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JavaScriptで2つの配列の対応する要素を乗算して合計する方法

本記事では、同じ長さの2つの配列を受け取り、それぞれの対応するインデックス同士の値を掛け合わせ、その結果をすべて合計した値を返すJavaScript関数の作成方法を解説します。

やりたいこと

例えば、次のような入力配列が与えられた場合を考えてみましょう。

const arr1 = [2, 3, 4, 5];
const arr2 = [4, 3, 3, 1];

この場合、期待される出力は 34 です。計算式は以下の通り、各インデックスの値同士を掛けて足し合わせています。

(4*2 + 3*3 + 4*3 + 5*1) = 34

このような処理は、数学でいう内積(ドット積)の計算と同じ考え方であり、ベクトル演算やスコア計算など、さまざまな場面で活用できます。

実装例:forループを使う方法

まずは最もシンプルな、forループを使った実装です。

const arr1 = [2, 3, 4, 5];
const arr2 = [4, 3, 3, 1];

const produceAndAdd = (arr1 = [], arr2 = []) => {
    let sum = 0;
    for (let i = 0; i < arr1.length; i++) {
        const product = arr1[i] * arr2[i];
        sum += product;
    }
    return sum;
};

console.log(produceAndAdd(arr1, arr2));

コードのポイント

  • 引数にデフォルト値 [] を設定することで、引数が渡されなかった場合でもエラーにならないようにしています。
  • ループの中で arr1[i] * arr2[i] により同じ位置の要素同士を掛け、その都度 sum に加算していきます。
  • ループ完了後、合計値を返します。

出力結果

コンソールには以下のように表示されます。

34

別の書き方:reduce()メソッドを使う方法

より関数型的で簡潔なアプローチとしては、Array.prototype.reduce() を使う方法もあります。

const produceAndAdd = (arr1 = [], arr2 = []) =>
    arr1.reduce((sum, value, index) => sum + value * arr2[index], 0);

console.log(produceAndAdd([2, 3, 4, 5], [4, 3, 3, 1])); // 34

この書き方では、初期値 0 からスタートし、各要素ごとに「対応する要素同士の積」を累積していきます。変数宣言やループ処理が不要になり、コードが短く、意図も明確になるため、実務でもよく使われるパターンです。

まとめ

2つの配列の対応する要素を乗算して合計する処理は、内積計算の基本形です。可読性を重視して段階的に処理を追いたい場合はforループ、簡潔さを重視する場合は reduce() を使うとよいでしょう。どちらの方法でも同じ結果が得られるので、プロジェクトのコーディング規約やチームのスタイルに合わせて使い分けるのがおすすめです。

  1. JavaScriptで2つの配列を乗算する方法|forループとmap()の実装例

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