Kotlinで関数の呼び出しを遅延させる方法(Timerとscheduleの使い方)
KotlinはJavaをベースとした言語であるため、Javaのライブラリ関数をそのまま活用して、関数の呼び出しを遅延させることができます。
本記事では、Timer() と schedule() というJavaライブラリの関数を使って、指定した時間の経過後に特定の関数を呼び出す方法を解説します。
実装例
import java.util.Timer
import kotlin.concurrent.schedule
fun main(args: Array<String>) {
// 実行開始地点
println("Hello world!!")
// 5秒間の遅延を設定
Timer().schedule(5000) {
// 関数を呼び出す
newMethod()
}
}
fun newMethod() {
println("Delayed method call!")
}コードのポイント
- Timer():java.utilパッケージに含まれるタイマークラスで、バックグラウンドスレッド上でタスクを実行します。
- schedule(5000):第1引数にミリ秒単位の遅延時間を指定します。ここでは5000ミリ秒=5秒後に処理が実行されます。
- kotlin.concurrent.schedule:Kotlin標準ライブラリが提供する拡張関数で、Timerに対して簡潔にタスクを登録できます。
実行結果
上記のコードを実行すると、以下のような出力が得られます。
Hello world!! Delayed method call!
まず「Hello world!!」が出力され、その5秒後に「Delayed method call!」が出力されることが確認できます。
補足:他の遅延方法について
Timer以外にも、Kotlinでは以下のような方法で処理を遅延させることが可能です。
- Thread.sleep():現在のスレッドを一時停止させるシンプルな方法ですが、メインスレッドを止めてしまうためUIアプリには不向きです。
- コルーチンのdelay():Kotlinコルーチンを使用するモダンな手法で、非同期処理の中で安全かつ効率的に遅延を実現できます。
用途や環境に応じて最適な方法を選択しましょう。
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