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Facebookがあなたの閲覧データを収集・販売するのを防ぐ方法【PC・Android・iOS対応】

Facebookはあなたのブラウジングデータを収集し、それを販売しています。これはもはや隠しようのない事実であり、同社は世界最大級の広告ビジネスを展開する企業です。

残念ながら、Facebookのプライバシー設定は非常に複雑で、長年利用しているユーザーでも、無数に並ぶアプリやメニューの中から目的の設定を見つけ出すのは容易ではありません。

しかし、もっと良い方法があります。Facebookアカウントの設定画面に触れることなく、データ収集そのものを阻止できるのです。データがなければ、売ることもできません。理屈はシンプルですね。

この記事では、デジタル広告アライアンス(DAA)を活用して、Facebookが収集できる情報量を大幅に削減する方法をご紹介します。さらに、AndroidおよびiOS端末上でFacebookがブラウジングデータを取得するのを防ぐ方法についても解説します。

それでは詳しく見ていきましょう。

デジタル広告アライアンス(DAA)に頼ってみよう

デジタル広告アライアンス(Digital Advertising Alliance:DAA)は、オンライン広告業界全体における倫理的なプライバシー慣行の徹底を担う団体です。

2009年、米国の7つの広告業界団体が自主規制の導入で合意したことをきっかけに設立されました。

2010年には「AdChoices」という規制ガイドラインを作成しています。AdChoicesはインターネットベースのオンライン広告を対象としたガイドラインで、特に行動ターゲティング広告に関するプライバシー慣行を重視しています。

AdChoicesが提供するツールの一つが「WebChoices」です。WebChoicesを使えば、個々の企業による行動ターゲティング広告への参加・不参加をユーザー自身が選択できます。

WebChoicesの使い方

WebChoicesツールの利用を開始するには、公式サイトoptout.aboutads.infoにアクセスしてください。

ページが読み込まれるとすぐに、JavaScriptチェック、ネットワーク品質テスト、ファーストパーティCookieとサードパーティCookieのチェックという4つの検証が自動的に実行されます。これらは、後続のスキャンが正しく動作することを確認するためのものです。

4つのチェックに合格すると、ツールはブラウザのIBA(興味・関心に基づく広告)ステータスを要求します。スキャン対象となるのは133社で、Facebookもその一つです。スキャンには数分かかります。

完了したら「Continue(続行)」をクリックすると、結果が画面に表示されます。結果は3つの列に分かれています。

Facebookがあなたの閲覧データを収集・販売するのを防ぐ方法【PC・Android・iOS対応】

各企業について、「Customizing Ads on your Browser(ブラウザでの広告カスタマイズ)」列に「Yes」または「No」が表示されます。各企業の詳細を知りたい場合は、企業名の左側にある「+」アイコンをクリックしてください。

ここで2つの選択肢があります。133社すべてからのトラッキングをブロックしたい場合は、「Opt Out(オプトアウト)」列の「Select All(すべて選択)」をクリックします。あるいは、ブロックしたい企業ごとにチェックボックスへ個別に印を付けても構いません。

準備ができたら、画面下部の「Submit Choices(選択を送信)」をクリックします。ツールがオプトアウト申請を自動的に処理します。この処理にも数分かかる場合があります。

Facebookがあなたの閲覧データを収集・販売するのを防ぐ方法【PC・Android・iOS対応】

最終的に、申請の処理状況を通知するメッセージが表示されます。正しく処理されなかった申請がある場合は、「Try Again(再試行)」をクリックしましょう。

複数のブラウザを使用している場合

注意点として、このツールは現在使用しているブラウザ上でのみ、企業によるトラッキングを防止します。

複数のブラウザを使い分けている場合は、それぞれのブラウザで同じ手順を繰り返す必要があります。

AndroidやiOSでもFacebookによるブラウザデータの収集をブロックしたい場合は、このまま読み進めてください。両プラットフォームの方法を順番に解説します。

AndroidでFacebookによるブラウザデータの利用を止める方法

AndroidのウェブブラウザからDAAのツールにアクセスすることもできますが、実はOS自体に行動ターゲティング広告をオプトアウトする、より簡単な方法が用意されています。この設定はFacebookだけでなく、あなたを追跡している他のすべての企業にも適用されます。

まず「設定」アプリを開き、下にスクロールして「Google」をタップします。次に「サービス > 広告」へ移動し、「広告パーソナライズのオプトアウト(Opt out of Ads Personalization)」の横にあるトグルをオンにします。

この設定を有効にすると、Android OSが端末上のすべてのアプリに対して広告IDの使用を禁止します。その結果、アプリはあなたの行動プロファイルを作成できなくなります。

より安全を期したい場合は、「広告IDをリセット(Reset Advertising ID)」もタップしておきましょう。すでに収集されたデータがアカウントと紐付けられなくなります。

Facebookがあなたの閲覧データを収集・販売するのを防ぐ方法【PC・Android・iOS対応】

iOSでFacebookによるブラウザデータの利用を止める方法

Androidと同様に、iOSにもFacebookによるデータの記録(そして販売)を防ぐ手段が用意されており、OSの標準機能として提供されています。

まず、iOSの「設定」アプリを開きます。次に「一般 > 機能制限(Restrictions)」へ移動し、ページ上部にある「機能制限を有効化(Enable Restrictions)」をタップします。制限用のパスコードの入力が必要です。

下にスクロールして「プライバシー」セクションを見つけ、「広告(Advertising)」をタップします。「変更を許可(Allow Changes)」を選択してください。

続いて「設定」アプリに戻り、「プライバシー > 広告」へ移動します。「広告トラッキングを制限(Limit Ad Tracking)」の横にあるトグルをオンにします。

Androidの場合と同じく、「広告識別子をリセット(Reset Advertising Identifier)」もタップして、既存のデータをAppleアカウントから切り離しておきましょう。

なお、これらの手順は旧バージョンのiOS向けのものです。iOS 14以降では、「設定 > プライバシー > トラッキング」から「Appからのトラッキング要求を許可」をオフにするか、アプリごとにトラッキングを拒否する設定が推奨されています。

Facebookがあなたの閲覧データを収集・販売するのを防ぐ方法【PC・Android・iOS対応】

Facebook側の設定も見直そう

仕上げとして、Facebook本体の広告設定もしっかり固めておきましょう。

Facebookのホームページにアクセスしてログインし、「設定」メニューを開きます。画面左側のパネルから「広告(Ads)」をクリックしてください。

広告設定メニュー内で、以下の2項目をオフにします。

  • 「Facebook上でオンラインの興味・関心に基づく広告を表示してもよいか(Can you see online interest-based ads on Facebook)」
  • 「あなたのFacebook広告設定を、パソコン、モバイル端末、スマートTVなどの端末での広告表示に使用してもよいか(Can your Facebook ad preferences be used to show you ads on devices such as computers, mobile devices, and connected TVs)」

まだFacebookの膨大なプライバシー設定をじっくり確認したことがないなら、今こそ当サイトのガイドを読む絶好のタイミングです。

Facebookによる閲覧データの利用をどうやって止める?

一度手元に渡ったデータを、Facebookに売らないよう求めることは不可能です。重要なのは、そもそもデータを収集させないことにあります。

この記事では、デスクトップ、Android、iOSの各環境でFacebookによるデータ収集を防ぐ方法をお伝えしました。

皆さんはここで紹介した方法を活用していますか?それとも別のアプローチを取っていますか?

いつものように、ぜひコメント欄であなたのコツや意見を聞かせてください。

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