【JavaScript】配列内の重複する名前の出現回数を数える方法(reduceを活用)
JavaScriptでオブジェクトの配列を扱う際、特定の値が何回出現するかを集計したい場面はよくあります。本記事では、配列内に繰り返し現れる名前の出現回数を、reduce()メソッドを使って効率的にカウントする方法を解説します。
サンプルデータの準備
まず、次のような学生情報の配列を例に考えてみましょう。
var details = [
{
studentName: "John",
studentAge: 23
},
{
studentName: "David",
studentAge: 24
},
{
studentName: "John",
studentAge: 21
},
{
studentName: "John",
studentAge: 25
},
{
studentName: "Bob",
studentAge: 22
},
{
studentName: "David",
studentAge: 20
}
]
この配列には「John」が3回、「David」が2回、「Bob」が1回登場しています。目標は、これらの出現回数を次のように集計することです。
John: 3 David: 2 Bob: 1
reduce()を使ったカウント方法
このような集計処理には、reduce()メソッドが最適です。reduce()は配列の各要素を順番に処理しながら、1つの結果(この場合は集計用オブジェクト)を組み立てていくことができます。
処理の流れは以下のとおりです。
- 初期値として空のオブジェクト
{}を用意する - 各要素から
studentNameを取り出し、その名前がまだキーとして存在しない場合は、出現回数1で新しいエントリを作成する - すでに存在する場合は、
occurrencesプロパティを1つずつ増加させる - 最後に
Object.values()で、キーを取り除いた結果の配列を取得する
コード例
実際のコードは次のとおりです。
var details = [
{
studentName: "John",
studentAge: 23
},
{
studentName: "David",
studentAge: 24
},
{
studentName: "John",
studentAge: 21
},
{
studentName: "John",
studentAge: 25
},
{
studentName: "Bob",
studentAge: 22
},
{
studentName: "David",
studentAge: 20
}
]
var output = Object.values(details.reduce((obj, { studentName }) => {
if (obj[studentName] === undefined)
obj[studentName] = { studentName: studentName, occurrences: 1 };
else
obj[studentName].occurrences++;
return obj;
}, {}));
console.log(output);
ここでのポイントは、コールバック関数の第2引数で分割代入{ studentName }を使っている点です。これにより、各オブジェクトから名前だけを簡潔に取り出せます。
プログラムの実行方法
Node.jsで上記のプログラムを実行するには、次のコマンドを使用します。
node fileName.js
ここでは、ファイル名をdemo282.jsとして保存しています。実行すると、コンソールに以下の出力が表示されます。
PS C:\Users\Amit\javascript-code> node demo282.js
[
{ studentName: 'John', occurrences: 3 },
{ studentName: 'David', occurrences: 2 },
{ studentName: 'Bob', occurrences: 1 }
]
まとめ
reduce()とObject.values()を組み合わせることで、配列内の重複データをシンプルなコードで集計できます。この手法は名前のカウントに限らず、カテゴリ別の集計やログデータの分析など、さまざまな場面で応用できる汎用的なテクニックです。ぜひ実際の開発でも活用してみてください。
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