MacでSafariのキャッシュとCookieをクリアする方法を徹底解説
SafariのCookieやキャッシュ(ウェブサイトのデータを一時保存し、再アクセス時に毎回ダウンロードする手間を省く仕組み)をクリアすると、ブラウジング体験が改善されることがあります。
まず挙げられるのは、Safariで特定のサイトが正常に動作しなくなったケースです。例えば、Facebookの新着投稿が更新されなくなったり、サイトの画像が正しく表示されなかったりする場合、キャッシュが破損している可能性が高いでしょう。
また、サイトで自動入力された個人情報が正しくない場合も、Cookieの削除が有効です。Cookieとは、サイトがユーザーの情報や行動履歴を保存するために利用する小さなファイルのことです。
こうした問題が発生していなくても、定期的にブラウザデータをクリアすれば、オンラインでの行動を覗き見しようとする第三者からプライバシーを守ることにつながります。この記事では、MacでSafariのキャッシュとCookieをクリアする方法を詳しく解説します。
なお、Mac本体のキャッシュ削除については、「Macのキャッシュを削除する方法」の記事もあわせてご参照ください。
個別のサイトのCookieとキャッシュを削除する
- 環境設定 > プライバシー > ウェブサイトデータを管理...
個別のサイトのCookieとキャッシュデータを削除するには、画面左上の「Safari」メニューから「環境設定」を開き、「プライバシー」アイコンを選択して「ウェブサイトデータを管理...」ボタンをクリックします。
表示されたリストから対象のサイトを選んで「削除」ボタンを押せば個別に消去でき、「すべて削除」ボタンをクリックすれば全てのCookieとキャッシュを一括で削除できます。検索フィールドを使えば、目的のサイトを素早く見つけることも可能です。
ただし、Cookieを削除すると、自動入力されていたログイン用のユーザー名やパスワードが失われたり、自動ログインを設定していたサイトから強制的にログアウトされたりする点には注意が必要です。

Safariのキャッシュのみをクリアする
- 環境設定 > 詳細 > メニューバーに"開発"メニューを表示
隠し機能である「開発」メニューを使えば、Cookieや閲覧履歴を残したまま、キャッシュだけをクリアできます。サイトの動作がおかしいとき、まずこの方法を試すことで、問題の切り分けに役立ちます。
「開発」メニューを有効にするには、「Safari > 環境設定」を開いて「詳細」アイコンをクリックし、一番下にある「メニューバーに"開発"メニューを表示」にチェックを入れます。
すると、「ウインドウ」や「ヘルプ」メニューの左側に「開発」メニューが追加されます。開いているSafariのウインドウをすべて閉じたうえで、「開発」メニューの「キャッシュを空にする」を選択しましょう。その後、「ファイル > 新規ウインドウ」で新しいウインドウを開けば、クリーンなキャッシュ状態でSafariを使い始められます。

オートフィルの自動入力データを削除する
- 環境設定 > オートフィル
Safariのオートフィル機能は、Cookieの情報に優先してユーザー名やパスワードを自動入力することがあり、その他の情報を補完する場合もあります。誤ったデータを削除するには、「環境設定」を開いて「オートフィル」アイコンをクリックします。
削除したいデータの種類の横にある「編集」ボタンをクリックしてください。特に便利なのは「ユーザ名とパスワード」と「その他のフォーム」の2項目です。「編集」をクリックするとダイアログが表示されるので、リストから該当サイトを選び、「削除」ボタンを押せば完了です。

サイトのログイン情報だけを削除する
- 環境設定 > パスワード
誤ったユーザー名やパスワードを入力してしまい、Safariがそれを自動入力し続ける場合は、「環境設定」ダイアログ内の「パスワード」アイコンをクリックして、該当するエントリを見つけて削除しましょう。サイトを選択して「削除」をクリックするだけです。
さらに便利なことに、「追加」ボタンをクリックすれば、そのサイトのログイン情報を作り直すこともできます。まずサイトのURL(例:https://facebook.com)を入力し、続けてユーザー名とパスワードを入力します(Tabキーで入力欄を移動できます)。

ログイン情報とパスワードをシステム全体から削除する
- ユーティリティ > キーチェーンアクセス
サイトのログイン情報は、「キーチェーンアクセス」アプリからも削除できます。このアプリは、Finderのアプリケーション一覧にある「ユーティリティ」フォルダ内に格納されています。ただし、キーチェーンアクセスはMacのセキュリティ全体を管理する重要なアプリのため、操作には十分注意してください。ここでユーザー名とパスワードのエントリを削除すると、Safariだけでなく、Mac上のほぼすべてのアプリでその情報が使用できなくなります。
検索フィールドにサイト名を入力し、結果リストから「Webフォームのパスワード」という種類のエントリを探します。該当項目を右クリックして「削除」を選択すれば完了です。

Macの閲覧履歴を削除しても、同様のプライバシー保護効果が得られます。また、Safariをさらに快適に活用したい方は、Mac向けのSafari便利テクニックや、おすすめのSafari拡張機能・プラグインの記事もぜひチェックしてみてください。
-
ChromeのキャッシュとCookieを削除する簡単な手順【初心者向けガイド】
キャッシュとCookieは、ウェブサイトの一部やその設定情報を保存するために作成される一時ファイルです。これらは、同じサイトに2回目以降アクセスした際に、ページをより速く表示するために活用されます。また、初めてサイトを訪れたときに選択した言語やレイアウトなどの設定も、ブラウザがCookieとしてコンピュータ上に記憶・保存します。 この仕組みによってブラウジングは快適になりますが、定期的にキャッシュとCookieを削除することも重要です。長期間保存されたままになると不要なデータが蓄積してストレージを圧迫するだけでなく、ハードディスクに保存された古いデータが優先的に読み込まれるため、更新後の最新版
-
Chromeで特定のサイトのみCookieとキャッシュを削除する方法【手順解説】
ブラウザの最適化のためにChromeのキャッシュやCookieを削除するようよく言われますが、実はこれらはとても便利なものだということをご存じでしょうか。ログイン情報、お気に入り、各種ウェブ設定はすべてキャッシュとCookieに保存されており、それらをまとめて削除してしまうのは少し面倒な作業です。もし問題が発生しているのが特定のサイトだけであれば、そのサイトのみのCookieとキャッシュを削除すれば十分です。 ブラウザのCookieとキャッシュの役割とは? ブラウザのCookieは、ウェブサイトが訪問者の行き来や操作を記録するために使われる仕組みです。多くのオンラインショップでは、ユーザーが