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Windows 10のショートカットウイルスを完全駆除する方法|USBメモリ・外付けHDDの復元手順も解説

フォルダやファイルがすべてショートカットに変えられてしまった経験はありませんか?重要なファイルが入ったフォルダだった場合、非常に困った事態です。多くの人はショートカット化されたフォルダを削除しますが、しばらくするとまた画面に現れてしまいます。この記事では、PCからショートカットウイルスを取り除く具体的な方法を詳しく解説します。

ショートカットウイルスとは?

感染したパソコンにUSBメモリを接続してファイルを転送すると、そのファイルがショートカット形式で表示されるようになります。これはファイルがウイルスに感染しているサインです。基本的に、このウイルスはハードディスク、USBドライブ、メモリーカードなど、あらゆるディスクドライブに感染する可能性があります。

なぜPCやUSBドライブにショートカットウイルスが発生するのか?

ショートカットウイルスは、オンライン経由で拡散する正体不明のマルウェアの一種です。感染が広がる主な原因には、以下のようなものがあります。

  1. アンチウイルスソフトが最新状態に更新されておらず、ウイルスを検出・ブロックできていない場合。
  2. 信頼できないサイトからファイル・動画・音声データをダウンロードした場合。
  3. 知らず知らずのうちに、悪意のある隠しスクリプトを含むファイルを開いてしまった場合。

ショートカットウイルスの主な3つの種類

  • ドライブ型ショートカットウイルス:

ドライブ全体がショートカットに変えられます。PC内蔵のドライブだけでなく、USBメモリや外付けハードディスクも対象となります。

  • フォルダ型ショートカットウイルス:

名前の通り、フォルダがショートカットフォルダに変換されてしまうタイプです。

  • ファイル型ショートカットウイルス:

実行ファイル(.exe)のショートカットを作成するタイプです。

USBメモリ・ハードディスクからショートカットウイルスを除去する方法

USBメモリやPCのドライブをフォーマットするという選択肢もありますが、重要なファイルが保存されている場合は、必ず先にバックアップを取ってからフォーマットしてください。フォーマットせずに済ませたい場合は、以下のコマンド操作でショートカットウイルスを除去できます。

手順1. スタートボタン横の検索ボックスに「cmd」と入力します。表示された「コマンドプロンプト」を右クリックし、「管理者として実行」を選択します。

手順2. ショートカットウイルスを除去したいドライブ名を入力します。ドライブ名はエクスプローラーの「PC」画面で確認できます(例としてここでは「I:」と入力)。入力後、Enterキーを押します。

手順3. 「del *.lnk」と入力し、Enterキーを押します。これにより、偽物のショートカットファイルが一括削除されます。

手順4. 続けて「attrib -s -r -h *.* /s /d /I」と入力し、Enterキーを押します。このコマンドで隠し属性・読み取り専用属性・システム属性が解除され、隠されていた元のファイルが表示されるようになります。

Windows 10のショートカットウイルスを完全駆除する方法|USBメモリ・外付けHDDの復元手順も解説

数秒〜数十秒で処理が完了し、ショートカットウイルスが除去され、元のファイルがすべて復元されます。

PC本体からショートカットウイルスを除去する方法

方法1:タスクマネージャーとレジストリエディターを使う

PCがショートカットウイルスに感染している状態でUSBメモリやハードディスクを接続すると、そちらにも感染が広がる恐れがあります。まずは以下の手順でPC自体を駆除しましょう。

手順1. タスクバーを右クリックし、「タスクマネージャー」を選択して開きます。

手順2. 「プロセス」タブで「Wscript.exe」というプロセスを探し、右クリックして「タスクの終了」を選択します。

手順3. 検索ボックスに「regedit」と入力し、レジストリエディターを起動します。

手順4. 以下のパスへ移動します。
HKEY_CURRENT_USER/Software/Microsoft/Windows/CurrentVersion/Run

手順5. 「odwcamszas」という名前のレジストリエントリを探します。見つかった場合は、右クリックして削除します。

Windows 10のショートカットウイルスを完全駆除する方法|USBメモリ・外付けHDDの復元手順も解説

これでPCからショートカットウイルスが除去されます。上記の方法でうまくいかない場合は、次の方法2を試してみてください。

方法2:一時フォルダとスタートアップ設定を確認する

手順1. 検索ボックスに「run」と入力して「ファイル名を指定して実行」を開き、「%temp%」と入力してEnterキーを押します。

手順2. 一時(temp)フォルダが開くので、「nkvasyoxww.vbs」というファイルを探して削除します。

手順3. タスクマネージャーを開き、「スタートアップ」タブに移動します。「nkvasyoxww.vbs」という項目を探し、右クリックして「無効化」を選択します。

Windows 10のショートカットウイルスを完全駆除する方法|USBメモリ・外付けHDDの復元手順も解説

以上で作業完了です!これでPCからショートカットウイルスを除去する方法をおさらいできました。今後は信頼できるソース以外からのダウンロードを避け、アンチウイルスソフトを常に最新の状態に保つことで、再感染を防ぎましょう。ご質問やご意見がありましたら、下記のコメント欄でお気軽にお寄せください。

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