JavaScriptでカンマとセミコロン区切りの文字列を2次元配列に変換する方法
例えば、ユーザー情報を格納した文字列変数「users」があるとします。この文字列では、各ユーザーがセミコロン(;)で区切られ、各ユーザーの属性がカンマ(,)で区切られています。
const users = 'Bob,1234,Bob@example.com;Mark,5678,Mark@example.com';
このような文字列を受け取り、以下のような2次元配列に分割するJavaScript関数を作成することを目標とします。
const arr = [
['Bob', 1234, 'Bob@example.com'],
['Mark', 5678, 'Mark@example.com']
];解決のアプローチ
基本的な考え方はシンプルです。String.prototype.split()メソッドを2段階で使います。
- まず
split(';')で文字列をセミコロン基準に分割し、ユーザーごとの文字列の配列を取得します。 - 次に、ループ処理で各要素に対して
split(',')を適用し、属性ごとの配列に変換します。
サンプルコード
実際のコードは以下のようになります。
const users = 'Bob,1234,Bob@example.com;Mark,5678,Mark@example.com';
const splitByPunctuations = (str = '') => {
let res = [];
res = str.split(';');
for(let i = 0; i < res.length; i++){
res[i] = res[i].split(',');
};
return res;
};
console.log(splitByPunctuations(users));実行結果
コンソールには次のように出力されます。
[
[ 'Bob', '1234', 'Bob@example.com' ],
[ 'Mark', '5678', 'Mark@example.com' ]
]map()を使ったより簡潔な書き方
for文の代わりにArray.prototype.map()を組み合わせると、同じ処理を1行で表現できます。
const splitByPunctuations = (str = '') => {
return str.split(';').map(user => user.split(','));
};
console.log(splitByPunctuations(users));こちらの方が宣言的で読みやすく、モダンなJavaScriptらしい書き方と言えます。
注意点
split()の結果はすべて文字列になります。上の例では「1234」「5678」も文字列として扱われます。数値型が必要な場合はNumber()やparseInt()を使って明示的に変換してください。- データ内に余分な空白が含まれる可能性がある場合は、
trim()を組み合わせると安全です。
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