Androidでアクティビティをフルスクリーン表示にする方法をわかりやすく解説
Androidでフルスクリーンアクティビティを実現する方法
この記事では、Androidアプリのアクティビティをフルスクリーンで表示する方法を、実際のコード例とともに解説します。ステータスバーやアクションバーを非表示にして画面全体をコンテンツで占有することで、動画プレーヤーやゲームなど、没入感のあるUIを実現できます。
ステップ1:新規プロジェクトの作成
まず、Android Studioを起動し、メニューから「File」→「New Project」を選択します。必要な項目をすべて入力して、新しいプロジェクトを作成しましょう。
ステップ2:レイアウトファイルの編集
次に、res/layout/activity_main.xml に以下のコードを追加します。
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<LinearLayout xmlns:android="https://schemas.android.com/apk/res/android"
xmlns:tools="https://schemas.android.com/tools"
android:layout_width="match_parent"
android:layout_height="match_parent"
android:orientation="vertical"
android:gravity="center"
android:background="#000"
tools:context=".MainActivity">
<DigitalClock android:id="@+id/digital"
android:layout_width="wrap_content"
android:layout_height="wrap_content"
android:textSize="30sp"
android:textColor="#FFF"
android:layout_centerHorizontal="true"/>
</LinearLayout>上記のコードでは、時刻を表示するためのデジタルクロック(DigitalClock)ビューを中央に配置しています。背景を黒、文字色を白に設定することで、フルスクリーン表示との相性が良いシンプルなデザインになります。
ステップ3:MainActivityへのコード追加
続いて、java/MainActivity.java に以下のコードを記述します。
package com.example.myapplication;
import android.annotation.TargetApi;
import android.os.Build;
import android.os.Bundle;
import android.support.annotation.RequiresApi;
import android.support.v7.app.AppCompatActivity;
import android.view.WindowManager;
public class MainActivity extends AppCompatActivity {
@TargetApi(Build.VERSION_CODES.LOLLIPOP)
@RequiresApi(api = Build.VERSION_CODES.JELLY_BEAN)
@Override
protected void onCreate(Bundle savedInstanceState) {
super.onCreate(savedInstanceState);
setContentView(R.layout.activity_main);
getWindow().setFlags(WindowManager.LayoutParams.FLAG_FULLSCREEN,
WindowManager.LayoutParams.FLAG_FULLSCREEN);
getSupportActionBar().hide();
}
}コードのポイント
フルスクリーン化の鍵となるのは、以下の2つの処理です。
- getWindow().setFlags(FLAG_FULLSCREEN, ...):ウィンドウにFLAG_FULLSCREENフラグを設定し、ステータスバーを非表示にします。
- getSupportActionBar().hide():アクションバー(ツールバー)を非表示にし、コンテンツ領域を最大化します。
この2つを組み合わせることで、システムUIが一切表示されない、完全なフルスクリーン状態になります。
アプリの実行と動作確認
それでは、アプリを実際に実行してみましょう。実機のAndroidスマートフォンをパソコンに接続していることを前提とします。Android Studioでプロジェクト内の任意のアクティビティファイルを開き、ツールバーの「Run」アイコンをクリックします。接続したモバイルデバイスを選択すると、端末側に以下のようなフルスクリーン画面が表示されます。

補足:より新しい手法について
FLAG_FULLSCREENは古くから使われる定番の手法ですが、Android 11(APIレベル30)以降では、WindowInsetsControllerや setDecorFitsSystemWindows(false) を活用した没入型(Immersive)モードが推奨されています。最新のOSバージョンをターゲットにする場合は、ジェスチャーナビゲーションとの互換性も考慮して、これらの新しいAPIの採用を検討するとよいでしょう。
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