Windows 10でマウスの速度・感度を変更する3つの方法
新しいマウスを購入したとき、その動きの速さに驚いたことはありませんか?マウスのDPI(dots per inch)が高いほど、わずかな動きまで正確に検出できるため、感度が高くなります。しかし、高感度が必ずしも使いやすいとは限らず、マウスの速度を下げて感度を抑えたいと感じる人も多いでしょう。
幸い、Windows 10ではマウスの速度を簡単に変更できます。標準のWindows設定を使う方法のほか、サードパーティ製ソフトを利用する方法もあります。また、ゲーミングマウスの中には、ワンタッチで感度を切り替えられる専用ボタンを搭載しているものもあります。ここでは、マウスの速度を変更する具体的な手順を紹介します。
Windows 10の設定からマウス速度を変更する
マウスの速度や全体的な感度を調整したい場合、まずはWindows 10の設定画面から始めるのがおすすめです。Windowsでは、ボタンの動作変更、スクロール速度、カーソル速度など、マウスやタッチパッドの使用感に影響するさまざまな設定を行えます。
- Windows 10のマウス設定を変更するには、まず設定画面を開きます。スタートメニューを右クリックし、「設定」を選択しましょう。
- 「Windows の設定」メニューが表示されたら、「デバイス」をクリックします。
- 左側のメニューから「マウス」を選択すると、基本的なマウス設定にアクセスできます。ここでは、スクロール速度やスクロール行数の変更、一部のマウスボタン操作の設定などが可能です。
- より詳細なマウス設定を行うには、画面右側(ウィンドウが小さい場合は下部)にある「関連設定」セクションの「その他のマウス オプション」をクリックします。
- 「マウスのプロパティ」ウィンドウの「ボタン」タブでは、ダブルクリック速度を変更できます。これは、Windowsがダブルクリックとして認識するために必要なクリック間隔の速さです。スライダーを左に動かすと速度が遅くなり、右に動かすと速くなります。
- マウスカーソルの移動速度は、「ポインター オプション」タブで変更できます。「ポインターの速度を選択する」セクションのスライダーを左右に動かして調整してください。カーソルの精度が物足りない場合は、「ポインターの精度を高める」チェックボックスをオンにすると改善されることがあります。
- 設定が完了したら、「OK」をクリックして保存し、ウィンドウを閉じます。変更内容は自動的に適用され、後からすぐに調整したり元に戻したりすることも可能です。
レジストリエディターでマウス感度を変更する
Windowsレジストリの編集に慣れている方は、レジストリエディターを使ってマウス感度の設定を直接変更することもできます。この方法なら、Windows 10の設定メニューよりも細かくマウス速度を調整できる場合があります。
- キーボードでCtrl + Rを押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開き、「regedit」と入力して「OK」をクリックします。
- 左側のナビゲーションメニューを使って、「HKEY_CURRENT_USER\Control Panel\Mouse」へ移動します。ここにマウス設定に関するレジストリエントリが表示されます。
- 多数のエントリがありますが、特に重要なのが「MouseSensitivity」です。このエントリをダブルクリックすると、値を最大20まで変更できます。
- カーソル移動の精度は、「MouseSpeed」「MouseThreshold1」「MouseThreshold2」の各エントリでも調整できます。MouseSpeedの値がMouseThreshold1以上になるとマウスの移動量が2倍になり、MouseThreshold2以上になると4倍になります。これらの値はピクセル単位の移動距離を表しています。
- これらのエントリの既定値は0ですが、先に「ポインターの精度を高める」チェックボックスをオンに(Windowsの設定 > デバイス > マウス > その他のマウスオプション)すると、既定値を確認できます。最大速度に設定したい場合は、MouseSpeedを2に、MouseThreshold1とMouseThreshold2を0にします。
- 編集が完了したら、レジストリエディターを閉じます。変更は自動的に適用されますが、一部の設定を反映するにはPCの再起動が必要な場合があります。
サードパーティ製マウス設定アプリを活用する
低価格のマウスやキーボードセットには専用ソフトが付属しないことが一般的ですが、高性能なゲーミングマウスの多くは、メーカー純正の設定アプリが提供されており、マウスの動作を細かくカスタマイズできます。さらに、Windowsだけでは利用できない追加機能を解放できる場合もあります。
DPI切り替えボタンを搭載したマウス(多くのゲーミングマウスに見られます)をお使いの場合は、ボタンで呼び出せる複数の感度プロファイルを設定するために、メーカー製の設定ソフトをインストールする必要があります。Logicool(ロジクール)やRazerといった人気ゲーミングブランドは、この機能を提供しています。
マウス設定を管理できるソフトの一例が「Logicool G HUB(旧Logicool Gaming Software)」です。Logicoolブランドのゲーミングマウスやキーボード向けに設計されており、インストールすれば速度をはじめとするさまざまなマウス設定をコントロールできます。
まずはお使いのマウスメーカーの公式サイトを確認し、自分のモデルに対応したソフトウェアが提供されているかチェックしましょう。専用ソフトがない場合でも、汎用ツールである程度機能する可能性はありますが、すべての機能が使える保証はありません。
Windows 10をもっと快適にカスタマイズしよう
Windows 10でのマウス速度の変更方法を覚えれば、ほかの設定もいろいろと試してみたくなるはずです。言語スキルの向上のためにキーボードの言語を変更したり、ディスプレイ設定を調整して画面の表示品質を改善したりすることもできます。
設定を変更しすぎてしまった場合も心配いりません。Windowsは比較的簡単に初期状態へリセットできます。ただし、その前に重要なファイルのバックアップを忘れずに行ってください。どうしても動作が重くて我慢できない場合は、自作PCを新しく組み立てて環境を一新するのも一つの選択肢です。
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