C++STLのlist back()関数の使い方を解説
C++のlist back()関数とは
本記事では、C++におけるlist back()関数の動作について詳しく解説します。
list::back()関数は、C++標準テンプレートライブラリ(STL)の一部であり、リストの最後(末尾)の要素を取得・表示するために使用されます。
この関数を呼び出す前に、必ず<list>ヘッダーファイルをインクルードする必要がある点に注意してください。
構文
List_Name.back();
パラメータ
この関数は、いかなるパラメータも受け取りません。
戻り値
この関数は、リストの最後の要素の値を返します。なお、リストが空の場合の動作は未定義となるため、呼び出し前にリストが空でないことを確認することをおすすめします。
使用例
入力: Lt.assign(3,10) Lt.back() 出力: 10
解説 − 上記の例は、back()関数を使ってリストの最後の値を取得する方法を示しています。リストLtには値10を持つ3つの要素が割り当てられており、back()関数を呼び出すと、リストLtの最後の要素である10が出力されます。
プログラムのアプローチ
以下のプログラムでは、次の手順で処理を進めます −
- まず、list<int>を使ってリストを作成します。
- 次に、assign()関数を使ってリストに値を割り当てます。
- その後、back()関数を使用してリストの最後の要素を表示します。
アルゴリズム
Start
Step 1->main()関数内で
リストLtを宣言する
Lt.assign(サイズ, 値)を呼び出す
Lt.back()を呼び出す
Stopサンプルコード
#include<iostream>
#include<list>
using namespace std;
int main() {
list<int> Lt;
//リストLtにサイズと値を割り当てる
Lt.assign(4,25);
cout<<"最後の要素は"<<Lt.back();
return 0;
}出力結果
上記のコードを実行すると、以下の出力が生成されます −
最後の要素は25
back()関数は末尾要素への参照を直接返すため、計算量はO(1)と非常に効率的です。リストの末尾の値を頻繁に参照する場面で活用できる便利な関数です。
-
C++ STLのlist::reverse()関数の使い方と実例解説
本記事では、C++におけるlist::reverse()関数の動作、構文、具体的な使用例について詳しく解説します。STLにおけるlistとはlistは、シーケンス内の任意の位置で定数時間O(1)での要素の挿入・削除を可能にするデータ構造です。listは双方向連結リストとして実装されており、メモリの非連続的な割り当てが可能です。配列、vector、dequeと比較すると、コンテナ内の任意の位置への要素の挿入・抽出・移動において優れたパフォーマンスを発揮します。一方で、要素への直接アクセス(ランダムアクセス)は遅いという特徴があります。listはforward_listと似ていますが、forwar
-
C++ STLのlist::assign()関数の使い方をわかりやすく解説
本記事では、C++におけるassign()関数の動作について詳しく解説します。 list::assign()関数はC++標準テンプレートライブラリ(STL)の一部であり、リストに新しい値を代入したり、あるリストから別のリストへ値をコピーしたりするために使用されます。 この関数を呼び出すには、<list>ヘッダーファイルをインクルードする必要があります。 構文①:サイズと値を指定して代入する リストに新しい値を代入する場合の構文は以下の通りです。 List_Name.assign(size, value) 構文②:別のリストから値をコピーする あるリストから別のリストへ値をコピー