C++で道路を横断するために必要な最小限の初期エネルギーを求めるアルゴリズム
正の数と負の数が格納された配列を考えてみましょう。この配列は、道路の一方の端からもう一方の端までにあるチェックポイント(中間地点)を表しています。正の値はその地点でエネルギーが増えることを、負の値はエネルギーが減ることを意味します。ここでの課題は、移動中にエネルギーレベルが決して0以下にならないようにするために、出発時に最低どれだけのエネルギーを持っていればよいのか(最小初期エネルギー)を求めることです。
例として、配列 A = {4, -6, 2, 3} の場合を考えてみます。初期エネルギーを0として出発すると、最初のチェックポイントに到達した時点でエネルギーは4になります。しかし、次のチェックポイントへ進むと 4 + (-6) = -2 となり、エネルギーが0を下回ってしまいます。そこで初期エネルギーを3にして出発すると、最初のチェックポイント通過後は 3 + 4 = 7、続くチェックポイント通過後は 7 + (-6) = 1 となり、常にエネルギーを正の値に保つことができます。
アルゴリズム
minInitEnergy(arr, n):
begin
initEnergy := 0
currEnergy := 0
flag := false
for i in range 0 to n, do
currEnergy := currEnergy + arr[i]
if currEnergy <= 0, then
initEnergy := initEnergy + absolute value of currEnergy + 1
currEnergy := 1
flag := true
end if
done
if flag is false, return 1, otherwise return initEnergy
end
このアルゴリズムでは、現在のエネルギー(currEnergy)をチェックポイントごとに累積していき、途中で0以下になった場合には、不足分を補うのに必要なエネルギーを初期エネルギー(initEnergy)に加算します。最後に、一度も補正が必要なかった場合は1を返し、補正が行われた場合は計算済みのinitEnergyを返します。
C++による実装例
#include <iostream>
#include <cmath>
using namespace std;
int minInitEnergy(int arr[], int n){
int initEnergy = 0;
int currEnergy = 0;
bool flag = false;
for (int i = 0; i<n; i++){
currEnergy = currEnergy + arr[i];
if (currEnergy <= 0){
initEnergy = initEnergy + abs(currEnergy) + 1;
currEnergy = 1;
flag = true;
}
}
if (flag == false)
return 1;
else
return initEnergy;
}
int main() {
int A[] = {4, -6, 2, 3};
int n = sizeof(A)/sizeof(A[0]);
cout << "Minimum Energy: " << minInitEnergy(A, n);
}
実行結果
Minimum Energy: 3
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C++で対戦相手を捕まえるために必要な最小ラウンド数を求めるプログラム
問題の概要 木構造の辺のリストが [u, v] の形式で与えられるとします。これは頂点 u と頂点 v の間に無向辺が存在することを表しています。さらに、2つの整数 x と y も与えられます。自分は頂点 x におり、対戦相手は頂点 y に位置しています。ゲームは第1ラウンドに自分が移動し、次のラウンドで対戦相手が移動するという形で交互に進行します。対戦相手は、自分の番に移動せずその場にとどまることも選択できます。このとき、対戦相手を捕まえるために必要な最小ラウンド数を求めるのが課題です。 たとえば、入力が edges = [[0, 1], [0, 2], [1, 3], [1, 4]]、x
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C++で解くナイトの最短移動回数問題:メモ化再帰による効率的な解法
問題概要無限に広がるチェス盤を考えます。座標は -∞ ~ +∞ の範囲に及び、ナイトは初期状態でマス [0, 0] に配置されています。ナイトの移動は下図のように8通りあり、それぞれ「縦または横の方向に2マス、その後それと直交する方向に1マス」という動きになります。この問題では、ナイトを目標のマス [x, y] まで移動させるのに必要な最小手数を求めます。なお、必ず目的地に到達できる(解が存在する)ことが保証されています。具体例たとえば入力が x = 5、y = 5 の場合、出力は 4 になります。これは次のような経路で到達できるためです。[0,0] → [2,1] → [4,2] → [3,