Windows 10で互換モードを活用して古いゲームやアプリを動かす方法
Windows 10の互換モードとは?概要
「Windows 95のゲームはWindows 10で遊べるのか?」という質問を目にすることがあります。実際、Windows 10では一部のアプリやプログラムが正常に動作しないケースがあり、そのような場合に互換モードを設定することで、最新のWindows環境でも動かせるようになります。
Windows 7、8、Vista、XP向けに設計された古いゲームやアプリの中には、Windows 10上で動作させた際に不具合が発生するものがあります。具体的には、ゲームのカクつき(スタッタリング)や既定のアプリを変更できないといったエラーが、アプリとシステムの非互換性によって起こることがあります。
そこで本記事では、少し古いアプリやゲームをWindows 10の互換モードで実行する方法を詳しく解説します。
Windows 10でゲームやアプリを互換モードで実行する手順
Windows 10へのアップグレード後やアップデート後に特定のアプリが動作しなくなった場合、多くの場合はアプリケーションの互換性問題が原因です。そんなときは、Windows 10で互換モードを設定してみましょう。
主な解決策:
- 方法1:プログラム互換性トラブルシューティングツールを実行する
- 方法2:アプリに互換モードを設定する
- 方法3:互換性設定を変更する
- 上級者向けヒント:ドライバーを更新する
方法1:プログラム互換性トラブルシューティングツールを実行する
Windows 10には標準で搭載されている互換性トラブルシューティングツールがあり、互換性の問題で起動できないアプリケーションに対して自動的に互換モードを適用してくれます。
Windows XP時代のゲームがWindows 10で遊べない、あるいは以前Windows 7や8で使っていたアプリが動かないといった場合は、まずこのツールを試すのがおすすめです。
- スタート > 設定 > 更新とセキュリティの順に開きます。
- 左メニューのトラブルシューティングを選択し、右側の一覧を下へスクロールしてプログラム互換性トラブルシューティングツールを見つけ、トラブルシューティングツールの実行をクリックします。
すると、トラブルシューティングツールが直ちにWindows 10上のプログラム互換性の問題を検出し始めます。
- 検出が完了したら、問題が発生しているプログラムを選択し、次へをクリックします。
- トラブルシューティングオプションの選択画面で、推奨設定を使用するを選びます。
これにより、トラブルシューティングツールが古いアプリやゲームをWindows 10の互換モードで動作させるための有効な解決策を自動的に探します。
方法2:アプリに互換モードを設定する
トラブルシューティングツール以外にも、アプリごとに手動で互換モードを設定する方法があります。これにより、Windows 8用のゲームなどをWindows 10で動かせる可能性が高まります。
- デスクトップ上のプログラムやアプリのアイコンを右クリックし、プロパティを開きます。
- プロパティウィンドウの互換性タブを開き、互換モードセクションにある「このプログラムを互換モードで実行する」にチェックを入れます。
- ドロップダウンリストから、このプログラムに適したWindowsのバージョン(Windows 8、7、Vista、XP、98、95など)を選択します。
- 最後に適用をクリックし、OKで変更を保存します。
設定後、古いゲームやアプリを起動して、Windows 10の互換モードで正常に動作するか確認しましょう。ほとんどの場合、互換モードを変更するだけで古いプログラムがWindows 10で動くようになります。
方法3:互換性設定を変更する
残念ながら、互換モードの変更やトラブルシューティングツールの実行でも古いプログラムが動作しない場合は、追加の互換性設定を変更してみる必要があります。
プログラムのプロパティウィンドウで互換性タブを開き、互換性の設定セクションを確認してください。
Windows 10で互換モードを機能させるために、以下の設定を試してみてください。
- 減色モードで実行するにチェックを入れ、8ビット(256)色など少ない色数を選択します。
- 640×480の画面解像度で実行するにチェックを入れます。グラフィックス関連のエラー(例:このアプリはグラフィックスハードウェアへのアクセスをブロックされています)が発生している場合に有効です。
- 管理者としてこのプログラムを実行するにチェックを入れます。
- 古いプログラムやゲームがWindows 10でぼやけて表示されたり、表示サイズが大きすぎたり小さすぎたりする場合は、高DPI設定の変更を選択します。
高DPI設定画面では、以下の項目を試せます。
- 「設定」の代わりに、この設定を使ってこのプログラムのスケーリングの問題を修正する
- このプログラムを開いたときに、メインディスプレイに設定されているDPIを使用する
- 高いDPIスケーリング動作を上書きします(アプリケーション)
さらに、すべてのユーザーの設定を変更することも可能です。
各種設定を変更したらOKをクリックして保存します。その後、Windows 8用のゲームがWindows 10で起動・動作するかどうかを確認してください。
上級者向けヒント:デバイスドライバーを更新する
互換モードで古いゲームやアプリを動かせるようにしても、「アプリケーションを正しく起動できませんでした(0xc0000005)」というエラーが出たり、そもそも起動しなかったりするケースがあります。このような場合は、デバイスドライバーの更新が必要です。特に、ディスプレイドライバーを更新することで、ゲームがスムーズに動作するようになることがあります。
どのドライバーを更新すればよいかわからない場合は、Driver Boosterのようなドライバー更新ツールが便利です。不足している、古い、または破損したドライバーを自動的にスキャン・ダウンロード・インストールしてくれます。また、互換性の問題を避けるため、旧バージョンのドライバーをバックアップしており、必要に応じて復元できます。
- Windows 10にDriver Boosterをダウンロード、インストールして起動します。
- スキャンボタンをクリックします。すると、PC内の不足・古い・不良のドライバーの検索が始まります。
- スキャン結果が表示されたら、今すぐ更新をクリックして、すべてのドライバーを一括で更新します。
まとめ
Windows 95のゲームでもWindows 8のアプリでも、上記の方法を試してWindows 10の互換モードを変更すれば、動作する可能性は十分にあります。古いソフトウェアをお使いの方は、ぜひ本記事の手順を参考にしてみてください。
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