C++でn日後の木の高さを求めるアルゴリズムと実装コード
問題概要
n個の要素を持つ配列Aがあるとします。Aの各要素は0または1の値を取ります。ここに一本の木があり、連続するn日間について、A[i]が0の場合はその日に水やりを行わず、1の場合は水やりを行うものとします。木は以下のルールに従って成長します。
- 2日連続で水やりが行われないと、木は枯れてしまいます
- i日目に水やりをすると、木は1cm成長します
- i日目と(i+1)日目に連続して水やりをした場合は、1cmの代わりに5cm成長します
- i日目に水やりをしなかった場合は、木は成長しません
最初、木の高さは1cmです。n日後の木の高さを求めてください。ただし、木が枯れてしまった場合は-1を返します。
例えば、入力がA = [0, 1, 1]の場合、出力は7になります。これは以下のように計算できます。
- 1日目:水やりなしのため成長せず、高さは1cmのまま
- 2日目:水やりをして1cm成長し、高さは2cmに
- 3日目:前日に続き水やりをしたので5cm成長し、2 + 5 = 7cmになる
解法のアプローチ
この問題を解くには、以下の手順に従います。
- 現在の高さを表す変数rを1、前日の水やり状態を表す変数yを0で初期化します
- 配列Aの各要素xを先頭から順に処理します
- rがすでに-1(木が枯れている)の場合は、以降の処理をスキップします
- xとyがどちらも非ゼロ(連続水やり)の場合は、rに5を加算します
- xのみが非ゼロの場合は、rに1を加算します
- xとyがどちらもゼロで、かつi > 0(初日以降)の場合は、2日連続無水のためrを-1に設定します
- 最後にyへxを代入し、翌日の処理に備えます
r := 1 y := 0 n := size of A for initialize i := 0, when i < n, update (increase i by 1), do: x := A[i] if r is same as -1, then: Ignore following part, skip to the next iteration if x is non-zero and y is non-zero, then: r := r + 5 otherwise when x is non-zero, then: (increase r by 1) otherwise when not x is non-zero and not y is non-zero and i > 0, then: r := -1 y := x return r
実装例
それでは、理解を深めるために実際のC++での実装を見てみましょう。
#include <bits/stdc++.h>
using namespace std;
int solve(vector<int> A){
int r = 1;
int y = 0;
int n = A.size();
for (int i = 0; i < n; ++i){
int x = A[i];
if (r == -1)
continue;
if (x && y)
r += 5;
else if (x)
++r;
else if (!x && !y && i > 0)
r = -1;
y = x;
}
return r;
}
int main(){
vector<int> A = { 0, 1, 1 };
cout << solve(A) << endl;
}入力
{ 0, 1, 1 }出力
7
まとめ
このアルゴリズムは、配列を一度だけ走査するO(n)の計算量で動作します。前日の水やり状態を記憶しておくことで、連続水やりによる5cm成長と、2日連続無水による枯死の判定を効率的に行えるのがポイントです。同様のシミュレーション問題は競技プログラミングでも頻出のため、このパターンは覚えておくと役立ちます。
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