Chromeで特定のサイトのキャッシュだけを無効にする方法【DevTools・拡張機能】
毎日のタスクは山積みで、すべてを完璧にこなす時間などなかなか取れないもの。作業を遅らせる要素は、二度と取り戻せない貴重な時間を奪っていくため、誰にとってもストレスの種です。ウェブブラウジングも例外ではありません。ページの表示が遅かったり、エラーが出たりすると、ついイライラしてしまうものです。
だからこそ、キャッシュは私たちの強い味方と言えます。頻繁に訪れるサイトは、アクセスのたびに同じデータや指示を再取得する必要がないため、表示速度が速くなります。これは常に良いことです。
キャッシュの落とし穴:最新情報が見えなくなる
とはいえ、キャッシュには意外な落とし穴があります。キャッシュメモリを利用してページを表示する仕組み上、お気に入りのサイトの更新内容が反映されないことがあるのです。事前にキャッシュをクリアしていない限り、サイトの新しいロゴやデザイン変更などに気づかないまま、大切な情報を見逃してしまう可能性もあります。
キャッシュを無効にする3つのメリット
1. エラーや不具合を回避できる
サイトを開いたときにエラーメッセージが表示されたり、ページが応答しなくなったりする原因の一つが、キャッシュの破損です。特定のサイトでキャッシュを無効にしておけば、こうしたトラブルに悩まされる心配がなくなります。
2. パフォーマンスが向上する
アプリの検索ボックスの反応が鈍い、オートコンプリートが思うように機能しない――そんなときも、キャッシュの削除・無効化によって動作が改善されることが期待できます。
3. プライバシーを守れる
家族や同僚とパソコンを共有している場合、キャッシュの無効化はプライバシー保護にも役立ちます。自分が閲覧していたサイトや個人的な設定情報を、他人に見られる心配がなくなります。
デベロッパーツールでキャッシュを無効にする手順
特定のウェブサイトだけキャッシュを無効にしたい場合は、Chromeのデベロッパーツール(DevTools)を使えば簡単に設定できます。手順は以下の通りです。
- 対象のサイトを開く
キャッシュを無効にしたいウェブサイトにアクセスします。 - F12キーを押す
デベロッパーツールのコンソールが画面に表示されます。

- 設定メニューを開く
デベロッパーツール右上の縦3点アイコン(⋮)をクリックし、「Settings(設定)」を選択します。

- 「Disable cache」にチェックを入れる
「Disable cache (while DevTools is open)」という項目にチェックを入れます。

これで完了です。驚くほど簡単でしたよね。以降、デベロッパーツールを開いた状態でそのサイトにアクセスすれば、保存されたキャッシュではなく最新のコンテンツが読み込まれるため、サイトの変更点をすぐに確認できます。キャッシュを使用しない分、読み込みに多少時間がかかることもありますが、体感できるほどではないことがほとんどです。
なお、この設定はデベロッパーツールを開いている間のみ有効です。普段遣いで常時無効化したい場合は、次に紹介する拡張機能を活用すると便利です。
拡張機能「Cache Killer」で手軽にキャッシュを無効化
もっと手軽に、特定のサイトだけでなくすべてのサイトのキャッシュを無効にしたいなら、無料のChrome拡張機能「Cache Killer」がおすすめです。インストールするだけで使え、アドレスバー(Omnibar)横のアイコンをクリックするだけでオン・オフを切り替えられます。

特定のサイトだけキャッシュを無効にしたいときは、必要な期間だけオンにし、不要になったらオフにするだけ。逆に、訪問するすべてのサイトで常に最新のコンテンツを表示したいなら、Cache Killerをつけっぱなしにしておけば、いつでも新着情報を逃さずチェックできます。
また、拡張機能を使わなくても、キーボードの「Ctrl + F5」を押せば、そのページのキャッシュを無視して最新の内容を強制的に再読み込みできます。ちょっとした確認には、このショートカットが手軽で便利です。
まとめ
よく訪れるサイトの最新情報を確実にチェックしたいなら、キャッシュの管理は欠かせません。今回紹介したデベロッパーツールの設定やCache Killerのような拡張機能を活用すれば、大事な更新情報を見逃すことはもうありません。あなたはどの方法でキャッシュをクリアしていますか? ぜひコメント欄で教えてください。
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