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Siriの履歴とデータを削除する方法【iPhone・Mac・Apple Watch・HomePod・Apple TV対応】

2019年、AppleはSiriユーザーのプライバシーに関する懸念が浮上し、大きなスキャンダルに見舞われました。この影響もあり、お使いのAppleデバイスからSiriの履歴を削除したいと考えるユーザーも少なくありません。本記事では、その具体的な手順をご紹介します。

更新情報:2022年2月、iOS 15のバグにより、Appleが意図せずSiriの録音データを収集していたことが判明しました。Appleは2021年12月リリースのiOS 15.2でこの問題に対処し、該当するデバイスでの録音を停止しています。同社によると、収集されたすべての録音データは削除済みとのことです。

なぜSiriの履歴を削除すべきなのか

2019年7月、サービス品質の向上を目的として、外部委託の人間がユーザーとSiriの実際のやり取りを録音で聞いていたことが発覚しました。報道によれば、委託業者は1日最大1,000件もの録音を確認し、Siriの応答を評価していたといいます。

録音の大半は通常のSiri操作でしたが、ユーザーが誤ってSiriを作動させてしまった場合、Appleへ送信された録音にはプライベートな内容や機密性の高い情報が含まれている可能性がありました。さらに問題を複雑にしたのは、こうした録音に位置情報やユーザー情報、アプリデータまでもが添付されていたことです。

この騒動とAppleの対応については別記事「Siriは会話を聞いているのか?」で詳しく取り上げていますが、ひとつ確実に言えるのは、ユーザーが現在iOS、iPadOS、watchOS、macOS、tvOS上でSiriのデータを削除できるようになったこと、そしてAppleによる音声サンプリングへの協力を拒否できるようになったことです。

Siriデータの削除方法

まず、お使いのデバイスを以下のバージョン以降にアップデートする必要があります。

  • iOS 13.2 / iPadOS 13.2
  • watchOS 6.1
  • tvOS 13.2
  • macOS Catalina 10.15.1

これらのバージョンで、AppleはSiriユーザーのプライバシー保護を強化しました。データ削除の手順はデバイスごとにおおむね共通していますが、細部が異なるため、それぞれの方法を確認していきましょう。

iPhone / iPad / iPod touchの場合

「設定」アプリを起動し、下にスクロールして「Siriと検索」をタップします。次に「Siriとディクテーション履歴」を選び、「Siriとディクテーション履歴を削除」をタップしてください。

Siriの履歴とデータを削除する方法【iPhone・Mac・Apple Watch・HomePod・Apple TV対応】

Macの場合

「システム環境設定」を開き、「Siri」をクリックします。そこで「Siriとディクテーション履歴を削除」を選択しましょう。

Apple Watchの場合

「設定」アプリを起動し、「Siri」をタップして「Siri履歴」を選択します。最後に「Siri履歴を削除」をタップしてください。

Siriの履歴とデータを削除する方法【iPhone・Mac・Apple Watch・HomePod・Apple TV対応】

HomePodの場合

Siriを搭載したHomePodをお使いの場合は、「ホーム」アプリでHomePodの設定画面を開き、「Siri履歴」を選択します。続いて「Siri履歴を削除」をタップしましょう。

Apple TVの場合

「設定」→「一般」→「Siri履歴」の順に進み、「Siriとディクテーション履歴を削除」を選択します。

Siri分析への同意を取り消す方法

デバイスをiOS 13.2にアップグレードすると、Appleの分析・改善サービスの一環として、Siriとディクテーションのデータを共有するかどうかを尋ねるメッセージが表示されます。以前に同意したものの、考えが変わって同意を撤回したい場合も、簡単に設定を変更できます。

デバイスの「設定」アプリで「プライバシー」セクションに移動し、「分析と改善」を選択します。「Siriとディクテーションを改善」という項目を見つけたら、スイッチをオフに切り替えてください。

Siriの履歴とデータを削除する方法【iPhone・Mac・Apple Watch・HomePod・Apple TV対応】

これで、Appleは音声認識サービスの改善目的であなたのSiriおよびディクテーションデータを使用しなくなります。もちろん、後になって気持ちが変わった場合は、スイッチをオンに戻すだけで再度同意できます。

また、モバイルデバイスで「設定」→「プライバシー」→「分析と改善」→「Siriとディクテーションの分析について」の順に選択すれば、Appleの最新のSiriポリシーを確認することも可能です。

Appleの音声アシスタントをもっと活用したい方は、「Siriに聞くと面白いこと」の記事もぜひチェックしてみてください。

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