iCloudで動画を保存・共有する方法|アップロードから共有の停止まで徹底解説
Appleは、macOS High SierraおよびiOS 11以降で、iCloud Driveにファイル共有機能を導入しました。この新しい共有機能は「人を追加(Add People)」と呼ばれ、iCloud Driveにアップロードしたファイルへの共有リンクを作成します。動画をアップロードして「人を追加」でオプションを設定すると、iCloudが閲覧してほしい相手へリンクを送信します。相手はファイルをダウンロードする必要はなく、ファイルはiCloud上の元の場所にそのまま置かれたままになります。
iPhoneには多数の動画ファイルを保存できますが、iCloud Driveで共有できるのは一度に1つのファイルのみで、フォルダごとの共有はできない点に注意しましょう。
iCloudアカウントを持てるのは誰?
iCloudアカウントは、Apple IDを持っていれば誰でも無料で作成できます(Apple ID自体も無料です)。iPhone、iPad、iPod touch、MacでiCloudアカウントを作成・利用できます。Windows PCをお使いの場合でも、インターネットに接続できる環境があれば、ブラウザ経由でどこからでもiCloudにアクセス可能です。

ストレージ容量と料金プラン
iCloudには5GBの無料ストレージが付いており、これは他のAppleサービスとも共用されます。動画を大量にアップロードする予定があるなら、5GBではすぐに容量不足になるかもしれません。Appleは月額0.99ドル(日本では月額130円)からの50GBプランをはじめ、複数段階の有料ストレージを提供しています。プランは最大2TBまで用意されており、ファミリー共有を使えば家族と共同で利用することもできます。
動画をiCloudにアップロードする方法
iMovieで作ったホームムービーでも、SNS投稿用の短い動画でも、他の人と共有したい場合はまず動画ファイルをiCloudアカウントにアップロードしましょう。
- Apple ID(アカウント名)とパスワードでiCloudアカウントにログインします。
- 画面に表示されているアイコンの中から「iCloud Drive」を選択します。
- デスクトップにある動画ファイルをドラッグし、「iCloud Drive」ウィンドウにドロップします。
iCloud Driveから他の人とファイルを共有する方法は2つあります。1つはiCloud Driveにすぐにリンクをメールで送ってもらう方法、もう1つはリンクを生成しておき、共有したいときにいつでも使えるようにしておく方法です。
動画を共有する方法
任意のブラウザでiCloud Driveを開き、以下の手順に従います。
- iCloud Driveの画面で、共有したい動画を選択します。

- 画面上部の「人を追加」アイコンを選択して、「人を追加」ウィンドウを開きます。このアイコンは人の頭の横に「+」マークが付いた形をしています。
- 「メール」または「リンクをコピー」を選択します。
- メール:動画のリンクを共有したい相手のメールアドレスまたは電話番号を追加します。
- リンクをコピー:いつでも配布できる共有リンクを作成します。

- 「共有オプション」を選択してウィンドウを展開します。
- 「アクセスできるユーザ」の横で、「招待したユーザのみ」または「リンクを知っている人は誰でも」を選択します。

- 「権限」の横で「閲覧のみ」を選択します。もう一方のオプションを選ぶと、閲覧者がファイルに変更を加えられるようになります。
- 「共有」を選択して、リンクを受信者に送信するか、iCloudが生成したリンクをコピーします。
iCloud Driveが生成したリンクは保存しておきましょう。後から閲覧者を追加で招待したいときに、そのリンクを再利用できます。
iCloudでの共有を停止する方法
動画の共有をやめたくなったら、任意のブラウザでiCloudアカウントに再度アクセスします。
- iCloud Driveを開きます。
- 現在共有している動画のアイコンを選択して、ハイライト表示にします。
- 画面上部の「人を追加」アイコンを選択します。
- 「共有オプション」を選択します。
- 「共有を停止」を選択します。

- 確認画面で「OK」を選択すると、ファイルの共有が停止されます。
iCloudを有効にする方法
iCloudはmacOSやiOSユーザーにとって非常に便利なサービスで、ファイルの保存や共有を簡単に行えます。Pages、Numbers、KeynoteといったAppleの生産性アプリ向けのオンラインストレージとしても機能します。MacやiOSデバイスにはiCloud用アプリを別途インストールする必要はありません。iCloudはOSに標準で組み込まれているためです。「システム環境設定」(macOS Ventura以降は「システム設定」)を開いて「iCloud」を選択し、Apple IDでサインインするだけで使えます。iCloud Driveは、iCloudで利用できるフォルダのひとつです。
Windowsユーザーの場合は、専用の「iCloud(Windows版)」コントロールパネルをダウンロードする必要があります。インストールすると、メインのユーザーフォルダ内にiCloud DriveとiCloud写真用のフォルダが作成されます。iCloud Driveフォルダやそのサブフォルダに入れたファイルは、iCloud Driveが有効になっている他のパソコンやiOSデバイスにも自動的に同期・表示されます。
なお、現時点でiCloud DriveはAndroid OSには対応していません。Android端末からiCloudのデータを扱いたい場合は、ブラウザ経由でiCloud.comにアクセスするのが現実的な方法です。
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