Mac版切り抜きツール(Snipping Tool)の決定版!おすすめ代替アプリ5選
Windows 7以降、Microsoftはデスクトップのカスタムスクリーンショットを簡単に撮影できる「Snipping Tool(切り抜きツール)」を標準搭載してきました。このツールに慣れ親しんだ状態でMacに乗り換えると、「MacにSnipping Toolのようなものはないの?」と疑問に感じる方も多いでしょう。
実は、Macにも同等のツールが豊富に存在します。Windowsと同様、シンプルながら高性能な標準ツールが用意されているほか、多機能なサードパーティ製アプリも数多くラインナップされています。ただしmacOSでは「切り抜きツール」ではなく、一般的に「スクリーンショットユーティリティ」と呼ばれる点に注意してください。

それでは、Macで使えるベストな切り抜きツール(スクリーンショットユーティリティ)をご紹介します。
Macの標準機能を使う
サードパーティ製アプリを確認する前に、まずはMac純正の切り抜きツールから始めましょう。ショートカット「Command + Shift + 3」で画面全体をキャプチャでき、「Command + Shift + 4」ではドラッグで範囲を指定して撮影できます。

範囲選択モード中にShiftキーを押し続けたままSpaceキーを押すと、ウィンドウキャプチャモードに切り替わります。撮影したいウィンドウにマウスを合わせてクリックするだけで、そのウィンドウだけをきれいに撮影できます。

スクリーンショットを撮ると、画面右下に小さなフローティングプレビューが表示されます(macOS Mojave以降)。これをクリックするとQuick Lookウィンドウで画像が開き、そのまま簡単に編集を行えます。

さらにmacOS Mojave以降では、「Command + Shift + 5」で呼び出せるフローティングバー形式の高機能ツールも利用可能です。画面全体、選択したウィンドウ、選択した範囲のいずれかをキャプチャできるほか、画面録画機能も備えています。

「オプション」メニューからは保存先の変更やタイマー設定が可能です。準備が整ったら「Enter」キーを押すか「キャプチャ」ボタンをクリックしましょう。
Snagit
Snagitは、Mac向けの最高峰スクリーンキャプチャ&切り抜きツールです。ライセンス価格は49.95ドル(15日間の無料トライアルあり)と決して安くはありませんが、本格的なスクリーンショットユーティリティを求めるなら十分に価値ある投資といえます。Snagitでは画面を画像または動画としてキャプチャでき(動画はGIFに変換可能)、注釈付けや編集もすべてSnagit内で完結します。

Snagitの強みは圧倒的な多機能さです。メニューバー常駐ユーティリティからワンクリックで撮影を開始でき、キャプチャの種類、エフェクトの追加、タイマー使用の有無などを細かく指定できます。
選択方法も非常に柔軟で、個別のメニューやWebページ全体、Webカメラ映像のキャプチャはもちろん、パノラマスクリーンショットにも対応しています。
撮影した画像は専用エディタで開かれ、矢印・図形・吹き出しなどを使って直感的に注釈を追加できます。トリミングや好みの形式でのエクスポートもスムーズです。

筆者の経験上、SnagitはMac屈指のGIF作成ツールでもあります。画面録画からトリミング、GIF変換までをわずか数分で完了できるのは大きな魅力です。
ただし、画面の一部を素早く撮影して、たまに注釈を添える程度の用途であれば、Snagitはややオーバースペックかもしれません。その場合は、以下で紹介する軽量ツールの方が適しているでしょう。
Lightshot
Lightshotは2009年から提供されている無料のシンプルなリアルタイムスクリーンショットユーティリティです。モダンなmacOSデザインには対応していませんが、素早く撮影して注釈を加えたい場面では今なお頼れる存在です。

Lightshotで撮影すると(環境設定からショートカットの変更が可能)、選択範囲のすぐ横に注釈・保存用のオプションが表示されます。ここから自由に落書きしたり、図形で注釈を付けたりできます。
編集後は、ローカル保存・クリップボードへのコピー・Lightshotの画像共有サイトへのアップロードから選択可能です。クラウド共有を選べば数秒で公開リンクが発行され、アカウント登録すら不要という手軽さが魅力です。
Monosnap
Monosnapは、Lightshotをより多機能かつモダンに進化させたようなツールです。ショートカットによる全画面・範囲指定キャプチャに加え、動画録画やGIF作成にも対応しています。撮影後は、図形や矢印で注釈を付けたり、画像の一部をぼかしたりすることも可能です。

編集完了後はローカルドライブへ保存するか、Monosnapクラウドストレージ経由で共有できます。無料アカウントで2GBのストレージが使え、ProプランにアップグレードすればGoogle DriveやDropboxなど外部ストレージとの連携も追加可能です。
CloudApp
CloudAppは、強力な注釈機能を備えたMac向けスクリーンショット&GIF共有ツールです。利用には無料アカウントが必要ですが、Googleアカウントでのサインインにも対応しているため、手続きは簡単です。
無料アカウントでも、メニューバーユーティリティやカスタマイズ可能なショートカットキーで、全画面・範囲・アプリウィンドウのキャプチャが行えます。タイマー付き撮影用のショートカットも別途用意されています。

撮影すると自動的に編集画面が開き、サイドバーから矢印や図形で注釈を追加できます。ぼかしやハイライト処理にも対応しており、編集が終われば「Share」ボタンでアップロードし、リンクを即座に共有できます。
クラウドアップロードをスキップしたい場合は、「Share」ボタンの横の矢印から「Download File」(Command + D)を選択すれば、ローカルに直接保存できます。
撮影と編集に必要な基本機能をすべて備えた無料ツールをお探しなら、CloudAppは理想的な選択肢となるでしょう(設定から自動オンラインアップロードの一部を無効化することも可能です)。
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