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Intel CPUハッキングの脅威とは?攻撃の仕組みと対策を徹底解説

Intel CPUハッキングの脅威とは?攻撃の仕組みと対策を徹底解説

コンピューターへの攻撃と聞くと、多くの人は遠隔から仕込まれるウイルスを思い浮かべるでしょう。ソフトウェアレベルであらゆる悪事を働くマルウェア――それが一般的なイメージです。しかし、CPUそのものが予期せぬ不審な動作をする可能性があることは、ほとんど想像されていません。Intel製CPUを搭載したパソコンを使う人にとってこれは何を意味するのか? 将来的に私たち全員にどんな影響を及ぼすのか? そして最も重要なのは、自分自身を守るために何ができるのか? 本記事ではこれらの疑問に詳しく答えていきます。

攻撃はどのように行われるのか?

Intel CPUハッキングの脅威とは?攻撃の仕組みと対策を徹底解説

攻撃の標的はCPUそのものではなく、Intelの「Management Engine(ME)」によって支えられるインフラストラクチャです。SkylakeおよびKaby Lakeプロセッサには、「Platform Controller Hub(PCH)」と呼ばれる専用のチップシステムが搭載されています。これは、目の前に見えているシステムの陰でもう一つのシステムが密かに動いているようなもので、MINIXという独自の簡素なOS、専用の小型CPU、その他の補助コンポーネントを備えています。企業の管理者がオフィス内のコンピューターへアクセスし、限定的な操作を行えるようにするための仕組みです。

ここで驚くべき事実があります。実はMINIXは、Intelが所有したりライセンス契約を結んだりしているものではないのです。Intelは開発者に知らせることなく、自社チップのサポート構造にこのOSを組み込みました。もともとこのマイクロカーネルOSは、大学生が低レベルソフトウェアの内部構造を学び、自らのソフトウェア構築力を高めるための教育目的で作られたものでした。

では、なぜIntelはわざわざ手間をかけ、ユーザーがプログラムを実行する環境とは別に、並行して動作するMEを実装したのでしょうか?

PCHは、何千台ものコンピューターを保有する大企業にとって特に有用です。システムはいつ起動しなくなるかわからず、従来ならシステム管理者が一台ずつ現場へ向かい、個別に問題を解決する必要がありました。MEがあれば、OSが起動できない状態でも管理者は一括で変更を加えることができます。

しかし問題は、管理者以外の人間、つまりハッカーも同じことができてしまう点です。

IntelのMEを管理するJTAG(Joint Test Action Group)インターフェースへのアクセスは、BIOS設定をひとつ変更し、USBドングルを用意し、さらにいくつかの小細工を施すだけで実現できてしまいます。こうしてハードウェアへの低レベルアクセスを獲得すれば、もう「ゴッドモード」状態。アンチマルウェアソフトに一切検知されることなく、思うままにコードを実行できるのです。

これはIntel製品を採用する無数の企業にとって、大惨事につながりかねない深刻な脅威です。

なぜCPUハッキングを心配すべきなのか?

Intel CPUハッキングの脅威とは?攻撃の仕組みと対策を徹底解説

コンピューター上で動作するすべてのもの――オペレーティングシステムから、この記事を表示しているブラウザまで――は、機能するために誰かに指示を出す必要があります。その「誰か」こそがCPUです。コンピューターがまったく動作しない状態を避けるためにも、他のあらゆるハードウェアの中核となるこの大きなチップへ命令を送り続ける必要があるのです。

チップを管理する周辺システムの制御権を奪われた瞬間、そのコンピューターに対して何でもやり放題になってしまいます。最も機密性の高いデータの盗難(暗号化されていない場合)も例外ではありません。最悪なのは、一度侵入されれば、被害者側にはほとんど対処の手段がないという点です。

自分を守るには?

Intel CPUハッキングの脅威とは?攻撃の仕組みと対策を徹底解説

MEを完全に取り除くには、コンピューターを破損しかねない危険な作業が必要になります。個人デバイスを守りたいだけであれば、まず見知らぬ人にUSBポートへ何かを挿入させないことが鉄則です。

一方、企業を守りたい場合は、IT担当者にIntel MEの脆弱性を発見した研究者グループが公開している削除ユーティリティのソースリポジトリを案内しましょう。また、コンピューターを壊さずに可能な限りファームウェアを除去できるツールも併せて紹介しておきます。

ご注意ください: これらのツールの使用には依然としてリスクが伴います。コードの実行によって生じたコンピューターへの損害について、当方は一切の責任を負いかねます。

いずれの場合においても、より安全で簡単な対策は、USBポート経由で誰がコンピューターにアクセスできるかを厳しく管理することです。この脆弱性を悪用するには、物理的なアクセスが必須だからです。意外とシンプルな対策ですね?

この脆弱性からシステムを守るためのアイデアが他にもあれば、ぜひコメント欄で共有してください!

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