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PC用サージプロテクタはどれほど重要?選び方のポイントを徹底解説

PC用サージプロテクタはどれほど重要?選び方のポイントを徹底解説

新しいパソコンを購入するとき、どんな周辺機器を一緒に揃えますか?タワー型ならモニターが必要ですし、マウスやキーボードも欠かせません。さらにスピーカー、Wi-Fiアダプター、ヘッドホンなど、細かい買い物も増えていくものです。しかし、「サージプロテクタ」を候補に入れたことはありますか?

意外と見落とされがちなアイテムですが、検討する価値は十分にあります。ある日突然、パソコンの「生死」を分ける存在になるかもしれないからです。

電力サージはなぜPCを壊すのか?

機器をコンセントに差し込むと、通常は規定の範囲内で安定した電力が供給されます。ところが、電圧が正常範囲を下回ったり、逆に一気に跳ね上がったりすると、さまざまな問題が発生します。

パソコンに高電圧のサージが流れ込むと、内部の電子部品が大量の電力にさらされます。CPUなどの部品は特定の電圧で動作するよう設計されているため、上限を超える電力を受けるとハードウェアが損傷してしまうのです。小さなサージであれば目立った被害がないこともありますが、繰り返し受け続ければ最終的にパソコンが動かなくなる可能性があります。一方、大きなサージは部品を一瞬で焼き切ることもあるのです。

そこで重要になるのが、パソコンとコンセントの間に「クッション」を設けることです。サージプロテクタは、サージによる余剰電力を吸収し、別方向へ逃がすことでパソコンを守ります。

サージプロテクタを選ぶポイント

まず、1台の機器だけを守るのか、複数の機器をまとめて守るのかを決めましょう。下の画像のような、単一コンセント用のサージプロテクタも販売されています。

PC用サージプロテクタはどれほど重要?選び方のポイントを徹底解説

スペースが限られていて複数のプラグを使いたい場合は、サージプロテクタ機能付きのタップ(電源ストリップ)を選ぶとよいでしょう。

PC用サージプロテクタはどれほど重要?選び方のポイントを徹底解説

もちろん、すべてのサージプロテクタが同じ性能というわけではありません。購入時には「ジュール(J)」で表記される保護容量に注目しましょう。これは、サージプロテクタが機器にどれだけの保護を提供できるかを示す数値です。ただし注意したいのは、この保護容量は累積値であり、使ううちに消耗していくという点です。一生ものの堅牢なバリアではないことを理解しておきましょう。

たとえば、次の画像のプロテクタに記載されているジュール数を見てみます。

PC用サージプロテクタはどれほど重要?選び方のポイントを徹底解説

この製品は650ジュールの保護容量をうたっています。つまり、650ジュールのサージを1回防ぐか、50ジュールのサージを13回、10ジュールのサージを65回防ぐと、保護能力を使い果たすということです。その後は新品に買い替えて、保護力を更新する必要があります。幸い、寿命が近づくと表示ランプが消えるタイプの製品もあるので、保護状態を知らせてくれるモデルを選ぶのがおすすめです。

また、「クランピング電圧」という表記を目にすることもあります。これは、サージ保護が作動するまでに必要な電圧の上昇量のことです。この数値が低いほど多くのサージを捕捉できますが、そのぶんジュール容量を早く消費するため、寿命は短くなるというトレードオフがあります。

電源タップはすべてサージプロテクタなの?

実は、そうとは限りません。「コンセントに差し込む複数口のタップ=サージプロテクタ」という誤解が広まっていますが、すべての電源タップにサージ対策機能が備わっているわけではありません。ごく一部の製品のみ、電圧スパイクから機器を守る機能を持っています。前述のような表示ライトが付いているかどうかで、判別できることがあります。

PC用サージプロテクタはどれほど重要?選び方のポイントを徹底解説

判断に迷うときは、お使いのタップの型番を調べて、サージ保護機能の有無を確認しましょう。

落雷によるサージも防げる?

残念ながら、ほぼ不可能です。遠くで発生した雷雨の影響から機器を守れたという報告はありますが、至近距離での落雷によるサージは、サージプロテクタだけでは防ぎきれません。

落雷によって電力線にサージが流れ、機器が焼けるのが心配なら、最善の策はすべての機器の電源を切り、コンセントから完全に抜いておくことです。市販のサージプロテクタだけで落雷に耐えられると過信しないようにしてください。

結局、PCにとってサージプロテクタはどれほど重要?

さて、本題です。パソコンには必ずサージプロテクタを用意すべきなのでしょうか?

致命的な電圧スパイクが必ず起こるわけではなく、何の対策もせずに高価なパソコンをコンセントに直接つないでも、一生問題に遭遇しない人もいるかもしれません。それでも、あえてリスクを取る必要があるでしょうか?パソコン一式の価値が十数万円〜数十万円に及ぶなら、そのハードウェアを守るために少しお金をかける価値は十分にあるはずです。ある日、避けられたはずの故障から大切なパソコンを救ってくれるかもしれません。

電力トラブルからPCを守ろう

電力サージはパソコン内部に損傷を与え、最悪の場合、マシン全体が動かなくなる原因となります。サージプロテクタ程度の価格であれば、電源トラブルによるハードウェアの故障を防ぐ、非常にコスパの良い投資といえるでしょう。

あなたは電子機器の保護にサージプロテクタを活用していますか?ぜひコメント欄で教えてください。

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