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2021年版:コストパフォーマンスで選ぶ最強クラウドストレージ徹底比較

2021年版:コストパフォーマンスで選ぶ最強クラウドストレージ徹底比較

家族の思い出の写真、仕事で蓄積した何年分もの書類、あるいはその両方――クラウドストレージはそれらすべてを預かってくれる頼もしい存在です。最大のメリットのひとつは、すべてのデバイス間でデータを同期できるため、どんなファイルにもほぼ瞬時にアクセスできること。では、どのサービスを選べばよいのでしょうか?DropboxやGoogle Driveは有名ですが、本当にコストパフォーマンスに優れているのでしょうか?今回は2021年のベストクラウドストレージを徹底的にチェックします。

無料で使いたい人へ

安上がりなストレージといえば、無料に勝るものはありません。ただし、無料のクラウドストレージには注意点もあります。機密性の高い情報やデリケートなデータの保管場所としては必ずしも最適とは限らず、サービスの品質や提供内容が今後も変わらないという保証もないのです。

2021年版:コストパフォーマンスで選ぶ最強クラウドストレージ徹底比較

そうはいっても、「タダで最大限の価値」を得られるオールラウンドな無料クラウドストレージといえば、やはりGoogle Driveが筆頭です。15GBもの無料ストレージを、信頼性の高い高速なアップロード/ダウンロード環境で提供しており、世界有数の巨大テック企業がバックについている安心感は群を抜いています。

ただし、Googleのサービスを使いたくないという方には、IcedriveとBoxが有力な対抗馬として並びます。どちらもよく似た機能セットを備え、無料容量は10GBです。

ここまでが「無料」サービスの話。以下では、2021年に支払う価値のあるプレミアムクラウドストレージサービスを紹介していきます。

1. pCloud

数少ない「買い切り(生涯ライセンス)」価格を提供するクラウドストレージプロバイダーのひとつであるpCloudは、魅力的な機能も満載です。リモートアップロード機能を使えば、別のパソコンからでもファイルのURLをアップロードマネージャーに入力するだけで簡単に取り込めます。セキュリティ面でも、256ビットAES暗号化やTLS/SSL保護など、充実した内容が光ります。

2021年版:コストパフォーマンスで選ぶ最強クラウドストレージ徹底比較

500GBの生涯ストレージは、現在の割引価格で175ドル。通常480ドルなので、1GBあたり約0.35ドルの計算です。上位の2TBプランは割引価格350ドルで、1GBあたり約0.18ドル。一見高く感じられますが、これは一度払えば一生使える価格です。月額制の一般的なサービスと比べれば、2〜3年で元が取れる計算になります。

2. MEGA

個性的な創業者によって立ち上げられたことで知られるMEGAは、常に独自路線を貫いてきました。エンドツーエンド暗号化を掲げ、ソースコードをGitHubで公開するなど、セキュアなストレージに本気で取り組んでいます。セキュリティだけでなく使い勝手も抜群で、Linuxを含むほぼすべてのプラットフォーム向けにクライアントツールを用意しているのも強みです。

2021年版:コストパフォーマンスで選ぶ最強クラウドストレージ徹底比較

料金は400GBで月額5.64ドルから。次の段階はおなじみの2TBで月額11.28ドル、さらに8TBなら月額22.58ドル、個人向け最上位の16TBプランは月額33.87ドルです。容量が大きくなるほど1GBあたりのコストは下がり、16TBプランでは非常に割安な水準になります。

3. IDrive

IDriveはDropboxやGoogle Driveほど知名度は高くありませんが、優れたサービスでそれを十分に補って余りあります。ディスクイメージ全体のバックアップに対応しつつ、重要なファイルやフォルダーを保護でき、ブラウザー、デスクトップクライアント、モバイルアプリのいずれからでもすべてのデータを閲覧可能。さらに、プライベート暗号化キーを使ってセキュリティを一段強化することもできます。

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今なら初年度5TBが52.12ドル、2年契約で104.25ドルというキャンペーン価格で利用できます。通常価格はそれぞれ69.50ドル(1年)、139ドル(2年)なので、かなりの割引率です。さらに10TBプランにすると1年74.62ドル、2年149.25ドルとなり、コストパフォーマンスはさらに向上します。大容量を安く使いたい人には見逃せない価格設定です。

4. iCloud

AppleのiCloudは無料で5GBのストレージを提供していることで有名です。ただし、この容量にはiCloudバックアップ、写真、アプリの同期データがすべて含まれます。世界有数の企業としては、やや心許ない数字かもしれません。それでもAppleは競争力を高めるため、競合とほぼ同等の価格帯で上位プランを用意しています。

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5GBから50GBへのアップグレードは月額0.99ドル。200GBプランなら月額2.99ドル、最大の2TBプランは月額9.99ドルです。Appleエコシステムをすでに利用している人にとっては、追加設定なしでシームレスに使えるのが大きな魅力でしょう。

5. Sync.com

MEGAと同様、Sync.comも何よりもセキュリティを第一に掲げるサービスです。「100%プライベートなクラウド」を謳い、ユーザーの個人データを読んだり、販売したり、アクセスしたりしないことを明言しています。稼働率99.9%の保証や、削除済みファイルの簡単な復元にも対応しており、大手クラウドストレージ以外を選びたい人に強力な選択肢となります。

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料金は年払い制です。年間96ドルで2TB、年間120ドルで3TB、そして「Plus」プランは年間180ドルで4TBが利用できます。価格帯としては競合の中間あたりに位置しますが、強固なプライバシー保護を考えれば、十分に納得できる水準といえるでしょう。

6. Dropbox

Dropboxは今なおクラウドストレージの代名詞的存在であり、それには理由があります。ほぼすべてのプラットフォームで使える点はもちろん、ウェブサイトの操作性の良さ、無料プランで2GBという競合に匹敵する容量など、完成度の高さが光ります。価格面では月払い・年払いの両方に対応し、クラウドサービスの中では中間的なポジションです。

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2TBの「Plus」プランは、年払いで月額9.99ドル(一括支払いで119.88ドル)。月払いの場合は月額11.99ドルです。この価格で得られるのは、Dropboxの確かな信頼性だけではありません。Paperなどのコラボレーション機能や、登場予定のパスワード管理アプリへのアクセスなど、単なるストレージ以上の価値が詰まっています。

番外編:Nextcloud

まったく違うアプローチを求め、セルフホスト型に抵抗がないなら、Nextcloudが最良の選択肢となるでしょう。Google Driveのようなサービスがすべてのセットアップを代行してくれるのに対し、Nextcloudは自分でサーバーを立てて運用するソフトウェアです。とはいえ、Nextcloudが推奨するプロバイダーの中から選べば、2GB〜8GBの無料ストレージを手軽に試すこともできます。

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なぜセルフホスト型を選ぶのか?まず、オープンソースのため誰でもコードを検証でき、脆弱性の発見と修正が迅速に行われるという安心感があります。加えて、必要なストレージ容量や帯域幅などを自由にコントロールできる点も大きな魅力です。多少の技術力がある人にとって、Nextcloudは優れた低コストソリューションといえます。

総合チャンピオン

コストパフォーマンスの観点で最も輝いたのは、pCloudです。買い切り価格なので、一度支払えば二度と料金を気にする必要がありません。一般的な月額制サービスと比べて元を取るまで2〜3年かかるものの、「500GBを生涯利用できて175ドル」という条件は、他の追随を許さない破格の魅力です。

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