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JavaScriptでSQLクエリのように値から一致するキーを検索する方法

たとえば、次のようなオブジェクトがあるとしましょう。

const obj = {"100":"Jaipur","101":"Delhi","102":"Raipur","104":"Goa"};

この記事では、第一引数にこのようなオブジェクト、第二引数に検索語(クエリ)を受け取るJavaScript関数を作成します。関数は、渡された検索語が値に含まれるすべてのキー/値ペアを抽出して返す必要があります。ちょうどSQLのLIKE句による部分一致検索のように動作させるイメージです。

実装のアプローチはシンプルです。オブジェクトを先頭から順に走査しながら、条件に合致した要素だけを結果オブジェクトへ格納していき、最後にその結果オブジェクトを返すだけです。

実装例

コードは以下のようになります。

const obj = {
    "100": "Jaipur",
    "101": "Delhi",
    "102": "Raipur",
    "104": "Goa"
};
const findByQuery = (obj, query) => {
    const keys = Object.keys(obj);
    const res = {};
    keys.forEach(key => {
        // 大文字・小文字を区別しない検索
        if(obj[key].toLowerCase().includes(query.toLowerCase())){
            res[key] = obj[key];
        };
    });
    return res;
};
console.log(findByQuery(obj, 'Pur'));

コードのポイント

  • Object.keys(obj): オブジェクトのすべてのキーを配列として取得します。
  • forEach(): 各キーに対して順番に処理を行います。
  • toLowerCase() + includes(): 値と検索語の両方を小文字に揃えてから比較することで、大文字・小文字を区別しない柔軟な部分一致検索を実現しています。
  • 条件に合致した場合のみ、res[key] = obj[key] で結果オブジェクトにペアを追加します。

出力結果

コンソールには次のように出力されます。

{ '100': 'Jaipur', '102': 'Raipur' }

検索語 'Pur' を含む値「Jaipur」と「Raipur」に対応するキー 100102 だけが結果として取得できていることがわかります。「Delhi」「Goa」は検索語を含まないため除外されています。

別の書き方:filterを使った方法

Object.entries()filter() を組み合わせると、より簡潔に記述することもできます。

const findByQuery = (obj, query) =>
    Object.fromEntries(
        Object.entries(obj).filter(([key, value]) =>
            value.toLowerCase().includes(query.toLowerCase())
        )
    );

どちらの方法でも同じ結果が得られますので、コードの可読性やチームのコーディングスタイルに合わせて選択するとよいでしょう。

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