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マイクロソフト2020年8月のセキュリティパッチ、120件の脆弱性を修正

面倒に感じることもありますが、Windows Updateのセキュリティパッチは、公開されたら速やかにインストールすることが非常に重要です。

Windows 10のPCを安全に保ちたいなら、必ず2020年8月のパッチをダウンロードしてインストールしましょう。このアップデートでは、マイクロソフトのOSおよび関連ソフトウェアに存在する120件のセキュリティ脆弱性が修正されています。

2020年8月のパッチで何が修正されるのか?

この情報は、ゼロデイ脆弱性の報告を専門とする組織「Zero Day Initiative(ZDI)」によるものです。同組織のレポートによると、Windows 10の2020年8月更新プログラムには合計120件のパッチが含まれています。

「120件のパッチのうち、17件が『緊急(Critical)』、103件が『重要(Important)』に分類されています。このうち11件はZDIプログラムを通じて報告されたもので、1件は公開時点で既知の脆弱性、さらに2件はリリース時点で実際に攻撃が行われていたことが確認されています。」

ZDIは各脆弱性についても個別にリストアップしています。中でも特に注目すべきは、「活発な攻撃を受けている」とされる2件の脆弱性です。これは、研究者が報告する前に、ハッカーがすでにこれらの脆弱性を発見し悪用していたことを意味します。

CVE-2020-1380:Internet Explorerの任意コード実行の脆弱性

1つ目はCVE-2020-1380と呼ばれる脆弱性です。これはInternet Explorerの脆弱性で、ハッカーが任意のコードを実行できるものです。ハッカーはこの脆弱性を悪用するウェブサイトを設置し、ユーザーをそのサイトへ誘導します。ユーザーがInternet Explorerでそのサイトにアクセスすると、ハッカーは被害者のPC上でユーザーレベルの権限を取得してしまいます。

CVE-2020-1464:デジタル署名の検証を回避される脆弱性

2つ目の重大な問題はCVE-2020-1464です。この脆弱性は特に危険で、悪意のあるファイルがデジタル署名の検証を回避できてしまいます。Windowsは署名によってプログラムが信頼できるソースからのものであることを確認していますが、ハッカーはこの仕組みをすり抜けることが可能になるのです。

もちろん、これら2件の脆弱性は今回のアップデート全体のごく一部にすぎません。アップデートでは他にも118件のバグが修正されており、そのうち17件は緊急性の高いレベルに分類されています。そのため、システムを安全に保つために、今すぐ手動でWindows Updateを確認することをおすすめします。

脆弱性から身を守るために

Windows 10を使用している方にとって、2020年8月のアップデートはデバイスに重要な修正をもたらします。現在攻撃が確認されている脆弱性へのパッチが2件含まれているため、早めにダウンロードしておくのが賢明です。

このパッチがなぜ重要なのかよくわからないという方は、ゼロデイ脆弱性とは何か、それが自分にどのような影響を与えるのかを解説した記事もぜひ参考にしてください。

画像クレジット:Christiaan Colen/Flickr

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