Androidでトースト(Toast)の表示位置を変更する方法を解説
Androidにおけるトースト(Toast)とは
実装例に入る前に、Androidにおける「トースト(Toast)」について簡単に確認しておきましょう。Toastはjava.lang.Objectのサブクラスであり、画面上に短いメッセージを一時的に表示するために使用されます。一定時間が経過すると、メッセージは自動的に消えます。
本記事では、Androidアプリでトーストの表示位置を変更する方法を、実際のコード例とともに紹介します。
実装手順
ステップ1:新規プロジェクトを作成する
Android Studioで新しいプロジェクトを作成します。メニューから「File」→「New Project」を選択し、必要な項目をすべて入力してプロジェクトを作成してください。
ステップ2:レイアウトファイルを編集する
res/layout/activity_main.xml に以下のコードを追加します。
<?xml version = "1.0" encoding = "utf-8"?>
<LinearLayout xmlns:android = "https://schemas.android.com/apk/res/android"
android:id = "@+id/parent"
xmlns:tools = "https://schemas.android.com/tools"
android:layout_width = "match_parent"
android:layout_height = "match_parent"
tools:context = ".MainActivity"
android:gravity = "center"
android:background = "#33FFFF00"
android:orientation = "vertical">
<TextView
android:id = "@+id/text"
android:textSize = "18sp"
android:textAlignment = "center"
android:text = "click to show toast at top"
android:layout_width = "match_parent"
android:layout_height = "wrap_content" />
</LinearLayout>このコードでは、TextViewを1つ配置しています。ユーザーがこのTextViewをタップすると、画面の上部にトーストが表示される仕組みです。
ステップ3:MainActivityにコードを追加する
src/MainActivity.java に以下のコードを記述します。
package com.example.andy.myapplication;
import android.app.ActivityManager;
import android.content.Context;
import android.content.Intent;
import android.os.Build;
import android.os.Bundle;
import android.os.VibrationEffect;
import android.os.Vibrator;
import android.support.annotation.RequiresApi;
import android.support.v4.app.FragmentManager;
import android.support.v7.app.AppCompatActivity;
import android.text.Editable;
import android.text.TextWatcher;
import android.util.Log;
import android.view.Gravity;
import android.view.KeyEvent;
import android.view.MotionEvent;
import android.view.View;
import android.widget.EditText;
import android.widget.LinearLayout;
import android.widget.TextView;
import android.widget.Toast;
public class MainActivity extends AppCompatActivity {
int view = R.layout.activity_main;
TextView text;
@RequiresApi(api = Build.VERSION_CODES.JELLY_BEAN)
@Override
protected void onCreate(Bundle savedInstanceState) {
super.onCreate(savedInstanceState);
setContentView(view);
text = findViewById(R.id.text);
text.setOnClickListener(new View.OnClickListener() {
@Override
public void onClick(View v) {
Toast toast = Toast.makeText(MainActivity.this,"Sample Toast",Toast.LENGTH_LONG);
toast.setGravity(Gravity.TOP,0,250);
toast.show();
}
});
}
}ポイント:setGravity()で位置を指定する
トーストの表示位置は、X方向・Y方向のオフセット値を指定したsetGravity()メソッドで制御できます。以下が該当するコード部分です。
Toast toast = Toast.makeText(MainActivity.this,"Sample Toast",Toast.LENGTH_LONG); toast.setGravity(Gravity.TOP,0,250); toast.show();
この例では、Gravity.TOPを指定してトーストを画面上部に表示し、Y方向に250ピクセルのオフセットを加えています。第2引数がX座標、第3引数がY座標のオフセット値です。
動作確認
それでは、アプリを実行してみましょう。実機のAndroidデバイスをパソコンに接続していることを前提とします。Android Studioからプロジェクト内のアクティビティファイルを開き、ツールバーの「Run」アイコンをクリックしてください。デバイスを選択すると、スマートフォンに以下のようなデフォルト画面が表示されます。

この初期画面の状態でTextViewをタップすると、以下のように画面上部にトーストが表示されます。

まとめ
トーストの表示位置を変更するには、setGravity()メソッドを使ってGravity定数とX・Yオフセットを指定します。Gravity.BOTTOMやGravity.CENTERなど、他の定数を組み合わせることで、さまざまな位置への表示も簡単に実現できます。
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