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Thunderbirdの「電子メールプログラムが関連付けられていません」エラーを修正する方法 ― prefs.jsのEDS設定編集

Thunderbirdで「要求された操作を実行するための電子メールプログラムが関連付けられていません」というエラーが表示される問題――そのもうひとつの解決策をご紹介します。

最終更新日:2024年2月7日

はじめに

こんにちは、読者の皆さん。およそ2年半前、私は上記とまったく同じタイトルの記事を公開しました。当時はThunderbird 91.xへのアップグレードをきっかけに突如発生するようになった、この厄介で不可解なエラー――「電子メールプログラムが関連付けられていないため操作を実行できません」――を解決するための短いガイドでした。あの記事では複数の対処法をご紹介し、起動のたびに無害ではあるものの無意味なポップアップをクリックして閉じる手間から皆様を解放しようとしたのです。

それ以来、多くの読者の方からメールをいただき、それぞれ異なる新しい解決策を提案してくださいました。いずれも「特定プロトコルへの対応」という共通の概念に基づくものでした。本記事では、さらに別の解決方法をお届けします。同じ小さな悩みにお困りの方は、ここで紹介する新しい手法が役立つかもしれません。もちろん、以前ご紹介した方法で解決しなかった場合の選択肢としてお試しください。

Thunderbirdの「電子メールプログラムが関連付けられていません」エラーを修正する方法 ― prefs.jsのEDS設定編集

原因はLDAP(EDS)設定

ThunderbirdのBugzillaを調べてみると、興味深い情報がいくつか見つかります。あるバグレポートによると、このエラーはThunderbirdに追加されたEvolution Data Server(EDS)機能の設定に起因するとのことです。これは主にLinux環境に関わるものですが、必ずしも必要であったり有用だったりするわけではありません。実際、システムがこれらの設定項目を正しく処理できない場合、起動時にこのエラーが発生してしまうのです。

では、原因の候補が判明したところで、どうやって修正すればよいのでしょうか?

解決方法:prefs.jsファイルの編集

この問題を解決するには、Thunderbirdフォルダ内にあるprefs.jsファイルを手動で編集する必要があります。ファイルの場所は以下の通りです。

「プロファイルフォルダ」/prefs.js

フォルダの場所は、Thunderbirdのバージョン(ポータブル版など)やインストールパスによって異なります。参考までに、Windowsの場合は以下のようなパスになります。

C:\Users\「ユーザー名」\AppData\Roaming\Thunderbird\Profiles\「プロファイルフォルダ」

編集の手順

  1. Thunderbirdを終了します。
  2. prefs.jsファイルのバックアップを作成します。念のためコピーを取っておきましょう。
  3. テキストエディタでファイルを開きます。Notepad++などがおすすめです。
  4. 該当する設定行を探します。通常、ファイルの中ほど、「user_pref("layout.css.devPixelsPerPx", "1.0");」という行の付近にあります。ただしこれは目安であり、厳密な規則ではありません。

問題となるEDS関連のエントリは以下の5つです。

user_pref("ldap_2.servers.eds.description", "EDS Address Book Bootstrapper");
user_pref("ldap_2.servers.eds.dirType", 3);
user_pref("ldap_2.servers.eds.filename", "eds.mab");
user_pref("ldap_2.servers.eds.position", 1);
user_pref("ldap_2.servers.eds.uri", "moz-abedsdirectory://");

これらの行をコメントアウトしましょう。各行の先頭に「//」を付けるだけでOKです。例えば次のようになります。

// user_pref("ldap_2.servers.eds.position", 1);

すべての該当行をコメントアウトしたら、ファイルを保存して閉じ、Thunderbirdを起動します。エラーは表示されなくなるはずです。

編集後の確認

編集後に再度prefs.jsファイルをテキストエディタで開いてみると、該当するエントリが消えていることに気づくでしょう。筆者が確認した2つのテストケースでは、Thunderbirdが自動的に編集済みの設定項目をサニタイズ(無効化・削除)していました。いずれにせよバックアップを作成してありますので、必要になればいつでも元に戻すことができます。

まとめ

整理整頓へのこだわりは、コンピューティングの世界において強力な原動力です。雑なUIデザインや、ユーザー体験を不必要に難しくしてしまうプログラミング上のミスを補う存在でもあります。今回のEDSエラー自体はシンプルで些細なもので、実害こそありません。しかし、余計なポップアップや余計なマウスクリックの積み重ねは、実に煩わしいものです。だからこそ、解決する価値があるのです。

現在、この問題に対処する方法は多数存在します。その最新のひとつが、prefs.jsファイル内のEDS設定の編集です。ThunderbirdのBugzillaを見る限り、この問題は今なお現役で、メールクライアントに影響を与え続けているようです。もしこの問題に遭遇したら、ぜひ今回のワークアラウンドを試してみてください。これで皆さんのシステムに平穏が戻ることを願っています。次のバグが現れるまでは。アイデアや提案を送ってくださった皆様に心より感謝いたします。

それではまた。

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