HTML5のタグとは?SVG放射状グラデーションの使い方を解説
HTML5の<radialGradient>タグとは
<radialGradient>タグは、SVG(Scalable Vector Graphics)において放射状グラデーションを定義するための要素です。中心点から外側へ向かって色が滑らかに変化する円形・楕円形のグラデーションを作成でき、Chrome、Firefox、Safari、Edgeなどのモダンブラウザすべてでサポートされています。
このタグ自体は単独では表示されず、<defs>要素内で定義したうえで、図形のfill属性などから参照して使用します。
基本的な使い方とサンプルコード
以下は、HTML5でSVGを利用したサンプルです。<ellipse>タグで楕円形を描画し、<radialGradient>タグで定義した放射状グラデーションを塗りつぶしとして適用しています。
なお、直線方向に色が変化するグラデーションを作成したい場合は、同じ要領で<linearGradient>タグを使用します。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<style>
#svgelem{
position: relative;
left: 50%;
-webkit-transform: translateX(-40%);
-ms-transform: translateX(-40%);
transform: translateX(-40%);
}
</style>
<title>SVG</title>
<meta charset="utf-8" />
</head>
<body>
<h2 align="center">HTML5 SVG Gradient Ellipse</h2>
<svg id="svgelem" height="200" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg">
<defs>
<radialGradient id="gradient" cx="50%" cy="50%" r="50%" fx="50%" fy="50%">
<stop offset="0%" style="stop-color:rgb(200,200,200); stop-opacity:0"/>
<stop offset="100%" style="stop-color:rgb(0,0,255); stop-opacity:1"/>
</radialGradient>
</defs>
<ellipse cx="100" cy="50" rx="100" ry="50" style="fill:url(#gradient)" />
</svg>
</body>
</html>
コードのポイント解説
- <defs>要素: グラデーションなどの再利用可能な定義は<defs>内に記述します。ここに置かれた要素は直接画面には表示されません。
- cx / cy / r属性: グラデーションの中心座標(cx、cy)と半径(r)を指定します。上の例ではいずれも50%に設定しています。
- fx / fy属性: グラデーションの焦点位置を指定します。中心からずらすことで、光の当たり方のような立体感のある表現も可能です。
- <stop>要素: offset属性でグラデーションの位置(0%=中心、100%=外周)を指定し、stop-colorで色、stop-opacityで不透明度を定義します。この例では中央が透明、外周が青になるグラデーションになっています。
- fill属性: style="fill:url(#gradient)" のように、定義したグラデーションのIDをURL参照で指定することで、楕円にグラデーションが適用されます。
まとめ
<radialGradient>タグを使えば、HTML5のSVGだけで画像ファイルに頼らず美しい放射状グラデーションを実現できます。ボタンやアイコン、背景装飾など、軽量で拡張性の高いビジュアル表現にぜひ活用してみてください。
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