Google ChromeでFlash Playerを有効にする方法|手順と現在の代替策
かつてWeb動画やオンラインゲームの標準規格として君臨していたAdobe Flash Playerは、長い衰退期を経て2020年12月31日にサポートを終了しました。複雑なアニメーションの処理能力に限界があったことに加え、頻発するセキュリティ問題も大きな要因でした。Adobeは2021年1月12日以降、Flashコンテンツの実行をブロックしており、Google Chromeもバージョン88以降でFlash Playerの機能自体を削除しています。
そのため、この記事で紹介する手順はFlash Playerがまだ搭載されていた旧バージョンのChrome向けのものです。最新のChromeでは以下の設定項目が存在しないため、あらかじめご了承ください。
ChromeでFlash Playerを有効にする手順(旧バージョン向け)
1. 対象サイトの安全性を確認する
注意:Flash Playerは脆弱性が多く、悪意あるサイトでは攻撃の踏み台にもなり得ます。必ず信頼できる安全なサイトでのみ有効化してください。サイトの正当性や安全性の見分け方については、専門のガイド記事を参考にすることをおすすめします。
まず、Flash Playerを有効にしたいサイトへアクセスします。安全なサイトであれば、アドレスバーに鍵(パドロック)アイコンが表示されるはずです。このアイコンがないサイトは通信が暗号化されていないため、Flashを有効にするのは絶対に避けましょう。

2. サイトの設定からFlashを許可する
アドレスバーの鍵アイコンをクリックし、メニューから「サイトの設定」を選択します。続いて表示された設定一覧を下方向にスクロールして「Flash」の項目を探し、横のプルダウンメニューから「許可」を選べば完了です。
3. 必要なサイトごとに同じ操作を繰り返す
Flashコンテンツを実行したいサイトが複数ある場合は、それぞれのサイトで同じ手順を繰り返してください。設定はサイト単位で保存されるため、一度許可すれば次回以降も自動的に適用されます。
Flashの設定を後から管理・解除する方法
あとから特定のサイトでFlashを無効化したい場合や、これまで許可・ブロックしたサイトを一括して確認したいときは、Chrome右上の3点メニューアイコンから「設定→プライバシーとセキュリティ→サイトの設定→Flash」と進みます。

この画面には、Flash Playerをブロックまたは許可したすべてのサイトが一覧で表示されます。各サイト名の横にあるゴミ箱アイコンをクリックすれば、該当サイトをリストから削除でき、設定をリセットすることが可能です。
Flashが使えない現在の代替手段
最新の環境でどうしてもFlashコンテンツを再生したい場合は、オープンソースのFlashエミュレーター「Ruffle」の利用が有力な選択肢です。Ruffleはブラウザ拡張機能としても提供されており、旧Flash Playerのようなセキュリティリスクを抑えながら、多くのFlashゲームやアニメーションを再現できます。また、過去のWebコンテンツを閲覧できるアーカイブサービスを活用するのも一つの方法です。
Chromeをもっと便利に使いこなしたい方は、ブラウジング体験を向上させるおすすめのChrome Flagsや、定番のChrome拡張機能のまとめ記事もあわせてチェックしてみてください。
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