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C++で学生情報を構造体に格納する方法を解説

構造体(structure)とは、異なるデータ型の複数の項目をひとつにまとめたデータ構造のことです。さまざまな型を持つレコードを扱う複雑なデータ構造を作成する際に非常に便利で、structキーワードを使って定義します。

構造体の基本的な定義例は以下のとおりです。

struct employee {
    int empID;
    char name[50];
    float salary;
};

ここでは、学生の情報(出席番号・名前・点数・成績)を構造体に格納して表示するプログラムを紹介します。

プログラム例

#include <iostream>
using namespace std;
struct student {
    int rollNo;
    char name[50];
    float marks;
    char grade;
};
int main() {
    struct student s = { 12 , "Harry" , 90 , 'A' };
    cout<<"学生の情報は以下のとおりです:"<<endl;
    cout<<endl;
    cout<<"出席番号: "<<s.rollNo<<endl;
    cout<<"名前: "<<s.name<<endl;
    cout<<"点数: "<<s.marks<<endl;
    cout<<"成績: "<<s.grade<<endl;
    return 0;
}

実行結果

学生の情報は以下のとおりです:
出席番号: 12
名前: Harry
点数: 90
成績: A

プログラムの解説

このプログラムでは、まずmain()関数の前にstudentという構造体を定義しています。この構造体には、学生の出席番号(rollNo)、名前(name)、点数(marks)、成績(grade)が含まれています。該当するコードは以下の部分です。

struct student {
    int rollNo;
    char name[50];
    float marks;
    char grade;
};

次に、main()関数内でstruct student型のオブジェクト「s」を宣言し、波括弧 { } を使って各メンバーに初期値を代入しています。これにより、出席番号・名前・点数・成績の4つの値が一度に設定できます。

struct student s = { 12 , "Harry" , 90 , 'A' };

最後に、coutを使って構造体の各メンバーの値を画面に出力しています。ドット演算子(.)を使うことで、オブジェクトから個々のメンバーにアクセスできる点に注目してください。

cout<<"学生の情報は以下のとおりです:"<<endl;
cout<<endl;
cout<<"出席番号: "<<s.rollNo<<endl;
cout<<"名前: "<<s.name<<endl;
cout<<"点数: "<<s.marks<<endl;
cout<<"成績: "<<s.grade<<endl;

このように、構造体を使えば関連性のある複数のデータをひとつの単位として管理でき、コードの可読性や保守性も向上します。実際の開発では、学生の配列を作成して複数人のデータを一括管理したり、関数の引数として構造体を渡したりすることも可能です。

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