C++
 Computer >> コンピューター >  >> プログラミング >> C++

本を読み終えるまでの日数を求めるC++プログラムの解説

n個の要素を持つ配列Aと整数tが与えられているとします。i日目にはAmalは仕事にA[i]秒を費やし、その空いた時間に本を読みます。本全体を読み終えるのに必要な時間はt秒です。ここで、本を最後まで読み終えるまでに何日かかるかを求めるのがこの問題です。

たとえば、入力がA = [86400, 86398]、t = 2である場合、出力は2になります。1日は86400秒ですが、初日は仕事で丸々埋まってしまい、読書できる時間がありません。2日目には2秒の自由時間が生まれ、そこで本を読み切ることができるためです。

解法のアプローチ

この問題は、各日の自由時間(86400秒から仕事時間を引いた秒数)を順番に読書時間tから差し引いていくことで解けます。具体的な手順は以下の通りです。

  1. 経過日数を表すカウンタcntを1で初期化します。
  2. 配列Aの各要素xについて、その日の自由時間「86400 − x」をtから引きます。
  3. tが0以下になった瞬間に、現在のcntを答えとして返します。
  4. まだ読み終わっていなければ、cntを1増やして翌日に進みます。

上記の手順を擬似コードで表すと次のようになります。

cnt := 1
n := size of A
for initialize i := 0, when i < n, update (increase i by 1), do:
    x := A[i]
    t := t - (86400 - x)
    if t <= 0, then:
        return cnt
    (increase cnt by 1)

C++による実装例

理解を深めるために、以下の実装例を見てみましょう。

#include <bits/stdc++.h>
using namespace std;
int solve(vector<int> A, int t){
    int cnt = 1;
    int n = A.size();
    for (int i = 0; i < n; i++){
        int x = A[i];
        t -= 86400 - x;
        if (t <= 0){
            return cnt;
        }
        ++cnt;
    }
}
int main(){
    vector<int> A = { 86400, 86398 };
    int t = 2;
    cout << solve(A, t) << endl;
}

入力

{ 86400, 86398 }, 2

出力

2

処理の流れ

この入力における処理の流れを確認してみましょう。

  • 1日目: 自由時間は 86400 − 86400 = 0秒。tは2のまま変わりません。
  • 2日目: 自由時間は 86400 − 86398 = 2秒。t = 2 − 2 = 0となり条件を満たすので、cnt = 2が返されます。

配列を一度走査するだけなので、計算量はO(n)と非常に効率的です。日ごとの自由時間を単純に減算していくだけで答えが得られる、シンプルながら実用的なシミュレーション問題といえます。

  1. ロボットが最終位置に到達するまでの最小ステップ数を求めるC++プログラム

    2つの座標 (x1, y1) と (x2, y2) があるとします。ロボットは現在点 (x1, y1) にいて、点 (x2, y2) へ移動したいと考えています。ロボットは1ステップごとに、周囲8方向(上下左右と斜め)の隣接するマスのいずれかに移動することができます。このとき、最終位置に到達するために必要な最小ステップ数を求めます。 例えば、入力が x1 = 3; y1 = 4; x2 = 6; y2 = 1; の場合、出力は 3 になります。その様子は以下の図の通りです。 解き方 この問題を解くには、次のステップに従います。 return max(|x2 - x1|, |y2 - y1|

  2. C++で完全二分木のノード数を効率的に数える方法

    完全二分木のノード数を数える問題 完全二分木(Complete Binary Tree)が与えられたとき、その木に含まれるノードの総数を求めるのがこの問題の目的です。例えば、次のような木があった場合、出力は 6 になります。 すべてのノードを一つずつ訪問して数えれば O(n) で解けますが、完全二分木の性質をうまく利用すると、より少ない計算量でノード数を求めることができます。 解法のアプローチ ここでは再帰的なアプローチを採用します。鍵となるのは、「ある部分木について左端の高さと右端の高さが一致しているなら、その部分木は完全な満木(パーフェクトバイナリツリー)である」という完全二分木の性質で