Internet ExplorerでaddEventListenerが「オブジェクトはこのプロパティまたはメソッドをサポートしていません」エラーになる原因と解決方法
JavaScriptでイベント処理を行う際、Internet Explorer(特にIE8以前の旧バージョン)では addEventListener がサポートされておらず、「オブジェクトはこのプロパティまたはメソッドをサポートしていません(Object doesn't support this property or method)」というエラーが発生することがあります。
これは、addEventListener がIE9以降で標準採用されたメソッドであるためです。この問題を解決するには、以下の2つの方法があります。
方法1:互換モードの設定を追加する
HTMLの <head> 内に X-UA-Compatible メタタグを追加し、IEに最新のレンダリングエンジンを使用するよう指示します。これにより、IEが古い互換モードで動作するのを防げます。
<html>
<head>
<meta http-equiv="X-UA-Compatible" content="IE=edge;" />
</head>
<body>
...
</body>
</html>
方法2:attachEventを使い分ける
IE8以前をサポートする必要がある場合は、旧IE独自の attachEvent メソッドを利用します。機能の有無を判定する条件分岐を組み合わせることで、ブラウザに応じた適切なメソッドを呼び出せます。
if (ev.addEventListener) {
// 標準準拠ブラウザ(IE9以降を含む)
ev.addEventListener('click', myText, false);
}
else if (ev.attachEvent) {
// IE8以前
ev.attachEvent('onclick', myText);
}
補足ポイント
addEventListenerではイベント名に「click」のようにonを付けませんが、attachEventでは「onclick」のようにonを付ける点に注意してください。- 現在ではIE自体がサポート終了しているため、新規開発でIE8以前への対応が必要になることはまれです。ただし、レガシーシステムの保守では依然として役立つ知識です。
- より汎用的な対応としては、jQueryなどのライブラリを使うと、ブラウザ間の差異を意識せずにイベントを登録できます。
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