【保存版】Clokiマルウェアの完全駆除ガイド|WordPress・Joomlaサイトの低速化・クラッシュを解決する方法
Clokiマルウェアとは?
近年、「Cloki」と呼ばれる新型のマルウェアが出現し、セキュリティ対策が不十分なJoomlaおよびWordPressサイトの動作を著しく遅延させたり、最悪の場合サイトをクラッシュさせたりする被害が報告されています。
このマルウェアの恐ろしい点は、cPanelやSSHへのアクセス権限がなくても、システムの核心部分にあたるコマンドを実行できることです。さらに、cronジョブを勝手に追加することで、マルウェアのコードを極めて短い間隔で繰り返し実行させます。その結果、サーバーリソースが使い果たされ、WordPressやJoomlaサイトの表示速度が大幅に低下してしまうのです。
実際に、GoDaddy、HostGator、InMotionなどの主要ホスティング業者が、Clokiに感染したサイトのLinux共有ホスティングアカウントを強制停止した事例も確認されています。
Clokiにハッキングされたか確認する方法
以下の2つのポイントをチェックしましょう。
1. サーバー上のCronジョブ/CronTabを確認する(cPanel経由)
cPanelにログインし、登録されているcronジョブの一覧を確認してください。自分が追加した覚えのない不審なcronジョブが存在する場合、Clokiに感染している可能性があります。
2. 不審な名前のファイルが存在しないか確認する
サーバー上、特にユーザーのホームディレクトリに、以下の名前のファイルがないかを探してください。
- cloki
- mip
- udic
- wprx
- xmcc
これらのファイルが見つかった場合、Clokiマルウェアに感染している可能性が高いといえます。
Clokiマルウェアの駆除手順
感染が確認できたら、以下の手順に沿って駆除を行いましょう。
- ホスティングアカウントを一時的に無効化する:cPanel/WHMから操作するか、ホスティング会社にサポートチケットを提出してアカウントの停止を依頼します。
- php.iniファイルで危険な関数を無効化する:public_htmlフォルダにカスタムphp.iniファイルを作成し、以下の「disable_functions」設定を追加します。
show_source, system, shell_exec, passthru, phpinfo, popen, proc_open, allow_url_fopen, eval, exec, parse_ini_file, open_base, symlink - Clokiのcronジョブを削除する:前項の確認作業で見つかった不審なcronジョブをすべて削除します。
- 悪意のあるファイルをすべて削除する:以下のファイルがサーバー上に残っていないか再度確認し、すべて削除します。
cloki/mip/udic/wprx/xmcc - ホスティングアカウントを再有効化する:アカウントを復旧させた後、数分間サイトの状態を注意深く監視してください。
- 再感染がないか最終確認する:マルウェアによってファイルやcronジョブが再作成されていないかを必ずチェックしましょう。
JoomlaとWordPressをClokiから守る予防策
再感染や新たな攻撃を防ぐために、以下の対策を徹底しましょう。
- Webアプリケーションファイアウォール(WAF)を導入する:サイトへの不正アクセスを事前にブロックできます。
- 危険なPHP関数を無効化する:php.iniファイルを使用して、前述の手順と同様にサーバー上の危険な関数を無効にしておきましょう。
- CMS本体とプラグインを常に最新の状態に更新する:WordPressおよびJoomlaのコアバージョン、プラグインの更新を怠らないことが重要です。
- 脆弱なファイルアップロード機能を点検する:サイト内に認証なしでファイルをアップロードできる箇所がないか確認し、適切なアクセス制限をかけましょう。
- サーバーの変更を定期的に監視する:ファイルやcronジョブに予期せぬ変更が加えられていないか、定期的にチェックする習慣をつけましょう。
まとめ:Clokiは再感染しやすい点に注意
Clokiの駆除には少しコツが必要です。このマルウェアは再感染するスピードが非常に速いという特徴があります。あるファイルやcronジョブを削除しても、気づかないうちに別のものが瞬時に再作成されてしまうケースが多々あります。
自力での駆除が難しい場合や、確実に感染を除去したい場合は、専門のサイトクリーンアップ&マルウェア除去サービスの利用を検討することをおすすめします。
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