JavaScriptのコードにHTMLコメントを書く必要はある?現代における正しい記述方法
結論:HTMLコメントは不要です
JavaScriptのコードブロック内にHTMLコメント(<!-- -->)を記述する必要はありません。これは1990年代に使われていた過去の慣習であり、当時のようなコメントでコードを隠すことを求めていたブラウザは、現在では存在しません。
なぜかつてHTMLコメントが使われていたのか
1990年代後半には、<script>タグを認識できないブラウザ(Netscape Navigator 1.0やMosaicなど)がまだ存在していました。こうしたブラウザはスクリプトコードをそのままページ上のテキストとして表示してしまうため、開発者は次のようにコードをHTMLコメントで囲んで隠すのが一般的でした。
<script type="text/javascript"> <!-- // ここにJavaScriptコードを記述 //--> </script>
しかし、現在すべての主要ブラウザはJavaScriptを正しく解釈できるため、この手法は完全に時代遅れとなっています。むしろ不要なコードが増え、可読性を下げるだけなので、今日の開発では書くべきではありません。
XHTML文書ではCDATAセクションを使う
XMLやXHTMLとして扱われる文書では、代わりにCDATAセクションを使用する方法があります。CDATAセクション内では、< や & などの特殊文字がXMLパーサーによって解釈されなくなります。
<script charset="utf-8"> /* <![CDATA[ */ // ここにJavaScriptコードを記述 /* ]]> */ </script>
このように /* */ というJavaScriptのコメントでCDATAの開始・終了タグを囲むことで、HTMLとして解析する場合にもXHTML(XML)として解析する場合にも対応できます。
まとめ
- HTML5が標準の現在、
<script>内にHTMLコメントを書く必要はまったくありません。 - CDATAセクションも、XHTMLをXMLとして配信する特殊なケース以外ではほぼ不要です。
- シンプルに
<script>タグの中へ直接JavaScriptコードを書けば問題ありません。
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