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C++で文字列をトークン化(分割)する2つの方法を解説

文字列のトークン化(分割)とは、1つの文字列を区切り文字(スペースやカンマなど)を基準に、複数の部分文字列へ分割する処理のことです。C++では、標準ライブラリだけでもいくつかの方法で実現できます。本記事では、代表的な2つの方法をサンプルコード付きで紹介します。

方法1:stringstreamを使って空白で分割する

1つ目の方法は、stringstreamを使ってスペースで区切られた単語を順に読み取る方法です。この方法はやや制限がありますが、適切なチェックを加えれば十分に目的を果たすことができます。

サンプルコード

#include <vector>
#include <string>
#include <sstream>

using namespace std;

int main() {
    string str("Hello from the dark side");
    string tmp; // 各ループで単語を一時的に格納する文字列
    stringstream str_strm(str);

    vector<string> words; // 単語を格納するためのvectorを作成

    while (str_strm >> tmp) {
        // ここでtmpが空でないかなどのチェックを行う
        // また、!、.、?などの記号を取り除く処理も可能
        // 最後にvectorへ追加する
        words.push_back(tmp);
    }
}

このコードでは、抽出演算子(>>)を利用して、空白文字(スペース・タブ・改行)で区切られた単語を1つずつ読み込み、vector<string>に格納しています。実行後、wordsには「Hello」「from」「the」「dark」「side」の5つの単語が格納されます。

方法2:getline関数で区切り文字を指定して分割する

もう1つの方法は、getline関数を使ってカスタム区切り文字を指定し、文字列を分割する方法です。この方法を使えば、スペース以外の任意の文字(カンマ、セミコロンなど)を区切り文字として利用できます。

サンプルコード

#include <vector>
#include <string>
#include <sstream>

using namespace std;

int main() {
    std::stringstream str_strm("Hello from the dark side");
    std::string tmp;
    vector<string> words;
    char delim = ' '; // 分割に使う区切り文字を定義

    while (std::getline(str_strm, tmp, delim)) {
        // ここでtmpが空でないかなどのチェックを行う
        // また、!、.、?などの記号を取り除く処理も可能
        // 最後にvectorへ追加する
        words.push_back(tmp);
    }
}

getline関数の第3引数に区切り文字を渡すことで、その文字が現れるたびに文字列を分割できます。例えば、delimを','に変更すれば、CSV形式のデータを簡単に分割することも可能です。

まとめ

単純に空白で文字列を区切るだけであれば、stringstreamの抽出演算子を使う方法が手軽です。一方、カンマなど特定の区切り文字で分割したい場合は、getline関数に区切り文字を指定する方法が便利です。用途に応じて適切な方法を選び、必要に応じて空文字列のチェックや記号の除去などの前処理を組み合わせるとよいでしょう。

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