C++でファイルの内容を単語ごとに読み込む方法
この記事では、C++を使用してテキストファイルの内容を単語ごとに読み込む方法を解説します。実装は非常にシンプルで、ファイル入力ストリーム(fstream)を使うだけで実現できます。
基本的な流れは以下のとおりです。まず、ファイル名を指定してファイルストリームでファイルを開きます。次に、抽出演算子(>>)を使って単語を1つずつ読み取り、wordという文字列変数に格納します。最後に、読み取った単語を順番にコンソールへ出力していきます。
C++の>>演算子は、デフォルトで空白文字(スペース・改行・タブなど)を区切りとして自動的に分割してくれるため、特別な文字列処理を書かなくても単語単位の読み込みが可能です。
アルゴリズム
read_word_by_word(filename)
begin
file = filename を使ってファイルを開く
while file から新しい単語を読み込める間、繰り返す
読み込んだ単語をコンソールに出力する
done
end
使用するファイル(test_file.txt)
This is a test file. There are many words. The program will read this file word by word
サンプルコード
#include<iostream>
#include<fstream>
using namespace std;
void read_word_by_word(string filename) {
fstream file;
string word;
file.open(filename.c_str());
while(file >> word) { // 単語を1つずつ読み込んで出力
cout << word << endl;
}
file.close();
}
main() {
string name;
cout << "Enter filename: ";
cin >> name;
read_word_by_word(name);
}
実行結果
Enter filename: test_file.txt
This
is
a
test
file.
There
are
many
words.
The
program
will
read
this
file
word
by
word
コードのポイント
- while(file >> word):この条件式は、ファイルから単語を正常に読み込めた場合は真を返し、ファイル末尾に達すると偽を返します。そのため、ループが自動的に終了します。
- file.close():読み込みが完了したら、必ずファイルを閉じてリソースを解放しましょう。
- 区切りの仕組み:
>>演算子は空白文字を区切りとして扱うため、句読点(「.」など)は単語の一部としてそのまま出力される点に注意してください。
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