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Windows 10テクニカルプレビューをメインOSにすべきではない理由

Windows 10テクニカルプレビューは今月初旬に公開されました。好意的なレビューを受けて、一部のユーザーはメインで使っているWindows 7や8をWindows 10にアップグレードしました。しかし、テクニカルプレビューがすべてのキー入力を記録しているという報道が浮上すると、無防備なユーザーは衝撃を受けたのです。テクニカルプレビューとは何かを理解していれば、決して驚くようなことではありません。

本記事では、Windows 10テクニカルプレビューを例に、ソフトウェアの早期バージョンをどのように扱うべきか、そしてそれをメイン環境にするのがなぜ悪い考えなのかを解説します。

テクニカルプレビューとは何か?

Windows 10テクニカルプレビュー(TP)は、エンタープライズユーザー向けの評価コピーです。基本的には早期のテストバージョンであり、企業は実際に試してみて、自社の業務フローにどう適合するかを確認し、Microsoftにフィードバックを提供します。理想的には、Microsoftは収集したデータを最終製品に反映し、顧客のニーズに応える仕上がりを目指します。

ITプロフェッショナルではない方、または企業のPCやデバイスを専門的に管理されていない方は、このプレビューをインストールしないことをお勧めします。また、家庭用または業務用のプライマリPCへのインストールもお勧めしません。出典:TechNet Evaluation Center

では、テクニカルプレビューの何が、メインOSの置き換えや個人利用に適さないのでしょうか?

バグが含まれている

ソフトウェアの初期バージョンは未成熟である傾向があります。エラーが起きやすいだけでなく、セキュリティが脆弱だったり、コンピュータをクラッシュさせたりする可能性もあります。

Windows 10 TPにはいくつかのバグが含まれています。起動に時間がかかるという報告がある一方、新しいContinuum機能が常に完璧に動作するわけではないことに気づいたユーザーもおり、一部のモダンアプリが正常に機能しないケースもあるようです。動画で紹介されている他の問題の中には、使用しているハードウェアに起因するとみられるものもあります。テストバージョンとしては、ごく普通のことなのです。

すべてのハードウェア・ソフトウェアに対応していない

Windows TPは最新のハードウェアを念頭に設計されており、限られた数のドライバーのみがプリロードされています。これはエンタープライズユーザー向けの評価コピーであることを忘れないでください。企業はWindows 10 TPを使って既存の環境との互換性を検証し、Microsoftに変更を求めます。その結果、Windows 10は2015年半ば〜後半の正式リリースまでに数多くの変更を経ることになります。新しいソフトウェアやハードウェアドライバーの開発基盤となるWindows 10のDeveloper Previewは、2015年4月のMicrosoft Buildカンファレンスで提供される予定です。

Windows 10の正式版がリリースされれば、より幅広いハードウェアドライバーが含まれるようになります。同様に、ソフトウェアも新OSで動作するように更新され、新機能を活用できるようになります。それまでの間、Windows 8用のドライバーやソフトウェアはWindows 10 TPでも問題なく動作するはずです。

もしWindows 10 TPを試してみて、ハードウェア、ソフトウェア、あるいはTP全般に関する問題に遭遇した場合は、MicrosoftコミュニティフォーラムのWindows 10 TPセクションを参照してください。特定のトピックを絞り込んだり、フォーラム全体を検索したり、自分で質問を投稿したりできます。

Windows 10テクニカルプレビューをメインOSにすべきではない理由

使用状況が詳細に監視される

Windows TPが利用可能になって数日後、Microsoftは評価コピーのユーザーから収集する情報量について批判を浴びることになりました。しかし、LifehackerのWhitson Gordonが指摘するように、Windows 10のキーロガー騒動は誇張されている面があります。

第一に、プライバシー声明には、どのような情報が収集され、どのような方法で収集され、何に使用されるのかが明確に記載されています。

プログラムを取得、インストール、および使用する際、Microsoftはお客様、お客様のデバイス、アプリケーション、ネットワーク、およびそれらの使用に関する情報を収集します。収集されるデータの例には、氏名、メールアドレス、設定や興味関心、閲覧履歴・検索履歴・ファイル履歴、通話およびSMSデータ、デバイス構成およびセンサーデータ、アプリケーションの使用状況などが含まれます。出典:Windows Technical Preview プライバシー声明

第二に、ユーザーのニーズを満たす信頼性の高い製品を開発するためには、オペレーティングシステムが実際にどのように使われているかを観察する必要があります。プレビューが無料で配布されているのは、まさにこのためです。

この件についてMicrosoftは次のように述べています。

Windows 10では、Windowsの構築と提供のあり方を変える、史上最大のオープンな共同開発の取り組みを開始します。Windows Insider Programに参加し、Windows 10テクニカルプレビューをオプトインしたユーザーは、顧客にとって最高のWindowsエクスペリエンスの実現に役立つデータとフィードバックを提供することを選択したのです。出典:betanews

なお、これはMicrosoftのテクニカルプレビュー専用のプライバシー声明であり、正式リリースには適用されません。ただし、政府の要求によってMicrosoftがプライバシー声明に反せざるを得なくなる可能性があるという話は、まったく別の問題です。「もう何もプライベートではない」と想定しておくのが賢明でしょう。

試用版には有効期限がある

Windows 10テクニカルプレビューをメインOSとして使い続けるべきではないもう一つの理由は、プレビュービルドに2015年4月15日の有効期限が設定されていることです。

Windows 10テクニカルプレビューをメインOSにすべきではない理由

Windows 10はWindows 8ユーザーには無料アップグレードになり、その他のユーザーにも安価に提供されるとうわさされていますが、それでもOSを再インストールする必要があります。ただし、Microsoftアカウントを使用していれば、Windows 8ユーザーが設定やアプリをWindows 10 TPに引き継げたのと同じように、プレビュービルドから最終リリース候補版へ個人設定やアプリを引き継げる可能性があります。

テクニカルプレビューを正しく使う方法

それでもWindows 10 TPを試してみたいという方は、以下のポイントを参考にしてください。

サブマシンまたは仮想マシンにインストールする

Windows 10 TPは、Windows 7またはWindows 8からのアップグレードとしてインストールできます。USBドライブからインストールすることも可能です。サブのコンピューターにインストールするか、現在のメインOSとのデュアルブート環境にすることをお勧めします。予備のコンピューターがなく、デュアルブートを設定したくない場合は、現在使用中のPC上の仮想マシンにWindows 10 TPをインストールするのも一つの手です。VMware Playerがおすすめです。

フィードバックを提供する

MicrosoftはOSの使用状況を監視していますが、ユーザーが提供するフィードバックも評価され、正式リリースに影響を与える可能性があります。フィードバックを送るには、Windows 10を起動し、スタートメニューを開いて、右上にある「Windows Feedback」タイルをクリックします。

Windows 10テクニカルプレビューをメインOSにすべきではない理由

開いたウィンドウで、フィードバックしたい最近のアプリケーションや分野を選択します。過去のフィードバックが表示され、すでに誰かが同じ内容を報告している場合は、「Me too!(私も!)」ボタンをクリックするだけで意見を反映できます。

Windows 10テクニカルプレビューをメインOSにすべきではない理由

あなたはどうやってWindows 10テクニカルプレビューを試していますか?

テクニカルプレビューなら、今後の展開をいち早くチェックでき、新しいおもちゃで遊ぶ感覚も味わえます。ただし、それはリリース候補版に期待される品質やセキュリティ基準を満たしていない試用版であることを忘れないでください。メインOSにするのではなく、未完成の製品として扱い、Microsoftの製品磨きに協力しましょう。

ちなみに、Windows 10 TPを実行していない場合でも、MicrosoftのWindows Feature Suggestionsページ(現在は終了)や前述のWindows 10テクニカルプレビューフォーラムで、Windowsの機能を提案したり、投稿に投票したりすることができます。

あなたはテクニカルプレビューに何を期待していますか?どのようにインストールし、どのように評価していますか?ぜひコメントで教えてください。

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