【JavaScript】2つの文字列の類似性を判定するマッチング関数の実装方法
はじめに
本記事では、2つの文字列と数値 n を引数として受け取り、両者の文字構成の類似性を判定するJavaScript関数の実装方法を解説します。
具体的には、以下のような仕様を持つ関数 deviationMatching を作成します。
- 2つの文字列に含まれる文字が完全に一致していれば(順序は問わない)true を返す
- 異なる文字があっても、その数が n 個以下であれば true を返す
- 異なる文字が n 個を超える場合は false を返す
コード例
実際の実装コードを見てみましょう。
const str = 'some random text';
const str2 = 'some r@ndom text';
const deviationMatching = (first, second, num) => {
let count = 0;
for (let i = 0; i < first.length; i++) {
// 1文字目から順に、相手側の文字列に含まれているかを確認
if (!second.includes(first[i])) {
count++;
}
// 許容範囲(num)を超えた時点で即座に false を返して処理を打ち切り
if (count > num) {
return false;
}
}
return true;
};
console.log(deviationMatching(str, str2, 1));出力結果
上記のコードをコンソールで実行すると、次のように出力されます。
true
処理の流れを解説
この関数の動作を、サンプルコードに沿って順を追って説明します。
- 初期化: 異なる文字の個数をカウントする変数
countを 0 で初期化します。 - ループによる照合: 第1引数の文字列
str(「some random text」)を先頭から1文字ずつ取り出し、その文字が第2引数の文字列str2(「some r@ndom text」)に含まれているかどうかをincludes()メソッドで確認します。 - 差分のカウント: 含まれていない文字(この例では「a」)が見つかるたびに
countをインクリメントします。 - 早期リターン:
countが許容値num(ここでは 1)を超えた時点で、直ちにfalseを返します。これにより、不要なループ処理を省き、パフォーマンスを向上させています。 - 最終判定: ループが最後まで完了し、差分が許容範囲内であれば
trueを返します。
今回の例では、「some random text」と「some r@ndom text」の間で一致しない文字は「a」の1文字だけなので、許容値 1 以内に収まり、結果として true が出力されます。
まとめ
このように、シンプルなループ処理と includes() メソッドを組み合わせることで、文字列同士の類似性を効率的に判定できるマッチング関数を実装できます。誤字やタイポの検出、入力値の曖昧なバリデーションなど、さまざまな場面で応用可能です。
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