Windows 10でアプリを管理者として実行する方法|7つの手順を徹底解説
Windows 10には「ユーザーアカウント制御(UAC)」というセキュリティ機能が搭載されており、一部のソフトウェアに対しては管理者権限が制限されています。しかし、特定のアプリケーションの中には、管理者権限がなければ正しくアクセス・動作できないものもあります。アプリの全機能を使いこなすためには、昇格された特権が必要になるケースがあるのです。
管理者として実行されたアプリケーションには「高整合性レベル」が付与され、システム設定の変更などが可能になります。中には、管理者として実行しているときにのみ動作する機能を持つアプリもあります。この記事では、任意のアプリを管理者承認モードで実行するためのさまざまな方法を詳しく紹介します。
スタートメニューから管理者として実行する
インストール済みのアプリは、スタートメニューにアイコンやタイルとして表示されます。アプリのアイコンを右クリックするだけで、簡単に管理者として実行できます。
- Windowsキーを押してスタートメニューを開く
- 一覧から目的のアプリのアイコンを見つける
- アイコンを右クリックし、「管理者として実行」を選択する
- 高整合性レベルの権限でアプリを利用できる
また、アプリのアイコンを選択する際に「Ctrl + Shift」キーを同時に押し続けることでも、管理者として実行できます。
右クリックメニューから実行する
インストール先フォルダにある実行ファイルからも管理者として起動できます。アプリがインストールされているフォルダを開き、実行ファイル(.exe)を右クリックして「管理者として実行」を選択しましょう。
検索ボックスから実行する
Windowsの検索機能を使えば、ファイルやフォルダだけでなくアプリも素早く見つけられます。検索からでも管理者権限でアプリを起動可能です。
- スタートメニューから検索ボックスを開く
- 検索バーにアプリ名を入力する
- 表示されたアプリのアイコンを確認する
- アイコンを右クリックして「管理者として実行」を選択する
デスクトップアイコンから実行する
多くのアプリは、デスクトップにショートカットアイコンを作成します。デスクトップ上のアイコンを右クリックすれば、「管理者として実行」のオプションが表示されます。

「ファイル名を指定して実行」から起動する
お気に入りのアプリを「ファイル名を指定して実行」から管理者として起動することもできます。
- スタートメニューから開くか、「Windows + R」キーで「ファイル名を指定して実行」を呼び出す
- 「アプリ名.exe」と入力する
- 「Ctrl + Shift + Enter」を押すと、管理者権限でアプリが実行される
タスクマネージャーから実行する
タスクマネージャーは、不要なプログラムを終了させるだけのツールではありません。「新しいタスクの実行」機能を使えば、新しいアプリを起動することもできます。Windows 10およびそれ以前のバージョンで管理者モードでアプリを実行する手順は以下の通りです。
- 「Ctrl + Alt + Delete」キーを同時に押してタスクマネージャーを起動する
- メニューの「ファイル」から「新しいタスクの実行」をクリックする
- 表示されたボックスにアプリ名を入力する
- 「管理者権限でこのタスクを作成します」にチェックを入れる
- OKをクリックして管理者としてアプリを実行する
コマンドプロンプトから実行する
コマンドプロンプトを使う方法も有効です。以下の手順で、管理者としてアプリを実行できます。
- 「Windows + R」キーで「ファイル名を指定して実行」を開く
- 「cmd.exe」と入力してコマンドプロンプトを起動する
- runas /user:"COMPUTER-NAME\ADMIN-USER" "C:\PATH\TO\PROGRAM.EXE" と入力する
- 求められたパスワードを入力して操作を確定する
- 拡張された権限でアプリの高度な機能を利用できる
常に管理者として実行するよう設定する方法
ここまで紹介した方法は、一度だけ管理者として実行するためのものです。再度管理者権限で使いたい場合は、同じ操作を繰り返す必要があります。頻繁に使うアプリにとっては面倒ですよね。よく使うアプリを常に管理者として実行したい場合は、次の手順で設定できます。
- アプリのショートカットアイコンを見つける
- アイコンを右クリックして「プロパティ」を選択する
- 「ショートカット」タブを開き、「詳細設定」ボタンをクリックする
- 「管理者として実行」にチェックを入れる
- 「適用」をクリックして、常に管理者権限で実行されるよう設定する
まとめ
セキュリティの観点からは、アプリはできるだけ低い権限で実行することが推奨されます。ただし、アプリの全機能を活用するために、一部のアプリを管理者として実行しても問題ありません。特にシステムのセキュリティソフトウェアは、高い権限があってこそ本来の性能を発揮します。Windows 10以前のバージョンを含め、管理者モードでアプリを実行する方法は、すべてのユーザーが知っておくべき基本操作です。この記事で紹介した方法を活用して、必要なアプリを管理者承認モードで快適に使いこなしましょう。
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