【Android】ヒープウォッチ制限(Heap Watch Limit)を設定する方法を解説
この記事では、Androidアプリでヒープウォッチ制限(Heap Watch Limit)を設定する方法を、サンプルコードを交えながら詳しく解説します。
ヒープウォッチ制限とは?
ヒープウォッチ制限とは、アプリのメモリ使用量に対して監視用のしきい値を設定できる機能です。ActivityManagerクラスのsetWatchHeapLimit()メソッドを使うことで、指定した値を超えた時点でシステムがメモリ状態を監視できるようになります。なお、このAPIはAndroid 7.0(APIレベル24/Nougat)以降でのみ利用可能なため、コードには@RequiresApi(api = Build.VERSION_CODES.N)によるバージョン指定が必要です。
実装手順
ステップ1:新規プロジェクトを作成する
まずはAndroid Studioで新しいプロジェクトを作成します。メニューバーから「File」⇒「New Project」を選択し、必要な項目をすべて入力してプロジェクトを作成しましょう。
ステップ2:res/layout/activity_main.xml にコードを追加する
続いて、以下のコードを res/layout/activity_main.xml に追加します。
<?xml version = "1.0" encoding = "utf-8"?>
<LinearLayout xmlns:android = "https://schemas.android.com/apk/res/android"
xmlns:app = "https://schemas.android.com/apk/res-auto"
xmlns:tools = "https://schemas.android.com/tools"
android:layout_width = "match_parent"
android:gravity = "center"
android:layout_height = "match_parent"
tools:context = ".MainActivity">
<TextView
android:id = "@+id/text"
android:textSize = "30sp"
android:layout_width = "match_parent"
android:layout_height = "match_parent" />
</LinearLayout>上記のレイアウトでは、ヒープの状態を表示するためのTextViewを1つ配置しています。
ステップ3:src/MainActivity.java にコードを追加する
最後に、以下のコードを src/MainActivity.java に追加します。
package com.example.myapplication;
import android.app.ActivityManager;
import android.app.admin.DevicePolicyManager;
import android.content.Context;
import android.net.wifi.WifiInfo;
import android.net.wifi.WifiManager;
import android.os.Build;
import android.os.Bundle;
import android.support.annotation.RequiresApi;
import android.support.v7.app.AppCompatActivity;
import android.view.View;
import android.widget.TextView;
public class MainActivity extends AppCompatActivity {
TextView textView;
DevicePolicyManager deviceManger;
ActivityManager activityManager;
@RequiresApi(api = Build.VERSION_CODES.N)
@Override
protected void onCreate(Bundle savedInstanceState) {
super.onCreate(savedInstanceState);
setContentView(R.layout.activity_main);
textView = findViewById(R.id.text);
deviceManger = (DevicePolicyManager)getSystemService(Context.DEVICE_POLICY_SERVICE);
activityManager = (ActivityManager)getSystemService(Context.ACTIVITY_SERVICE);
activityManager.setWatchHeapLimit(4096);
textView.setText("Set watch heaplimit to 4096");
}
}ここで重要なのは activityManager.setWatchHeapLimit(4096); の一行です。このコードでヒープウォッチ制限を4096に設定し、その結果をTextViewに表示しています。
アプリを実行して確認する
それでは、実際にアプリを起動してみましょう。実機のAndroidスマートフォンをパソコンに接続していることを確認し、Android Studioでプロジェクト内のアクティビティファイルを開いて、ツールバーの「Run」アイコンをクリックします。デバイス選択画面で自分のスマートフォンを選ぶと、端末の画面に結果が表示されます。

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