Mac
 Computer >> コンピューター >  >> システム >> Mac

秘密のターミナルコマンドでMacのドックを自由自在にカスタマイズする方法 – ステップバイステップ完全ガイド

秘密のターミナルコマンドでMacのドックを自由自在にカスタマイズする方法 – ステップバイステップ完全ガイド

公開日:2024年9月12日(木)午後7時30分(米東部時間)

著者プロフィール:Mahnoor Faisal(マフヌール・ファイサル)は、AIや生産性ツールを専門とするテックジャーナリストです。XDA、SlashGear、MakeUseOf、Laptop Mag、Android Policeなどに記事を寄稿しており、16歳から執筆活動を続け、これまでに数百本の記事を手がけてきました。8歳の誕生日にもらった初代iPod Touch(第4世代)をきっかけにテクノロジーへの情熱を育み、現在はコンピュータサイエンスの学位取得を目指しながら、AIが働き方や学び方をどう変えているかを取材しています。

この記事の目次

  • ドックのサイズをピクセル単位で調整する
  • スペーサーを追加してドックをすっきり整理する
  • 非表示アプリをドック上で判別できるようにする
  • ドックアイコンの拡大レベルを最大512ピクセルまで上げる
  • ドックのアニメーション速度を速くする
  • ドックを初期状態にリセットする

毎日同じ見た目のmacOSドックを見ていて、少し物足りなく感じていませんか?実は、「システム設定」からもドックはカスタマイズできますが、設定アプリには用意されていない隠し設定があり、それらはターミナルアプリからコマンドを実行することでしか有効化できません。この記事では、ドックを思い通りに仕上げるための便利なターミナルコマンドを、初心者にもわかるよう順番に解説します。

1. ドックのサイズをピクセル単位で調整する

まず、Macでターミナルを開きましょう。開き方はいくつかありますが、おすすめはSpotlight検索です。CmdキーとSpaceキーを同時に押し、「Terminal(ターミナル)」と入力してReturn(Enter)キーを押すだけで起動できます。

秘密のターミナルコマンドでMacのドックを自由自在にカスタマイズする方法 – ステップバイステップ完全ガイド

ドックのサイズは「システム設定」のスライダーでも変更できますが、スライダーでは微調整が苦手です。たとえば「ドックの幅をちょうど36ピクセルにしたい」という場合、スライダーでは目分量で合わせるしかありません。

そこで役立つのが次のコマンドです。試行錯誤せずに、正確なサイズを一発で指定できます。

defaults write com.apple.dock tilesize -int 36; killall Dock

秘密のターミナルコマンドでMacのドックを自由自在にカスタマイズする方法 – ステップバイステップ完全ガイド

「36」の部分は、お好みの任意の数値に置き換えてください。

2. スペーサーを追加してドックをすっきり整理する

アプリアイコン同士が窮屈に見えるときは、ドックに「空白のスペーサー」を挿入すると、項目ごとに余白を作れて全体の見栄えが大きく向上します。私は仕事用アプリと大学関連アプリをスペーサーで区切って、整理整頓に活用しています。

秘密のターミナルコマンドでMacのドックを自由自在にカスタマイズする方法 – ステップバイステップ完全ガイド

スペーサーを追加するには、次のコマンドをターミナルに貼り付けて実行します。

defaults write com.apple.dock persistent-apps -array-add '{"tile-type"="spacer-tile";}'; killall Dock

このコマンドを実行するたびに新しい空欄スペーサーが1つ追加されるので、あとはドラッグ&ドロップでお好みの位置に移動しましょう。不要になったスペーサーは、Controlキーを押しながらクリックして「ドックから削除」を選ぶか、そのままドックの外へドラッグすれば削除できます。

3. 非表示アプリをドック上で判別できるようにする

これは一度有効化すると、元に戻したくなくなるほど便利な設定です。Macでは、アプリのアイコンをControlクリックして「非表示」を選ぶことで、そのアプリを隠すことができます。

ところが不思議なことに、macOSの標準状態では、アプリが非表示になっているかどうかをドック上で判別する方法がありません。Appleは非表示機能自体は用意しているのに、その状態を可視化する切り替え設定をシステム設定に搭載し忘れているのです。

秘密のターミナルコマンドでMacのドックを自由自在にカスタマイズする方法 – ステップバイステップ完全ガイド

上のスクリーンショットを見ると、SlackとSpotifyが非表示のとき、アイコンが半透明になって区別できることがわかります。この効果を有効にするには、次のコマンドを実行してください。

defaults write com.apple.dock showhidden -bool TRUE; killall Dock

無効化したい場合は、同じコマンドのTRUEFALSEに変更して実行します。

4. ドックアイコンの拡大レベルを最大512ピクセルまで上げる

「システム設定 > デスクトップとDock」には拡大(Magnification)スライダーがあり、マウスカーソルを重ねたときのアイコン拡大レベルを調整できます。ただし、ここで設定できる上限は128ピクセルです。

ターミナルコマンドを使えば、この上限をなんと512ピクセルまで引き上げられます。

秘密のターミナルコマンドでMacのドックを自由自在にカスタマイズする方法 – ステップバイステップ完全ガイド

次のコマンドの「512」(この数値だとアイコンが途方もなく巨大になります)を、お好みの数値に置き換えてから実行してください。

defaults write com.apple.dock largesize -int 512; killall Dock

なお、このコマンドを機能させるには、あらかじめ拡大機能がオンになっている必要があります。「システム設定 > デスクトップとDock」を開き、拡大の下にあるスライダーを右へドラッグして有効化しましょう。

または、次のターミナルコマンドで拡大機能を直接オンにすることも可能です。

defaults write com.apple.dock magnification -bool true

5. ドックのアニメーション速度を速くする

Macのドックはとても便利な反面、画面のスペースをかなり占有します。「システム設定」で「ドックを自動的に表示/非表示」のスイッチをオンにしていなくても、特定のアプリ使用中はドックが隠れ、画面下部にカーソルを移動するまで表示されないことがあります。

このとき、ドックが再表示されるまで意外と時間がかかり、しかもシステム設定ではアニメーション速度を変更できません。そこで登場するのが、こちらのコマンドです。

defaults write com.apple.dock autohide-time-modifier -float 0.5; killall Dock

「0.5」の部分をより小さい数値に変えればアニメーションが速くなり、大きい数値にすれば遅くなります。好みの速度に調整してみてください。

6. ドックを初期状態にリセットする

ときには、まっさらな状態からやり直したくなることもあるでしょう。ドックをデフォルト設定に戻すといった基本的な操作がシステム設定からできないのは、正直ちょっと不思議なところです。幸い、ターミナルなら次のシンプルなコマンド一つで解決できます。

defaults delete com.apple.dock; killall Dock

Returnキーを押すと、ドックは工場出荷時のレイアウトと設定に戻ります。後から追加したアプリや、施していたカスタマイズ内容はすべて消去されます。

これらのコマンドを覚えてしまえば、Macのドックのカスタマイズはほんの数十秒で完了します。もし変更結果が気に入らなければ、最後に紹介したリセットコマンドでいつでも初期状態に戻せるので、安心していろいろ試してみてください。

  1. Node-Pixelでオンラインコミュニティを築く――アンドリュー・フィッシャー流のコミュニティ運営術

    By Gitterアンドリュー・フィッシャーは、ハードウェアとソフトウェアを融合させ、美しいライティング効果を実現するプロジェクトに取り組む開発者です。今回は、彼がNode-Pixelプロジェクトを取り巻くオープンソースコミュニティをどのように育成・管理しているのか、その秘訣を伺いました。ぜひ彼の言葉を読み、Node-PixelのGitterチャンネルもチェックしてみてください。自己紹介とNode-Pixelとは?——まず、ご自身とNode-Pixelコミュニティについて教えてください。Node-Pixelとはどのようなプロジェクトで、どのように始まったのですか?私は20年のキャリアを持つWe

  2. iTunesで「セキュリティコードが無効です」と表示されたときの対処法まとめ

    最近、妻がiPhoneからiTunesで買い物をしようとしたところ、請求情報の確認を求められました。クレジットカード裏面のセキュリティコードを入力しても、「セキュリティコードが無効です(Security Code Invalid)」というエラーが表示され続けたのです。しかも、入力しているコードは間違いなく正しいものでした。 不思議なことに、同じアカウントでも自宅のMacBookや私のiPhoneからは問題なく購入できました。この不可解なエラーにずいぶん悩まされましたが、結局は何もせずに翌日を待ったところ、なぜか24時間後にはあっさりと入力できるようになったのです。 その後ネットで調べてみると、