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Anker PowerCore Speed 20000 QC レビュー:大容量&急速充電モバイルバッテリーの実力を徹底検証

Anker PowerCore Speed 20000 QC レビュー:大容量&急速充電モバイルバッテリーの実力を徹底検証

Anker(アンカー)は充電技術分野におけるトップブランドの一つで、同社のモバイルバッテリーや充電器は市場でも最高クラスの評価を受けています。モバイルバッテリーは一見シンプルなデバイスですが、単なるスマートフォン用の予備電源ではありません。その内部には、充電容量をしっかりと保持し、多種多様なデバイスに必要な出力を安定して供給し、さらに長期間にわたって使い続けられるよう設計された、複雑な電子回路が組み込まれています。今回は「Anker PowerCore Speed 20000 QC」を実際に試す機会を得たので、その性能を詳しく見ていきましょう。

製品スペック

まずは主要なスペックを簡単にご紹介します。

Quick Charge 3.0 入力:5〜7V/2A、7〜9V/2A、9〜12V/1.5A
Quick Charge 3.0 出力:5〜8V/3A、8〜10V/2.4A、10〜12V/2A
標準出力:5V/2A
重量:369g
サイズ:166×62×22mm
容量:20100mAh/72.36Wh

同梱品

箱の中身は以下の通りです。

Anker PowerCore Speed 20000 QC レビュー:大容量&急速充電モバイルバッテリーの実力を徹底検証

  • PowerCore Speed 20000 本体
  • Micro USBケーブル
  • 収納ポーチ
  • 取扱説明書

どれも標準的な構成ですが、付属の収納ポーチはクッション性が高く、うっかり落としてしまっても衝撃から本体を守ってくれるのが嬉しいポイントです。

20100mAhという大容量ながら、重量は369g。これは同程度の容量を持つ他社製モバイルバッテリーと比べると標準的な重さです。ポケットに入れて持ち歩くにはやや重く感じる一方、かばんに入れても負担になるほどではありません。また、細長いフォルムのおかげで手に馴染みやすく、小さめの手の方でも快適に持てる設計です。

ポート構成と残量確認

本体には2つの充電ポートが搭載されており、2台のデバイスを同時に充電できます。中央のポート(Quick Chargeロゴ付き)はQualcommのQuick Charge 3.0技術に対応しており、短時間でスマートフォンを急速充電できます。左側のポートにはAnker独自のPowerIQ技術が搭載され、接続したデバイスを自動認識して最適な出力で充電します(こちらは急速充電非対応)。右側の入力ポートはモバイルバッテリー本体を充電するためのもので、Micro USBケーブルが必要です。

Anker PowerCore Speed 20000 QC レビュー:大容量&急速充電モバイルバッテリーの実力を徹底検証

本体の長辺側にはボタンが付いており、押すことでバッテリー残量を確認できます。上部のインジケーターライトが点滅して残量を表示し、1つのライトが25%の残量に相当します。下の画像では75%の残量を示しています。

Anker PowerCore Speed 20000 QC レビュー:大容量&急速充電モバイルバッテリーの実力を徹底検証

注意したいのは、ライトが1つだけ点滅しているケースです。このとき残量は2%の場合もあれば25%の場合もあります。残り容量が一日持つかどうかはある程度推測するしかなく、足りなければ旅先で役立たずの「重いだけの文鎮」を抱えて移動することになりかねません。

実際の充電性能

製品は工場出荷時に50%充電された状態でしたが、それでもスマートフォン(30%→100%)を2回充電することができました。

モバイルバッテリー本体の再充電には約9時間かかります(正直かなりの時間です)。ただし、一度満充電にすれば、スマートフォンを6回充電できるほどの大容量ぶりを発揮します。

OnePlus 5Tでのテストでは、30%から100%までの充電に約90分かかりました。通常の充電器を使う場合より15〜30分ほど速い結果です。

個人的に特に気に入ったのは、本体がほとんど熱くならない点です。ヘッドホンとスマートフォンを同時に充電しても、いつも通りひんやりとした温度を保っていました。

飛行機への持ち込みは可能?

本製品の定格容量は72.36Wh。多くの航空会社が定める100Whの制限を下回っているため、機内持ち込み手荷物として搭乗できます。ただし、預け入れ荷物に入れることはできないので注意してください。

メリット

  • Quick Charge対応ポートにより、デバイスを素早く充電できる
  • 大容量なので、複数台の充電や繰り返し充電が可能
  • 細長いフォルムで手に持ちやすく、かばんにも収まりやすい

デメリット

  • USB-Cポートを搭載していない(USB-C変換アダプターやケーブルを使えばUSB-C端末も充電可能)
  • 本体の再充電に時間がかかる

まとめ

Anker PowerCore Speed 20000 QCは、バッテリー残量が心もとないときに頼れる、大容量・高出力のモバイルバッテリーです。複数のデバイスを素早く同時に充電でき、頻繁な再充電も不要な一台をお探しなら、PowerCore Speed 20000を強くおすすめします。

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