能です。本チュートリアルでは、より一般的な使い方である「サービスとしてインストールする」方法を中心に解説します。

Cobian BackupでWindowsのデータを簡単・自動バックアップする方法

Cobian Backupのインストール

インストール作業は非常にシンプルです。デフォルト設定があらかじめ最適化されているため、ほとんどの環境でそのまま進めて問題ありません。まずインストールパッケージをダウンロードし、「実行」をクリックしてセットアップを開始しましょう。最初に表示されるのは言語選択画面です。ここでは英語を選択しましたが、チェコ語、デンマーク語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、ハンガリー語、イタリア語、韓国語、ロシア語など、多数の言語が用意されているので、好みの言語を選んでください。

Cobian BackupでWindowsのデータを簡単・自動バックアップする方法

インストールタイプを選択する画面では、自動起動するタイプを選ぶのがおすすめです。ここではデフォルトの「サービスとしてインストール(as a service)」を選択しました。この設定にしておけば、バックアップ処理がユーザーの操作なしにバックグラウンドで自動的に実行されるため、一度設定してしまえば後は放置して構いません。

Cobian BackupでWindowsのデータを簡単・自動バックアップする方法

セットアップ完了の画面が表示されたら「完了(Done)」をクリックし、アプリケーションのインターフェースを開いて最初のバックアップタスクを設定しましょう。タスクトレイ(通知領域)には、赤いキノコのような新しいアイコンが表示されているはずです。

Cobian BackupでWindowsのデータを簡単・自動バックアップする方法

バックアップタスクのスケジュール設定

ウィンドウ上部の「タスク(Task)」メニューから「新規タスク(New Task)」を選択します。次に、タスクに分かりやすい名前を付けます。今回はユーザードキュメントのバックアップが目的なので、「My Documents」という名前にしました。「全般(General)」タブのその他の設定はデフォルトのままにしておきます。

Cobian BackupでWindowsのデータを簡単・自動バックアップする方法

続いて、バックアップ対象のファイルを追加します。左側の「ファイル(Files)」タブを開き、「ソース(Source)」セクションの「追加(Add)」ボタンをクリックすると、小さなドロップダウンメニューが表示されます。ここではドキュメントフォルダ全体を丸ごとバックアップしたいので、「ディレクトリ(Directory)」を選択します。

標準的なWindowsのフォルダ選択ダイアログが表示されるので、バックアップしたいフォルダを指定して「OK」をクリックします。次に「宛先(Destination)」セクションの「追加(Add)」ボタンをクリックし、バックアップの保存先を指定します。ここでは「C:\backups\」としましたが、管理しやすい場所であればどこでも構いません。

Cobian BackupでWindowsのデータを簡単・自動バックアップする方法

バックアップ運用の基本として、元のファイルとは別のドライブにバックアップを保存するのが鉄則です。こうしておけば、万が一ハードディスクが故障してもデータを復旧できる可能性が格段に高まります。どうしても同一ドライブにバックアップする場合は、定期的に光学ディスクなどの外部メディアへ書き出すことを検討してください。

多くの場合、バックアップは決まったスケジュールで繰り返し実行するよう設定するのが便利です。「スケジュール(Schedule)」タブを開き、希望する実行頻度を選びましょう。これは個人の運用スタイルによって異なるため、自分に合った設定を行ってください。筆者はドキュメントの更新頻度がそれほど高くないため、毎日バックアップするよりもディスク容量を節約できる「週次(Weekly)」を選択しました。

Cobian BackupでWindowsのデータを簡単・自動バックアップする方法

新規タスクに対する最後の設定は「アーカイブ(Archive)」タブで行います。ここでは、バックアップの圧縮や暗号化の有無を選択できます。ただし、これらのオプションを有効にするとバックアップ処理にかかる時間は多少長くなる点に注意しましょう。今回はZip形式での圧縮のみを有効にし、暗号化はオフにしました。設定が完了したら「OK」ボタンをクリックします。

Cobian BackupでWindowsのデータを簡単・自動バックアップする方法

補足:最新版について

なお、Cobian Backupはその後「Cobian Backup 11(Gravity)」を経て、現在は後継ソフト「Cobian Reflector」へと開発が移行しています。Windows 10や11など最近のOSをお使いの場合は、最新版の利用を検討するとよいでしょう。とはいえ、基本的な操作性やタスク設定の流れは本記事で紹介した内容とほぼ共通しているため、参考にしていただけるはずです。

これで設定はすべて完了です!あとはスケジュールされた時刻になるのを待つだけ。大切なデータが安全に守られていると思うと、夜もぐっすり眠れることでしょう。

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