Googleアカウントのセキュリティを強化するために今すぐ見直したい4つの基本設定
メール、書類、写真、メモなど、Googleアカウントには大切な個人情報がぎっしり詰まっています。デジタル上のトラブルや悪意ある攻撃から、そのデータをしっかり守る準備はできていますか?
少なくとも、Googleアカウントの設定ページで以下の4つの基本設定を見直しておきましょう。アカウントを保護するとともに、いざというときにスムーズに復旧できる体制が整います。
1. 復元用のメールアドレスと電話番号を追加する
万が一Googleアカウントから締め出されたとき、登録済みの予備の電話番号やメールアドレスがあると、解決への大きな助けになります。より安全を期すなら、両方登録しておくのがベストです。Googleもアカウント設定を開くたびに、これらの情報の追加を促してきます(なお、セキュリティの質問は現在のGoogleアカウント設定には存在しません)。
最新の連絡先情報が未登録の場合は、次の手順で更新しましょう。
- Googleアカウントのサイドバーから「セキュリティ」をクリックし、セキュリティ設定を開きます。
- 「本人確認の方法」セクションにある「再設定用の電話番号」と「再設定用メールアドレス」を順にクリックして、新しい情報を追加します。このとき、復元用メールアドレスは対象アカウントのGmailアドレスとは別のものを指定してください。できればGmail以外のアドレスが理想的です。
連絡先情報は「個人情報」ページ(サイドバーからアクセス可能)からでも更新できます。ここにはアカウントに紐づくその他のメールアドレスも表示されており、通常の復旧方法がうまくいかない場合、Googleが復旧プロセスの中でこれらのアドレスを尋ねることがあります。
復元用のメールアドレスと電話番号があれば、パスワードやメールアドレスを忘れてもアカウントに入れる可能性が高まります。ただし、これらの方法が何らかの理由で使えないケースに備えて、アカウント復旧時にGoogleから聞かれる可能性のある次の2つの情報を控えておくと安心です。
- パスワードの履歴: 直近数件分のパスワードがあれば十分です。パスワード管理アプリを使っていれば、すでにこの情報にアクセスできるはずです。
- アカウント作成日: Googleアカウントを作成した正確な日付を事前に調べておきましょう。
2. 2段階認証を設定する
2段階認証を有効にすると、Googleアカウントに第二の防御壁が加わります。以降は、パスワードに加えて時間ベースで変化する動的な数字コードの組み合わせでのみアカウントにアクセスできるようになります。これはいわゆる二要素認証(2FA)の一種です。
この追加セキュリティ対策の設定を始めるには:
- サイドバーから「セキュリティ」ページを開きます。
- 「Googleへのログイン」セクションの「2段階認証プロセス」をクリックします。
- 次の画面で「開始」ボタンをクリックします。
続いて、ワンタイムコードを受信できる有効な電話番号の入力を求められます。コードはSMSまたは音声メッセージで受け取れます。いずれかを選んで「次へ」をクリックしてください。
次の画面で、スマホに届いた6桁のコードを入力し、再度「次へ」をクリックします。最後に表示される「有効にする」を押せば、2FAの設定は完了です。
設定後、スマホが手元にない場合や、より安全・簡単な方法を好む場合に使える代替手段がいくつか表示されます。最も安全なのは物理的なセキュリティキーです。
SMSや専用の認証アプリを使う場合でも、次のステップだけは絶対に省略しないでください。バックアップコードの印刷です。
バックアップコードを印刷する
いつもの方法でワンタイム認証コードを生成できない場面は起こりえます。スマホを紛失した、端末がオフラインになっている、認証アプリが不調——どんな理由であれ、バックアップコードさえ準備していればアカウントへのアクセスは止まりません。取得手順は以下の通りです。
- 「2段階認証プロセス」画面が開いていない場合は、「セキュリティ」>「Googleへのログイン」から移動します。
- 「バックアップコード」の下にある「設定」リンクをクリックします。
- Googleが生成した10個のバックアップコードを保存します。PDFとして印刷するか、テキストファイルでダウンロードするか、パスワード管理ツールの安全なノートに貼り付けるのがおすすめです。各コードは1回限りの使用です。
以前にコードを生成したけれど保存していなかった場合も、同じ手順で大丈夫です(その場合は「バックアップコード」セクションに「設定」ではなく「コードを表示」リンクが表示されます)。
3. Googleで共有する情報を管理する
悪意ある第三者は個人情報を悪用して、なりすまし(アイデンティティ盗難)を行うことがあります。だからこそ、生年月日・出生地、電話番号、メールアドレス、住所などのデータは厳重に守る必要があります。
こうした情報がGoogleアカウントに含まれている場合は、「他のユーザーに表示される情報を選択」ページで閲覧できる相手を制御できます。Googleアカウントの「ユーザーと共有」>「他のユーザーに表示される情報を選択」からアクセスしましょう。
ページ内を確認し、「表示」ラベルや地球儀アイコンが付いた情報を探します。これらのマークは、そのデータがあなたとやり取りする全員に公開状態であることを示します。1つずつクリックして「非表示」に切り替えましょう。組織アカウントをお使いなら「所属組織」を選択し、チームメンバーだけが閲覧できるようにすることも可能です。
4. 使っていないサードパーティアプリのアクセス権を取り消す
Googleアカウントでサードパーティアプリにログインしていたり、特定のアプリにGoogleカレンダーの閲覧・編集などを許可していたりするかもしれません。信頼して実際に使っているアプリだけがアカウントへアクセスできる状態にしておくのが理想です。それ以外のアプリについては、権限の取り消しをおすすめします。
手順は、「アカウントにアクセスできるアプリ」ページを開くことです。「セキュリティ」ページからは次の2通りの方法でアクセスできます。
- 「アカウントアクセスを持つサードパーティ アプリ」セクションの「サードパーティのアクセス権を管理」リンクをクリックする
- 「他のサイトへのログイン」セクションの「Googleでログイン」をクリックする
次の画面には、Googleアカウントの一部にアクセスできる外部アプリがすべて表示されます。各アプリをクリックすると、アカウントのどの部分を閲覧・編集できるのかがわかります。内容に不安があれば「アクセス権を削除」ボタンを押して、アプリとアカウントの連携を解除しましょう。
なお、この操作でサードパーティアプリ側のアカウント自体が削除されるわけではありません。あくまでGoogleアカウントとの連携が切れるだけで、再接続すればまた使えるようになります。完全に削除したい場合は、先に該当アプリ側でアカウントを削除してから、Googleアカウントからのアクセス権を取り消しましょう。
Googleアカウントをしっかり守ろう
大事なオンラインアカウントから締め出されたり、データを失ったりするのは不安な体験です。それがGoogleアカウントとなれば、パニックになりかねません。上記の設定変更で事前に対策を講じておきましょう。さらに強固なセキュリティが必要な方は、「Google高度な保護プログラム」の利用も検討してみてください。
セキュリティを固めた後は、Google体験のカスタマイズや改善に進みましょう。まずはGoogleのプロフィール画像を変更するところから始めてみてはいかがでしょうか。
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