子供をキャットフィッシングなどのオンライン脅威から守るための安全対策6選
お子さんがインターネットを使える年齢に達すると、親としての心配事はぐっと増えます。これまではペアレンタルコントロールでしっかり見守ってきたけれど、そろそろ自由な時間も必要になってくる頃です。宿題も済んで、友達と同じようにSNSを始めたがっている――そんな場面に心当たりはありませんか?
でも、その前に少しお待ちください。監督の有無にかかわらず、初めてネットの世界に足を踏み入れる子どもたちの周りには、いくつもの危険が潜んでいます。
自由に使わせる前に、このガイドを一緒に読んで、リスクをきちんと理解させましょう。プライバシーや個人の安全を守れるのは、親だけではなく、子ども自身であるべきです。
キャットフィッシングとは何か?
「キャットフィッシング」とは、偽のオンラインアイデンティティを作り出す悪質な行為のことです。名前の由来は、オンラインデートの真実と嘘を描いたドキュメンタリー映画(YouTubeで視聴可能で、後にMTVの人気番組としてシリーズ化されました。いずれも『Catfish』というタイトルです)。多くの場合、金銭を巻き上げる詐欺ではなく、相手(特に恋愛感情を抱いている人)を騙し、最終的に恥をかかせることを目的としています。
では、具体的にはどのような手口なのでしょうか?要するに「デジタル上の偽装」であり、加害者は自分ではない誰かになりすまします。SNS上で虚偽の個人情報を掲載し、特に他人のプロフィール画像を盗用することで実現します。狙いは、相手を騙して恋愛関係に陥らせることです。
キャットフィッシングの標的は主に子ども(特に10代)や若者ですが、必ずしもそうとは限りません。年齢に関係なく、誰もが注意すべき脅威です。幸い、その影響を減らしたり、完全に防いだりするためにできることはたくさんあります。
以下の内容をお子さんに読ませて、じっくり理解させてください。保護者のあなた自身が実践してみるのも良いでしょう。
1. オフラインでの友人関係を大切にする
ネットの世界に入る前に、オフラインでの健全な人間関係の重要性を思い出しましょう。顔を合わせて会話すること、旅行やゲームを一緒に楽しむこと――こうした経験は、デジタル上のやり取りよりもはるかに価値があります。SNSは確かに便利なコミュニケーション手段ですが、スマホやパソコン越しのやり取りより、直接顔を合わせた会話の方がずっと重要です。
デジタルなやり取りはあくまで補助的なツール、近道にすぎません。本物のつながりを大切にしましょう。

さらに言えば、友人と親が顔を合わせることは、決して恥ずかしいことでも気まずいことでもありません。名前と顔が結びついていれば安心ですし、映画館やパーティーへの送迎が必要になったときにも、余計な気まずさを避けられます。
2. 知らない人を「友達」に追加しない
初めてSNSにアクセスするときはワクワクするものです。しかし、どんなことでもそうであるように、興奮しすぎてはいけません。学校や大学で仲良くしている同じグループの友達だけを追加しましょう。実際の生活でよく知っている人なら、Facebook(またはお好みのSNS)に追加しても問題ありません。
しかし、知らない人の場合は話が別です。相手がどんなにかわいい・ハンサム・魅力的に見えても、実際に会ったことがないのであれば追加してはいけません。シンプルなこのルールこそが、安全を保証します。
残念ながら、SNS側も「あなたが知っているかもしれない人」のような提案を次々と表示してきます。届いた友達リクエストも同様です。だからこそ、このルールを忘れないでください。知らない人? 追加しない!
3. SNSのプライバシー設定を見直す
SNSにはプライバシー設定機能が備わっています。通常は有効になっていますが、最大限に設定されているとは限りません。どのSNSを使っているか分からないため、すべての項目を説明することはできませんが、一般的なルールとして、「友達以外の人に写真(プロフィール画像を含む)を見せない」ように設定しましょう。

Facebookの場合は、「設定 > プライバシー」を開き、各項目を「友達」または「自分のみ」に設定します。こうすることで、知らない人にアカウントを見られるのを防げます。さらに、Facebookの写真プライバシー設定ガイドを参考にすれば、キャットフィッシング犯による写真の盗用も防げます。
Instagramの場合は、メニューを開いて「設定」を選択し、「非公開アカウント」をオンにします。これで、承認した人だけがあなたの投稿した写真や動画を見られるようになります。

また、どのSNSでも、ブロックしたい既存のフォロワーがいれば、遠慮なくブロックしましょう。Facebookでは友達解除もできますが、ブロック機能も使えます。Instagramでは「フォロワー」をタップして一覧を確認し、ブロックしたい人の右側にある縦の三点リーダーをタップして「削除」を選びます。必要に応じて繰り返してください。
WhatsAppユーザーの方は、WhatsAppのプライバシー設定ガイドをご覧ください。
では、X(旧Twitter)はどうでしょうか?
4. X(Twitter)に個人写真を投稿しない
X(旧Twitter)では、アクセスとプライバシーの管理が少し複雑です。リポスト(リツイート)の仕組みにより、投稿や写真(プロフィール画像を含む)は、あっという間に自分の手を離れて拡散される可能性があります。数分のうちに写真が拡散されたり、キャットフィッシングに悪用されたりするかもしれません。プライバシー設定を確認する暇もないほど速いのです。
そこで、アカウントの「設定」ページを開き、「プライバシーとセキュリティ」に進み、「投稿を保護する」にチェックを入れましょう。これにより、知らない人があなたの投稿を見られなくなります。今後、フォローを希望する人はすべて承認制になります。これでかなり安全度が高まります。

「投稿に位置情報を追加する」のチェックを外せば、位置情報に関するプライバシーも守れます。さらに、写真へのタグ付けを許可しない設定にして、写真の安全性を確保しましょう。
なお、アカウントを保護設定にする前からフォローしていた人は、引き続き投稿や写真を見られます。以前からの連絡先をブロックしたい場合は、フォロワーページを開き、縦の三点リーダーを選択して「@ユーザー名さんをブロック」を選びましょう。
また、「全員からのダイレクトメッセージを受け取る」オプションは無効にし、DMは友達だけに限定しましょう。
意外に思われるかもしれませんが、X(旧Twitter)を非公開で使うメリットはたくさんあります。ぜひ試してみてください。
5. Google画像検索を活用する
キャットフィッシングには、少なくとも2人の被害者がいます。標的となった本人と、写真を勝手に使われた本人です。多くの場合、偽プロフィールに使われるのは、Google検索で見つけたモデルや魅力的な見た目の他人の写真です。幸い、同じGoogleのツールを使って、写真の出所を追跡できます。

たとえば、自分のプロフィール写真が不正使用されていないか心配なら、簡単に確認できます。images.google.comでGoogle画像検索を開き、パソコンからプロフィール画像をブラウザウィンドウにドラッグするだけです。その写真がネット上に存在するすべての場所が表示されます。
同じ方法で、連絡先の人物の写真を調べることもできます。もちろん、実際に知らないフォロワーはいないはずですが、もしいたら、Google画像検索で相手が正直な人物かどうかを確認しましょう。適切な結果を得るまで時間がかかることもあるので、Google画像検索のコツをまとめた記事をチェックするのもおすすめです。
Googleを使うついでに、自分自身(または気になる人のオンライン活動)についても検索してみるとよいでしょう。結果が最小限であれば理想的です(学校のトロフィー受賞の新聞記事程度なら問題ありません)。
6. 使っていない古いアカウントを削除する
忘れてしまったSNSアカウントを持っていませんか?年長世代なら、放置されたままのMySpaceアカウントが個人情報を漏らし続けているかもしれません。若い世代なら、ほとんど使っていないInstagramアカウントがあるかもしれません。いずれにせよ、こうしたアカウントは、キャットフィッシング犯に個人情報を収集される格好の餌食になります。

古いアカウントへのアクセスを回復するには時間がかかることがありますが、それだけの価値があります。多くの場合、昔のメールアカウントへのアクセスが必要になりますが、登録時の情報(メールアドレスなど)を覚えていれば、認証情報を新しいアカウントに送ってもらえる場合もあります。
アクセスを取り戻したら、まずSNSプロフィール上の写真を削除し、その後アカウント自体を削除しましょう。
キャットフィッシング対策のその先へ
ここで紹介したヒントは、キャットフィッシングだけでなく、より広範なプライバシー上の穴を塞ぐことにも役立ちます。お子さんが他のオンライン脅威から自分自身を守る力を身につける機会にもなるでしょう。
今後のことを考えれば、この一連の取り組みは、安全なネット利用のための良い出発点です。「インターネット接続は、社交のメリットだけをもたらすわけではなく、デメリットも同時に家に持ち込む」という事実を強調しておきましょう。リスクを軽減するための措置を講じることで、お子さんの教育にもなり、将来のオンライン安全の確保につながります。
あなたやご家族はキャットフィッシングの被害に遭ったことはありますか?あるいは、他のなりすまし詐欺やオンラインの罠に遭遇したことは?どんなことが起きたのか、下のコメント欄でお聞かせください。
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